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心願

 第二クールが終了しました。

是々非々はともかく、私が立てた予想売り上げとほぼ同じで終了したことにある意味驚嘆しています。

長い間催事生活を続けていると、必然的に感じる感覚を大事に、過去の売り上げ等を比較しながら自分の売り上げを立てる。

その差が相違ない時は安堵し、逆の場合は様々なことを考えます。

 

 

 

 搬出を終えてから、朋友と銀座の街へ繰り出しご苦労さん会でした。

二人とも、基本的に日本酒が好きです。豊後の時はほぼ麦焼酎ですが、離れると肴によって酒を変えます。

とても有意義な話をしながら、大好きなお酒を飲む!至高のひと時です。

息子位の年の朋友ですが、実にしっかりしていますし考え方が素晴らしいといつも思います。

催事終了の時のお酒は、特に格別です。

 

 

 

 催事でお世話になっている以上、どんな環境であろうと一生懸命販売をし売り上げを増大することは不可欠です。

しかし、考えと違ってなかなか貢献できない日もあります。辛い毎日が続くとすべてを否定したくなる時もあります。

必ず山はきますが、大きさや長さが大きな影響をもたらします。

いわゆる、心願とはかけ離れた時もあれば、その通りにならない心願もあります。

心願とは、心の中で願い続けた希望や夢が、その通りに叶うことを言います。

しかし、現実は心願が思うように働かないこともあります。

 

 

 

 

 明日、北海道に一旦帰り、またすぐに江戸地と尾張に旅立ちます。

沢山の宿題や課題を抱えはしていても、一仕事終えた後の充実感と解放感は格別です。

今日のお酒は旨かった!それが現実です。

一日も早く、本当の意味で心願成就の日がくることを期待しながら毎日を一生懸命生きていきます。

 

 

 

 

 

 

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資質

 当社、長かった第二クールが明日で終わります。10月末からの11月初めまでの佳境に入った催事を乗り越えいよいよ明日です。

長くは感じませんでしたがとにかく何事もなく無事に乗り切れればと言う思いでしたので、それを乗り越えられたことに安堵しています。

しかし、作る側と売る側の風通しがあまり良くなく、とても迷惑をかけてしまい反省です。

商売としてはこの上ない出来事ですが、製造する方は必至だったと考えれば、私はやはり経営者としての資質が欠如していることは間違いのないことです。

来月の第三クールは4か所です。もう、品物がないとかと言うことはないとは思いますが、お歳暮シーズンが開幕していますのでそちらの方が優先です。

いずれにせよ、全ての面で資質は短絡している私です。

 

 

 

 

 世の中は常に移り変わり、永遠のものはありません。

今が良くても、数年先いや数十年先がどうなっているか分かりません。

そんなことを考えると、今一生懸命生きて、出来きる限り自由な行動をしたほうがいい人生かも分かりません。

しかし、人間性分というものを持ち合わせています。すべての人間が同じような行動をとることはありえませんし、置かれている立場もそれぞれです。

まさに諸行無常!般若信教の世界です。

 

 

 

 

 来月第三クールは、北海道展が一つ、地下催事が三つあります。

北海道展は12月に行われるのは珍しですが、12月に移行してからは良い成績のようです。

12月は、お歳暮商戦で催事場が取られるため、催事は難しかったのですが、お世話になっている百貨店の英断に拍手です。

また、7月もお中元商戦で催事場が占領されるので催事はどこもないのですが、私のお世話になるある百貨店さんは3年間

「夏の北海道物産展」を開催して好評を博しています。

上記百貨店、どちらも尾張名古屋です。

数年先の考え方もとても大事ですが、今を真剣に生き延びてゆくことも大事と思います。

勿論、双方を考えれればそれに越したことはありません。

 

 

 

 あと一日仕事をすれば、可愛い孫とも再会できます。

また、一段と成長しいることと思っています。

ホテルー仕事ーホテルの生活を続けていればいささか辟易した自分と向き合うことがあります。

人間らしい生活をこの仕事を始めてからしていないような気がしています。

これでいいのか!と思いながらの毎日ですが、好きで始めた仕事ですので文句を言う相手がおりません。

「祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり」と平家物語でうたわれています。一生栄えることはないかもわかりませんが、後世に伝達していかなければいけない義務もあります。

それと戦いながら現在の仕事をしていることも否めません。

 

 

 

 いずれにせよ、「資質」は人間において一番大切な要素です。

 

 

 

