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変遷

 今日は本業の総会が函館であります。

本来はGW明けに行われる総会が私の都合でGW前の開催となりました。

沢山の役職を辞しましたが、この職だけが残っています。早く後進に道を譲りたいのですが、古い業界のため同じような年齢の方ばかりでなかなか思うようにはいきません。

プロパン業界の背景はますます厳しさを増すばかりで、現在、液化石油省令等の改正で料金の透明化をはかり、ガスの小売営業における取引適正化がすすめられようとしています。

近年、不当な営業でお客様を獲得し、その不当分を料金に転嫁させている業者がはびこっている現実にメスが入ります。

当たり前のことですが、「タダ」「提供」などには訳があります。

勧誘されるお客様も熟慮が必要と思います。

 

 

 

 50数年の歴史を刻んだプロパン業界ですので、真剣な改革が必要です。

個人で続けるのは困難な業界になってきている状態は、同じ卸元の業者が一つ纏まるとか、協同組合的な組織にするとかを考えていかなければ、将来生き延びてゆくことは不可能に近いと考えます。

昔は、地域に根差し、社会一般の福祉の増進に寄与する業界でしたが、現在は災害時に役の立つくらいの認識しか持たれていません。業界一丸となって、この業界を発展させていかなければならないのに、同業者同士の商業道徳のかけらもない奪い合いが盛んにおこなわれている業界です。

また、追い打ちをかけるように他のエネルギーへの転化が進んでいます。 

都市ガスに比べ、カロリー数は約5倍を持つ性質を理解させたり、災害時に強いことを強調したりしながら業界を維持していかなければなりません。

プロパンガスは何故高圧なのか?それは燃焼時に大量の空気(酸素)が必要だからです。

化学式が証明してくれています。C3H8+502→3C02+4H20で完全燃焼します。

従って、高圧にしてノズルからガスが出るとき一緒に空気を引っ張って燃焼させなければいけません。

「サファイアの炎」がこれからもお客様に愛されることを願ってはいますが、業界としての課題は山積しています。

 

 

 

 

 変遷は世の中の当たり前の現象です。

何もプロパン業界だけが変遷しているわけではありません。

沢山の業界・業態が変遷をしながら進歩し、改革をしながら現在を生き延びています。

時に流れとともに移り変わるのが世の常なのですから、人間は常に緊張感を持ちながら生活していかなければなりません。

 

 

 

 全く話は変わりますが、明日は京都競馬場で「天皇賞」が行われます。

二頭、強い馬がおりますが、私は競馬の時の流れを見てきた「高齢場」に期待します。

 

 

 

 

| karyuhokki | 日記 | - | - |
繁多

 北海道に帰って少しはのんびりしようという思惑の見当が外れ、毎日が大忙しです。

山積してた事務仕事も予想より多く、時間がかかっています。

また、ゴールデンウイークのイベントも三つも重なり、地元組は大変です。

私と、常務は北海道展で東京へ出立します。北海道弁で「わや」の状態です。

 

 

 

 三月、NHK「小さな旅」で放送されてから、少し騒がしくなっています。

再放送・再々放送のお陰です。その反響も身の丈の反響ですので助かりますが、いつもの段取りと異なるために慌てることとなります。

催事も、「あと一品」のために準備すものも多く、出荷してくれる担当も大変です。

全てに於いて、全ての人間が繁多な状況です。

繁多なことは商売やっている以上喜ばしいことと認識はしますが、「度」を超すと各所に歪が出てきます。

それらの是正も重要な仕事です。

本当に催事に出ていた方が楽なのかもわかりません。

 

 

 

 

 様々なことで繁多な状況ではありますが、当社の人間は揃って繁多が好きです。

有り難いことと思っています。逆に、だからこそ毎日毎日たくさんの製造ができるのです。

しかし、今年は催事を減らした影響で、しゅうまい製造の方は追われることなく推移しているみたいです。

しかし、「あと一品」のお陰で担当する女房が火を噴いています。

誠に申し訳なく持ってはいますが、頑張ってもらうより仕方ありません。

求められて繁多になることは良いことと認識します。

 

 

 

 春の第三ステージのために、2日に私と娘婿が出立し、14日に二人の従業員も出立です。

それぞれの地で、御用繁多になることを期待しています。

 

 

 

 

 

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郷土

 一仕事が終わったのだからゆっくり寝ていればいいと思うのですが、いつも通り目が覚めてしまいます。

貧乏性は治りません。

 

 

 昨日、越後の郷土料理を堪能しました。

郷土料理とは、地域に根付いた産物を使い、地域独特の調理法で作られ、地域で広く伝承されているその地域固有の料理を言います。

ここ越後の代表作は、個人的にではありますが「のっぺ汁」と思います。

名前の由来は、主役である里芋に含まれるムチンのヌルヌルした性質から「ぬっぺり」→「のっぺり」→「のっぺ」になったと言われてますが、定かではないらしいです。「里芋」「人参」「蓮根」「こんにゃく」「椎茸」「蒲鉾」「鮭」などが主流で他に、「ごぼう」「貝柱」「イクラ」「鶏肉」なども入れたりします。

 

 

 

 

 ただ、お店によって「味」がそれぞれ違いますので、自分の好みのお店を見つけることが大事です。

私のお邪魔するお店は、私の口によく合いますので越後に来たら必ず行きます。昨日も、「のっぺ」「納豆入り栃尾揚げ」をつまみに、やわらぎを飲みながら端麗辛口の清酒を堪能しました。

五種類ほどの清酒を飲みましたが、一番口に合ったのが「朝日山」純米吟醸で、二番目が「鶴齢」三番目が「千代の光」でした。

越後は、料理を引き立たせるのが清酒なのか、清酒を引き立たせるのが料理なのかが分からなくなるほど、どちらも大変おいしい土地です。

 

 

 

 催事で全国行脚をしていると、それぞれの地の郷土料理が堪能できます。観光はなかなか適いませんが、料理は堪能できます。

私の経験から大分は「だんご汁」「地鶏飯」佐世保は「トルコライス」広島は「広島お好み焼き」「煮ごめ」名古屋は「鰻のひつまぶし」「きしめん」宮城は「牡蠣汁」「ずんだ餅」などがあります。

近年、地域おこしのためや宣伝の為に作られた「ご当地グルメ」などや、特定の企業が提供する料理や土産品は郷土料理とは異なるもです、

 

 

 

 我が北海道も誇れる郷土料理があります。代表格は「石狩鍋」や「鮭のちゃんちゃん焼」などです。

郷土料理の定義からすると、ジンギスカンなどは郷土料理と言えないようです。

しかし、広い意味からその土地その土地で人々に愛され親しまれている料理は、郷土料理と言っても過言ではないような気もします。

 

 

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綱紀 

 越後の現場はまだまだ続きますが、私の任務は今日までです。

入れ替えのため、五時閉場でした。

我々惣菜業者は、五時からひと働き出来る業種ですので、五時閉場はとても辛いものがあります。

関係ない方々は、早く終わるのが楽しみでしょうが、職種によっては全く違う現実が存在します。

 

 

 

 よく、自治体で使われる言葉に「綱紀の粛正」という言葉があります。

組織が物事を保つための規則や規律を言います。

それなりに、それぞれの企業では社則を定め、間違いのない様にしてはいるものの、肝心なことが抜けてることが多々あります。

催事における、「身なり」「服装」「髪型」などが、百貨店に相応しくない様相を呈している現実に、百貨店側は綱紀の粛正を図るべきです。

今風、だから認められるものではありません。

古い体質で、今の若い人には理解できないことかも分かりませんが、とても重要なこととまだ思っています。

普通の姿での販売の方が、断然違うと思うのは年齢を重ねたせいでしょうか?!