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責務

 江戸地のど真ん中、銀座の仕事も明日が折り返しです。

次の現場まで6日間ほどあり、当初は江戸地に滞在していようかと思っていましたが、北海道に一旦帰ってまた出向くことにしました。

久しぶりの帰郷です。お歳暮や年賀状、社長とての責務を果たしたいと思っています。

 

 

 

 会社の社長をやっている以上、沢山の責務が発生します。

責任の重さは重大です。何といっても、会社を維持繁栄させなければなりません。

従業員の皆さんにも最大の敬意を払い、家族にも感謝をしなければなりません。自分一人では知れていることを認識しなければならないのですが、ついつい、無理な仕事を取ったりしますので反省の毎日です。

自分で始めましたので作業工程や人員の遣り繰りなどは十分理解しいるつもりですが、私の悪い所で自分と同じ行動を求めてしまいます。早くて正確な技量を求めてしま悪癖があるようです。

どこかで是正しなければとんでもないことに発展する可能性を認知しなければなりません。

 

 

 

 

 とっくに身の丈を超えていますが、今年も何とかクリアして、もう少しでフィニッシュです。

しかし、来年も大丈夫と言う保証はどこにもありません。むしろ、とても危険な状況と言えます。

その辺の再編成の責務は未熟な私です。考えてはいけないこととは思いますが、裸で初めた商売です。止めるのは怖くありません。

また、裸に戻るだけです。

生意気なようですが、全国各地を10年間も回らせていただくと何人かのファンもできますし実際存在します。

そのファンの方々のことを考えると、廃業ということを躊躇します。

自分の会社への責務と同時に、全国のファンの皆さんへの責務も生じることを認識しなければなりません。

 

 

 

 様々な責務を考えたとき、自分一人ではないんだと思います。

 

 

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出会

 俗に言う彩の国さいたま浦和を後に、江戸地銀座に赴きました。

初めての現場です。なかなか、上の北海道展に出展できずにいましたが、バイヤーさんの熱い心に打たれ今回の地下催事の出店となりました。

今日で二日目。今日は東京が54年ぶりの11月の雪と言うことでお客様の入りは少なかったですが、その中ご来店いただいたお客様により丁寧な接客が求められました。

 

 

 

 毎年毎年、沢山の方と出会い、別れの繰り返しが続き、それが当たり前の人生になっています。

中には、出会いが継続され親密度を上昇させる出会いもあれば、その時だけの出会いも沢山あります。

人間生活は、「出会い」「別離」の繰り返しで構成されていると言っても過言でありません。

その中で、自分のためになる人や気の合う人を見つけ、上手にお付き合いがなされればとてもいい出会いになります。

しかし、全く逆の場合もあります。

出会いの是々非々は自分が決めることであって、他人には分かりません。

 

 

 

 

 私はお陰様で、沢山の出会いの中で全く合わない人との出会いはありません。

初めて会う方はそれなりに緊張はしますが、話しているうちに素晴らしい出会いになることがしばしばです。

人間、根本的に悪い人はいません!きちんとした教育を受け、きちんとした方が多いのが現実です。

人が成長するには、いい方との出会いが重要です。

自分一人ではなかなか成就できないことでも、素晴らしい出会いで出会った人の助言や行動で、自らが助けられることはしばしばあります。

出会いの重要性はその人の判断ですが、より深く大切なものです。

きちんとした見極めは、高等教育を受けた人や、苦労人が正しい判断を下す確率が多いのが現実です。

 

 

 

 会うは別れの始まりとも言いますが、会わなければ始まりません。

沢山の方と会って、いろんなことを吸収して是々非々は自分で決め、生きていく糧にすることの重要性はとても大切と思います。

私自身、沢山の人と出会い、沢山のことを吸収させていただき現在に至っています。

そんな出会いで得た方々にお礼を申し上げます。いかに、自分一人では非力かがよくわかります。

 

 

 

 

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志在千里

 俗にいう、彩の国(浦和)の催事も三日目が経過しました。

駅前に商業施設ができてからの状況はあまり芳しくないのが現状です。昔の勢いは影を潜め、淡々と一日の時間が流れていきます。

何回もブログで更新していますが、JRは地理的条件は元より、広大な面積と利便性で各地に商業施設を展開していますが、もともとは国有鉄道です。

倒れた時にかなりの税金が投入されているはずです。そんな国有鉄道がJRと名前を変え余裕ができたから商業施設を建て、公共料金のほかに利益を得る施策を展開している姿に、違和感があります。