 

 

 

 

 職種によっても違いはあれども、金髪やGパンは馴染みませんし、ピアスも指輪もそうと思います。

私は、最も古い人間ですので腕に縁起物のを巻くものさえも肯定はしません。

仕事中、何故しなければならないのかが理解できない一人です。

実演業務をしながら、腕時計をする・指輪をする・腕に縁起物をまくなど、私にとっては許せないことばかりですが、それを良しとし、それで運営されている現実に首を傾げたくなります。

何故?もっともっと物言える立場でなければなりませんし、その立場にある筈です!

 

 

 

 出店する方も、百貨店側も「綱紀の粛正」がもとめられているように感じます。

お客様は馬鹿でありせん!

是々非々別に、それぞれ定められたスタイルが存在します。

キリスト教の衣装を着て、仏教のお経を唱えることはありません!

同じことが言えると思いますが、まずは身なりからの是正が求められます。

 

 

 

 ただ一つ、懸念されることはいつから百貨店の皆さんは服装に関して目をつぶるようになったのかが分かりません。

深い訳があるのなら、是正は早い方が良いと思います。

 

 

 

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経年

  越後の現場もあと一日となり。、明日は入れ替えのため5時閉場です。

私は一週間ですが、殆どの方が17日間というロングランです。後期も沢山のお客さまが入ってくれて会場を盛り上げてくれればと思ってます。

ゴールデンウィークですので、それないりの集客はあると思いますので、頑張ってほしいと思います。

 

 

 

 明後日、一旦北海道に帰ります。プロパン会の総会のための帰北です。

沢山の役職を辞しましたが、この職だけはまだ残っています。

「日通プロパン」を販売させていただいて半世紀が過ぎました。

近年、電力会社の攻勢や同業者同士の取り合い、エネルギーの変遷などプロパンガス業界を取り巻く環境はどんどん厳しくなっているのが実情です。

30歳で契約していただいたお客様は、今や80才を超える年齢になっています。

死亡による自然消滅の割合がどんどん増加してきています。

こればかりはどうしようもありません。

数字を拾ってみれば、圧倒的に自然消滅が主です。

 

 

 

 それに代わるあ新たな顧客の獲得はなかなか難しいものがありますが、成し得なければ更なる衰退が待っています、

経年変化という言葉がありますが、年月が経つうちに様々な変化が現れます。

何も、プロパン業界のみに通用する言葉ではありません。

北海道物産展においても見当たる現象です。

 

 

 

 人間ばかりが年を取るわけではありません。

あらゆる製品は、年月が経過すにしたがって品質や性能が低下します。

人間も色々なことに老化現象が現れます。

経年変化=老化現象です!それを見せない!とても大事なことと認識します。

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旧友

 越後の現場も四日間が過ぎ、あと三日です。

私は、一週で終わりですが、他の業者の殆どが17日間と言うロングランです。

 

 

 昨日、高校時代の同級生がいつものように訪ねてくれ、私の仕事が終わってから旧交を温めました。

知り合って約半世紀が過ぎても、語ることは昔のことが殆どで、近況の報告より多いのが現実です。

ここ越後の地は、その彼の結婚式で千葉の同級生と出席した地です。

現在、千葉の同級生は脳梗塞を患い家から出れない状況です。

千葉の同級生と東京から特急「とき」に乗車し、上野から新潟まで日本酒を飲み、新潟に着いたときは二人ともふらふらでしたが、結婚式では挨拶をしなければならなく、気を引き締めたことを思い出します。

結婚式が終わってから、わざわざ忙しいのに私どものところへ嫁さんと来てくれ四人で楽しく飲み、帰りは新潟駅まで二人で見送りに来てくれ、当時の銘酒「越乃寒梅」をお土産に持ってきてくれました。

土産の「越乃寒梅」も、特急「とき」の中で飲んでしまい、上野に着いたときの二人はまたまたふらふらでした。

思うに、後にも先にも日本酒を一番飲んだのがこの時です。

 

 

 

 

 その彼も、早くに奥さんを病気で亡くし、男手一人で子供たちを一人前にした立派な人間です。

そんな意味からも私は彼のことを尊敬しています。

なかなかできることではありません。そんな彼と一緒できる幸せは、催事と言う仕事があるからです。

考えてみれば、新潟の親友は早くに奥さんを亡くし、千葉の親友は脳梗塞。私は色々な薬とサプリを飲みながらも何とか健康で

家族にも恵まれ幸せな人生を送らせていただいています。

とても、有難いことです。

 

 

 

 

 あと三日間頑張れば、孫の居る北海道へ帰れます。

来月二日の出立までプロパン会の総会やら、仕事の準備やらで帰ったら帰ったで忙しいのが待っています。

毎日の催事仕事に閉口することもありますが、このように旧友と会える楽しみもあります。

仕事だと!認識を新たにしながら続けていくより仕方ありません。

しかし、年齢を重ねてくるに従って普通の生活に憧れを持つようになります。

分かってはいますが、「盾」と「矛」がいまだに私の中で戦っています。

 

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天気

 とても強い風が吹き荒れた越後です。昨日から引き続きの暴風に満開の桜も一網打尽の状態です。

花の命はとても短いのが現実ですが、それに追い打ちを掛ける自然の現象に腹が立ちます。

今日、仕事が終わってから少しは考えろと、空に向かって言い放ちました。(時々、色々なことを大きな声で言い放つ癖があります)

本当に意地くそ悪い天候です。

 

 

 

 私が離れた陸奥の国も、今日は暴風雨だったらしく後任からラインが入っていました。

どんなに頑張ってもお客様がいなければどうしようもありません。

魚の居ない所に釣り糸を垂れても魚は釣れません。全く同じようなことが起こるのも催事です。

天候だけはどうしようもありませんが、これだけは神に祈るしかありません。

しかし、日常神様を大事にしているのなら問題ありませんが、日頃何にも神様にしていない人間が、困ったときだけ神様に祈るのは本末転倒です。

苦しい時の神頼みは、日常神様を尊び、崇拝している人のみに許される行為かもわかりません。

軽々しく言ってはいけないのかもと考えます。

 

 

 

 

 越後の国は、ある意味初日と言うことでしたので、暴風の影響も陸奥の国より少なかったのかもわかりません。

明日の朝礼がその現実を露わにします。

環境がどうであれ、いまだにトップの目線は数字です。

極端なことですが、台風であろうが、地震であろうが割引は存在しません。

その地位にある人も、同じような環境を潜り抜けて現在の地位にいます。

何故、その地位に着くとその頃のことを忘れてしまうのかが不思議です。

天井知らずの数字なんてありえません!それを求めること自体に無理があります。

「無理させて無理をするなと無理を言う」一昔前のサラリーマン川柳の金賞作です。

 

 

 

 天候は仕方ありません!

明日からの天候回復に願いを込めて、仕事に邁進しましょう!

目的は一つ、良い成績です!

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米所

 陸奥の国から新幹線を乗り継ぎ、越後の国へ入りました。

越後湯沢・長岡・燕三条と停車し、新潟に到着です。

越後湯沢から、長い長いトンネルを出ると、豊かな田園地帯が広がり、燕三条あたりに来ると見事なまでの田んぼ風景です。

この地で、特産米「こしひかり」が作られているんだなあと思うと、どこかに感慨深い感情が湧きでます。

当地、北斗市も「ふっくりんこ米」という特A米の冠をいただいたお米がありますが、なんといっても全国的な知名度は及びません。

 

 

 

 明日からまた、「ふっくりんこ米」を使用した「ふっくら卵の帆立カレー弁当」の販売をさせていただきます。

他の地域ではこと「お米」の旨さを強調しながら販売してきましたが、新潟では控えめに帆立カレーの旨さを前面に出しながら販売したいと思っています。

地元になかなかいれない私です。商工会青年部時代や、商店会会長時代、また、教育委員時代など地元には大変お世話になりながら活動させていただきました。少しでも、このような形で地元へ恩返しが出来たらと思います。