そんなに利益が出ているならば、赤字路線の継続や、料金の低廉化こそが公共機関としての使命と考えます。

赤字路線は切り捨て、乗車料金は値上げする。そして、地理的条件の良い商業施設に資金を投入し利益を得る現在の商法は理解できません。

 

 

 

 行きつけのお鮨屋さんの壁に「志在千里」なる短冊を見つけました。

三国志の曹操の言葉で,千里を走る気持ちがあることを意味します。

老いた駿馬は飼桶につながれていても、千里を走る気持ちに変わりはなく、激しい気性の志士は年をとっても意気盛んな心は抑えられないことを指す言葉です。

商売をやっていると、沢山の挫折ややる気が交互に表れます。商人は強かです!まさに激しい気性の志士と言っても過言ではありません。

自分や、取り巻く方々を見ていると当てはまることが多いのが現実です。

JRは志在千里の申し子かも分かりません。

 

 

 

 

 こと、「千里」は沢山の諺に出てきます。

私の知っている千里に纏わる諺は「一瀉千里」「悪事千里」「千里の道も一歩から」「千里の馬も蹴躓く」「惚れて通えば千里も一理」などがあります。

遥か遠くと言う意味を持つ「千里」ですが、千里の道も一歩からです。

「ローマは一日にしてならず」と同じく、長い時間がかかります。

何を言いたいのか。

地道な日々の努力が、大きなものへと変化していく可能性が大きいということです。

 

 

 

 

 

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反応

 今日で私の豊後の仕事が終わりました。

二週間の間、沢山の方にお世話になり本当にありがとうございました。

後一週残っていますが、最も信頼できる方にお願いをしての出立です。

昨年を大きく上回る成績で安堵していますが、引き継いだ人間は更なる数字をたたき出してくれると思っています。

 

 

 

 

 今回もここ豊後では、8〜11種類の焼売を展示即売してきました。

お客様の反応はそれぞれ相違はありますが、概ね一通りつつがなくお買い上げを頂きました。

中でも、当社人気の五種類の焼売セットは人気を博し、ここ豊後は相当の反応をお客様から頂きました。

当社には人気の八種のしゅうまいセットもありますが、10個入りに反応していただいたみたいです。

いずれにせよ、反応が良いのは有難いことです。

これからも、お客様が求めることに対し、反応をよくするしゅうまいの組み合わせを考えていかなければと思います。

 

 

 

 

 それぞれ刺激に基づいて起こる運動、それが反応の原点と考えますが当社の商品がお客様の視線にしっかり写ることはとても大事で、それによっての反応は様々なことに影響を与えます。

明日から伺う現場からは、お客様の反応が良くないとの情報が届いています。

一生懸命やっての成績に対し、とやかく言ううつもりはありませんが時代の変遷を感じます。

私が出向いたから反応が良くなることはありえませんが、何とかお世話になる百貨店に迷惑をかけたくないという気持ちが大です。

 

 

 

 一昔前、旭化成時代は研究所で「反応」に明け暮れていた人生が二年ほど続きました。

私の担当は「重合」という反応でした。

当時、藤圭子さんの「圭子の夢は夜ひらく」という歌謡曲がヒットしていました。

「十五十六十七と、私の人生暗かった」から始まる歌詞をもじって「重合重合また重合、明日は粘度かMIか」MI=メルトインデクサー・粘土を計る機械)とかえ歌までできるほど重合反応に明け暮れた毎日を過ごしていました。

化学反応の研究の成果も、商品の販売も最終的には「結果」です。

一般的に結果を重視しますが、私はその結果が出るまでのプロセスを重んじます。

大事なのはプロセスです。何故なら、結果がすべて良い方向に出るとは思えないからです。

次につながるプロセスは、むしろ結果より大事です。

 

 

 

 

 物を立ち上げ、反応を凝視し、結果を導く。同じ作業が繰り返され、様々な反応をして世の中は推移しています。

大事なのは過程の中での反応であり、結果より重視しなければならないことと思います。

しかし、結果重視の一般は過程の反応を見る確率は相当低くなっていつ様な気がします。

 

 

 

 

 明日は、旧国名「武蔵国」現在通称「彩の国」浦和へ向け出立です。

お後は、銀座・恵比寿・府中・名古屋・日本橋と五か所を残すばかりとなりました。

北海道展と称するのは名古屋だけであとは地下催事です。どんな反応が待っているか楽しみでもあり、怖くもあります。

もう少しです!疲労困憊の体に鞭打って頑張ります。

 

 

 

 

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晩餐

 豊後の催事も折り返し、後半へと突入です。

会社の在庫は底をつき、注文即生産の状況が続いており注文する側と、される側の温度差は相当のものがあります。

嬉しい悲鳴ですが、当事者にとっては辛い状況です。

今日も、女房から注文に対する苦言がメールで送られてきました。一生懸命働いても苦言が届く状況は自分に一番の責任はありますが、とても辛く寂しくやりきれない精神状態に陥っています。

理解はしているつもりですが、動き出すとその理解が薄くなる事実は否めません。

何とかしなければ!です。

 

 

 

 

 そんな中、今日は以前からの約束通りの晩餐会がありました。

いつも好んで飲んでいる麦焼酎「泰明」の醸造元の藤居酒造の社長さんが加わってくれ、総勢七名、とても賑やかな晩餐会になりました。

肴は、活花咲ガニとズワイガニ、北海まつぶとA5のステーキと、地元の鯖・鯵・もいか・平目の刺身、北海まつぶの煮つけなどがテーブルに並び、楽しく美味しく会話が弾み和やかな雰囲気のうち終焉となりました。

豊後にきて、毎日のように通う料理屋さんです。大変お世話になり我儘を聞いて食を提供してくれるかけがいのない場所です。

そこで出会った方との晩餐は、とても楽しいものです。

お洒落なみゆきちゃんは、美味しいシャンパンを必ずと言っていい程持ち込んで楽しませてくれますし、相棒のしまちゃんは、手術慣れしているのか?どっしりとしていて頼もしい人です。

豊後に来たら何回かは一緒に食事をする仲間です。

 

 

 

 

 

 毎日、立ちぱなっしの生活をし朝早くから閉店まで、長い長い拘束時間です。

そんな仕事をしていての大きな楽しみに、閉店後の晩餐あります。

地域によって、毎日毎日外食をするわけではありませんが、ここ豊後は毎日外食でそれも同じ店です。

不器用な私ですので居心地の良さと店主や奥さんの対応についつい足が向いてしまいます。

基本的に、刺身晩餐が多いのが現実ですが、全く飽きないのも現実です。北海道にいると美味しい魚が沢山いて、刺身の材料に事欠きませんが、ここ豊後は北海道では味わえない刺身が豊富にあります。

代表的なのは「鯖」「鯵」「伊勢海老」「あら」などです。

毎日なので店主もとても気を遣っているのが分かりますが、何を食してもここの刺身晩餐ははずれが存在しません。

神経締めをしてから提供される刺身は、他の追随を許しません。本当に美味です!

 

 

 

 

 美味しい、大分麦焼酎「泰明」とはずれのない「刺身」の晩餐に、毎日酔いしれている豊後の夜です。

そんな豊後との生活も23日までです。私は明後日武蔵の国へ移動します。

できれば最後までとは思いますが、この生活は思うようにはいきません。

また、来年の5月の終わりまでの長い期間、豊後の晩餐を楽しめません!残念ではありますが仕方のないことです。

そんな豊後の最後の晩餐は、明日の河豚会席で終焉です。

 

 

 

 

 

 

 

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躍動

 豊後の催事も今日で一週間、明日からの新規業者参入のため、帰り際入れ替えが行われていました。

珍しく、海鮮弁当全社が入れ替えです。なかなか見受けられない現象ですが、主催者の考えは絶対です。

明日から、心機一転またどんな業者が躍動するのかは未知ですが、皆さんが躍動し立派な物産展になってくれればそれに越したことはありません。

今のところは、会場全体は前年を上回っています。

 

 

 

 当社も、今回の物産展では大変良い成績を与えていただいています。

ここにお世話になって10年。ここまでなるのに10年の月日を要しました。勿論、その間全く成績が悪かったわけではありませんし、むしろ私のお世話になっている会場の中では上位ランクの売り上げでした。

それが、前年をはるかに凌駕して躍動していることは大変ありがたく、お客様は元より、百貨店に感謝です。

前のブログにも記しましたが、百貨店さんの平素の姿勢が実を結んでいると確信します。

「北海道+百貨店」さらなる躍動を期待しています。

 

 

 

 