 

 

 

 米所に共通するのは「日本酒」が美味しいということです。

勿論、米ばかりではなく「水」も大切です。

陸奥の国も美味しい日本酒が沢山ありますし、ここ越後は言ううまでもありません!。

淡麗で辛口!これが越後のお酒と思っています。

伏見・灘・広島などもとても美味しい日本酒が存在します。

個人的には、岐阜や三重の日本酒も捨てがたいものありますし、静岡もです。

 

 

 

 あくまでも、嗜好品です。ここが旨いと決めつけるわけにはいきません!

その人、その人の口は千差万別です。それぞれ個人が旨いと!思ったところのお酒が一番です。

しかし、「米所」の日本酒は格別なような気がします。

今日は搬入日です。早くホテルに帰れる日でもあります。

デパ地下からつまみと、お酒を買い込み、ホテルの風呂で長風呂をし、キチット冷えた缶ビールを飲みこみ、淡麗辛口の日本酒を喉に流した時の至高のひと時に幸せを感じ、さらに酒を進めながら明日を見つめ、早めに床に入れる搬入日の幸せを味わって就寝です。

 

 

 

 

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変化

 陸奥の国の催事を、娘婿に引き継ぎ明日、越後の国へ出立です。

良い成績でバトンを渡すことが出来ず、納得いかない面もありますが、娘婿に期待して後にします。

 

 

 

 北海道物産展が大きく取り上げられるようになって、早20数年以上のの歳月を重ねると思います。

何かしらの変化はあれど、基本的にはあまり変わり映えしないと思います。

製品の変化を求めても、なかなか難しい面もありますし、環境の変化を求めても同じようなものです。

しかし、百貨店は常に変化を求めます。

個人的には、屈折した変化は全く滑稽と思う一人です。

それよりも、毎度同じものでも品質の向上した物、価格が北海道で売られている価格に近いものを商う方がよっぽ良いと考えます。

 

 

 

 世の中、変化を求めます。

しかし、こと「食」は保守的であって変化を好みません。

最後は昔からの物に落ち着くのが「食」と思います。

一過性の物の廃れの速さを十二分に理解していると思いますが、変化を望みます。

 

 

 

 変化を望まれてデビューした商品で生き残っているのはほんの数パーセントです。

「食」で生きていくということは、どんな商売でも同じこととは思いますが、一番難しい業種かも分かりません。

創作料理が継続して栄えたのを知りません。

基本に忠実にして創作料理を送り出しても、いまだに料理は「保守的」です!

歴史が証明しています。

 

 

 

 どんな世界でも「変化」を成し遂げるということは困難なことです。

 

 

 

 

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様子

 外から見て分かる物事の有様、そして、状態や状況。

身なり、なり振り、態度、素振り、物事の起きそうな気配などを総称して「様子」と言うと思います。

今の、陸奥の国の催事にそっくり当てはまることが多すぎるような感じを持っています。

様々な要因が推測できますが、ここで私の意見を書くことは遠慮させていただきます。

しかし、どう見てもいつもと「様子」が違います。

 

 

 

 どこの世界にも、新年度の人事異動はつきものです。

新しい職場に慣れ親しむまでは、それなりの時間と能力が必要です。

時間があっても、能力のないものは淘汰されますし、どんな能力を持っていようが職場に慣れれなければなんの意味も持ちません。

ある意味、全てが機能しなければなりませんが、そんなにうまく行く人事は稀です。

所謂、様子に翻弄されてしまいます。時間が解決してくれることが多いのは事実ですが、最近の若者はそこで病んでしまうことも大なり小なりみたいです。

 

 

 

 一緒に催事を築き上げていくという姿勢は、これからの北海道展においてとても重要な要素となるような気がします。

勿論、沢山?色々な方との接触で様子が違ってきているのかも分かりませんが、総体を見ることも大事です。

こと、様子を見るということは何事にも通じるような気がします。

冷凍品を、保冷袋も保冷剤も入れない状態で渡す現実を見れば、ちっとも様子を見ていないのが歴然と分かります。

関係者は、様々な様子に気を配る必要性をもっともっと気を使う努力をするべきです。

 

 

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引退

 陸奥の国の現場も二日間が終了しました。

沢山の人が訪れてくれて、なかなかですが、私の場所はちょっと外れてまして、厳しい場所です。

しかし、それでも探してきてくれるお客様も沢山いらっしゃいます。今日は、古川から新幹線を使いわざわざ買い物に来てくれたお客様がいらっしゃいました。

昨年食べたのが美味しく、買いに来てくれたとのこと、涙が出るほど嬉しかったです。

 

 

 

 

 毎年、一週目の土曜日には山形から買い物来てくれるお客様がいらっしゃいます。

また、福島からも来てくれます。

明日は、来てくれるかどうかは分かりませんが、ある意味楽しみです。

 

 

 

 スケートの浅田真央さんが引退しました。

とても美しく、一世を風靡した演技に常に見とれていたのを思い出します。

単純に思うことですが、ジャンプの回転が多くなければならないのでしょうか?普通にジャンプしていれば転ぶこともないような気がします。何回転もジャンプしたからと言って、普通のジャンプを何回もしていた方が美しいと思うのですが!

素人の考え方ですが、とにかく長い間スケート界に君臨し、リードしてきた実績は偉大です。

ご苦労様でした!これからの人生を楽しく生きていってほしいと願います。

 

 

 

 人間、いつかは引退しなければなりません。

一番先に引退を促す事実は年齢です。なにもスポーツの世界のみに限りません。

ただ、早いか遅いかの違いだけであって、引退は避けれない事実です。

私も、今年で66才になります。

還暦のころから引退の時期を模索はしていましたが、なかなか判断に躊躇していました。

しかし、最近催事等で遠征すると何かしら漠然と考えることが多くなってきました。

自分で分かっているのですが、決断ができずに今日に至っています。

 

 

 

 身近に迫った私の引退は、店を畳むか続けるかの二つです。

今現在、双方を自分の心で秤にかけながら、現在の生活を続けています。

 

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吉報

 夜半から雨になる予報の北斗市ですが、すでに空は今にも泣きそうです。

当社、第二ステージのため明日、陸奥の国へ向け出立です。

五日間の滞在でしたが、あっという間に過ぎ、まだ寝足りないような気がします。

毎日、9時就寝6時起床の生活でしたが、疲労が睡眠時間を上回っているようです。 昨日は、主治医の所へ行き様々な検査や診察を受け、数値が安定しているのに安堵しました。

なんといっても健康が第一です。 

 

 

 

 今日、ある百貨店さんからオファーが届きました。まさに吉報です。

急なことではありますが、あの手この手を使いなんとか出店できる運びとなりました。

一度決まっスケジュールに手を加えると、沢山の箇所の手直しが必要です。しかし、オファーが来る幸せはその仕事を凌駕します。

今回は、材料の提示があり、それを使っての製品づくりが必要な催事です。

22種類目のしゅうまい作りが始まります。提示作物を見て、一発でこれでいこうと決めました。

絶対に美味しいものに仕上げます。

 

 

 

 

 久し振りの出店のため胸が高鳴ります!

併せて、あと一品のお弁当もやりたいと考えています。

明日からの陸奥の現場で腕をあげ、お客様から「美味しい!」という吉報が届いたら幸せです。

陸奥の国は13日間ですが、私は五日間で越後の国へ移動します。

越後で一週間仕事をしたらまた、北海道に戻り22種類目のしゅうまい作りを行います。

 

 

 

 

 こうしてブログを更新している最中にまた、吉報が届きました。

仕事の薄い夏場に三週間のキャラバン催事のお誘いです。

暑いのが好きな私です。喜んで参加させていただきます。

また、家にいる時間が少なくなりますが、動けるうちは性格上仕方ありません。

 

 

 

 

 吉報はいくつ来ても嬉しいものですが、わがままを言えば、出来れば空いている日程に来てくれると嬉しいです。

 

 

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筆舌

 今年も北見枝幸の取引先で、友人の専務から流氷明けの毛蟹が届きました。

浜茹でし、すぐ送ってくれた毛蟹の美味さは筆舌に尽くしがたい旨さです。

私のちょっとの帰還に合わせて送ってくれる配慮にも感謝です。

 

 

 

 尾張にいるとき、同じく枝幸の友人がホテルに流氷明けの毛蟹を送ってくっれました。それも、きちんと食べやすい様に

剥いて、ホタテ飯と昆布巻と一緒にでした。涙が出るほどうれしく、これまた筆舌に尽くしがたい味でした。

物事の程度に見当がつけれなかったり、言葉で表現することが難しいことが続くと、本当に幸せだな!と思います。

人間、美味い物を食すると二手に分かれます。一つは無口になることであり、もう一つは笑顔になることです。

毛蟹はどちらかと言えば無口になる方だと思います。

皆さん、ひたすら無口でカニの身を口に運びます。

 

 

 

 

 催事で当社のしゅうまいの試食をお出しすると、笑顔の方が多い様な気がします。

ただ肉しゅうまいに具をトッピングしている商品ではありません。上の具材が調味料で、出汁も身も餡に混ぜ込みます。

究極は、沢山お客様に筆舌に尽くしがたい美味しさと言われるような商品の製造が目標です。

儲ける努力より、美味しいものを作る努力は会社の理念として揺るぎません!

沢山の方々に納得してもらえるように頑張ります。

 

 

 

 文章や言葉で表現できない「しゅうまい」を求めて邁進します。

 

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取材

 肌寒い北斗市です。

三寒四温を地でいく天候に、先人の偉大さを感じます。

 

 

 

 今日は、「HO」という地元の雑誌の取材を受けました。

この仕事をさせていただいて12年間の間に、両手では数えきれない取材を受けさせていただきました。

とても、有難いことです。

また、先月26日の日曜日はNHK「小さな旅」という番組で当社の「ホッキしゅうまい」が全国放送されました。

尾張での催事で接客中、沢山の友人から電話をいただきました。その一週間後、再放送があったらしくお客様が「これテレビに映っていたよ」と教えていただきました。

今日また、再々放送がありました。基本的に、新幹線が開通して一年が経過した北斗市を取材し全国放送したものです。

テレビで見るわが町は、改めて美しい街だと感じましたし、小さいころから見慣れた風景もテレビに映ると別なものに見えたり、美しさに感動したりでした。

催事と言う手段で、更なるPRに努めます。

 

 

 

 

 取材された商品が紹介されたり、テレビで放映されたりすると、電話やメールがやってきます。

これまた、有難いことです。

生意気言ってしまいますが、私は多くの注文を良しとしません。それなりで十分です。

例えば、百貨店さんにおいてもとんでもない売り上げをあげさせてくれる百貨店さんを持つということは、ある意味幸せなことだとは思いますが、私はあまり好みません。ほどほどで十分です。

「盛者必滅」は盛大に栄えている者も、ついには必ず衰えることを意味します。栄枯盛衰や生者必滅も同意語です。

「身の丈」を重視する私はどうしてもそんな考え方になってしまうようです。

大きな売り上げを持つようになると、それに頼ってしまいます。もし、そこからオファーが届かなくなったらのことを考えれば、それなりで十分です。

経営者としては失格かも分かりませんが、大切な従業員や家族を守るには背伸びをしないことも大事です。

しかし、商売ですから注文は欲しくないと言ったら嘘になります。我儘言えば「身の丈の注文」が理想ですが、そんなにうまくいくはずがありません。

 

 

 

 

 ただ、もし自分がもう20歳若かったら全く違う考え方になっていたのかも分かりません。

前期高齢者の現在、「身の丈」を更に重視しながら生きていきます。

 

 

 

 

 

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満開

 尾張の二週間の現場も無事終わり、山城の国で開催中の催事にご挨拶に出向き、今日、伊丹空港から北海道に戻りました。

京都も、北海道も暖かくとても良い季節へ向かっているのが実感できます。

満開の山城の国の桜の木は、北海道の物と比べ樹齢に歴史を感じます。老木?は言い過ぎかも分かりませんが、素人の私からみてもかなりの樹齢の木が目立ちます。

 

 

 

 

 

 山城の国は今が桜が満開!咲き誇る桜の花も見事ですが、外国人観光客の数も満開の桜同様見事です!

河原町、新京極、先斗町などを散策していると、日本人より外国人の方が多い様に思われます。

文化の違いもあるのでしょうが、日本人の常識は外国人の常識ではありませんので、とても疲れますし、醜い所も見られます。

何となく、アジア系が多いのかな?!と思います。

泊ったホテルでも、日本人の常識ではありませんでした。もう少し勉強してから来日してほしいものですし、ツアー会社の添乗員さんも気遣いをしてほしいと思います。

 

 

 

 全国的にこれからの連休にかけて「北海道物産展」は満開の時期を迎えます。

お陰様で、全国的にまだ北海道物産展の人気は保たれているようですが、更なる努力を怠れば陰りが見えてきますので、切磋琢磨は肝要です。

いつ開催しても、今の桜のように「満開」が一番と思いますので、努力を怠れません。

歴史を感じることが多い山城の国ですが、京都の台所「錦市場」も観光客で満開でした。

スーパーが台頭してからの「市場」はどんどん減少していますが、ここ山城の錦市場は顕在のように見えます。

残念なことですが、便利さが美味しいものを食い散らかしました。ただ、存続への道を探索しなかったツケが現在の状況を作り出したのもあると思います。やはり、常に「一歩、前へ」です。

 

 

 

 栄枯盛衰世の常です。

人気の北海道物産展も、常に「満開」になるように普段の切磋が重要です。

 

 

 

 

 

 

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回遊

 尾張の現場も、残すところあと一日となりました。

お陰様で、12日目にして前年クリアし、とても有難いと思っています。

あと一品効果もさることながら、尾張でしっかり当社の製品が認知されてきているような気がします。

勿論、まだまだではありますが、有難いことです。

 

 

 

 物産も、二週目の平日になると簡単には売り上げは取れません。

水族館に行くと同じお魚が何回も目の前を通り過ぎます。それと似たようなケケースが会場内に出現します。

知っている限り、今日私のお店の前を13回通ったお客様がいらっしゃいました。

紙袋も下げず、買い物したような様子は見受けられませんでしたが、13回も通りました。

通った方も通った方ですが、それを数えてた私も余程暇でしたね!(笑)

 

 

 

 

 これはと決めて物産に来場するお客様ばかりとは限りません。

何べんも見て回り、ほしいものを物色し、買うものを決めるお客様も沢山いらっしゃいます。

しかし、何回も通り過ぎるお客様や商品に指を指すお客様は、購買確立が極めて低いと認識しています。

また、ご試食後専門の方は、飽きもせず回遊して歩きます。

従って、否が応でもその方々の顔を認知してしまいますので、同じ地域で物産を行う時の参考になります。

10年も尾張に通って物産をさせていただいていれば、回遊する方や試食専門の方かは必然的の判断できます。

 

 

 

 

 昔、試験で答えに迷ったら、最初に思いついたこと書きなさいと言われたことを覚えています。

私も、物を買うときは回遊することがありますが稀です。

最初のインスピレーションがとても大事です。

会場内を遊覧して歩くことも大事ですが、聞くことはもっと大事です。

何も臆することはありません!お客様が一番ですので納得いくまで見たり聞いたりすることが大切です。

 

 

 

 

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