 今までの経過では、なかなか躍動感が伝わらない所が多かったのですが、ここにきて各所から躍動感あ増える売り上げ報告を頂いております。有難いことです。

やはり、催事はいいところもあれば、その逆もあります。

良い悪いは付き物ですので一喜一憂はしていられませんが、小さな経営者はその辺を気にします。

毎日の業務の中でも感じることは多々ありますが、販売補助員さんは一生懸命当社の製品を売っていただいています。

見習う処も多々ありますが、要は、真面目に仕事に接し躍動感あふれる行動や、対応をする必要性を再認識しなければなりません。

躍動感は、お客様にとても良い印象を与えると思いますので、明日からもさらなる躍動を求めて行動します。

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宣伝

 製品の便益を多くの人に理解させるために、広く情報を伝えることを「宣伝」といいます。

今泊まっているホテルのタオルは、とてもしっかりしていて使っていて気持ちがいいタオルです。

タオルは、今でも「匁」表示の商品です。

一昔前、商店は暮れお客様に「タオル」や「カレンダー」で一年の感謝の意を示し、宣伝のために名入りをしたものを、自分のお客様に配ったものです。

銭湯などに行くと、どこどこ商店と印刷されたタオルをよく見かけました。

宣伝効果抜群といった時代も存在しましたが、内湯が定着した現在では宣伝効果はゼロに等しく、逆に名入れのタオルを嫌われるようになりました。

その時に配るタオルの平均重量は、当社は「180匁」と記憶していますが、もっと少ない匁数を配っていたところもあります。

安い温泉旅館のタオルなどはその匁の類です。

今泊まっているホテルのタオルは300匁はあろうかと思われるほどの糸を使っています。

何が違うのか!肌に触る感触が全く違います、勿論、価格も相当違いますので、経費のことを考えれば「180匁」あたりに落ち着きます。

しかし、タオルの匁数の多いものは幸せを感じさせるほどの感触です。

 

 

 

 物産展の宣伝方法は、「チラシ」「テレビ」「新聞」などが挙げらえます。

どの宣伝方法も約三日間が大きな効果を発揮します。

時間をかけて、経費をかけて英知を絞ってもそんなものです。それに勝る宣伝方法は、個人的に歴史であり、その百貨店の資質です。

いかに普段が大切か!宣伝の効果も顕著ですが普段だと勝手に思います。

所謂、積み重ねがとても重要と考えます。

どこの百貨店の北海道物産展であっても、業者も品物もたいして変わらないのが現状です。そこで差がつくのは、地域性であり宣伝力の相違もさることながら、普段の姿勢が重要と思います。

勿論、お金をかけて宣伝をしたところはそれなりの成績を収めているのが現状です。

しかし、やはり普段が最も大切と思います。

 

 

 

 今日は、風呂に入って突然思ったことを書きました。

銭湯の、あの懐かしい光景が見られなくなった現在、寂しくもあります。

また、タオルは当社で販売もしていましたので「匁」に懐かしさを感じました。

あのタオルの宣伝印字が、Tシャツになったりして復活している現代の姿に、時代の変遷を感じます。

 

 

 

 

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中身

 豊後の国の二日目が終了しました。

今日も、沢山の来場者で会場内は賑わいましたが、中身は昨日ほどではなかった印象を受けました。

催事仲間に聞いても、同じようなことを言う方が多かったように思えます。

しかし、多分、全体では相当の成績を残していたと思えます。

 

 

 

 

 様々な日常でもそうですが、人間生活においてこと中身の問題は重要です。

特に催事では、売り上げなどは高い水準で推移しますが、こと中身はどうかということに焦点を合わせると、資材の高騰は元より、原材料・運賃・移動経費・宿泊ホテル・人件費はどんどん高い水準で推移しています。

そんな中で、要請により安価な商品でお客様を呼ぶ傾向が強いのが一般的です。

しかし、やる方はどんどん収益を悪化させられている現実を認識しなければ、世の中からスクラップされるのが現実です。

そんな状況を自ら作っても、誰も助けてはくれません。

計数管理がきちんとできない業者は、これからの世の中生き延びていくにはとても困難と思います。

売り上げより中身の重要性を更に認識し、日常の生活を続けなければなりません。

 

 

 

 

 心配されるのは、販売価格の高騰よりも、中身の低下です。

会場に親しい人が来て、これが北海道という土産を持たせれることが出来る状態の確保が大切です。

様々な経費や、仕入れが高騰し、販売価格に転嫁できない状況を打破するには、中身の低下しか潜り抜ける道は存在しません。

楽しみに来場してくれるお客様に対しての背任行為と言っても過言ではありません。

中身を充実してこそ、お客様に納得してもらえるものと確信します。

その中身が問われる催事だけは避けなければなりません。

なんでも有は、将来を捨てていると言ってもいいと思います。

 

 

 

 人間、見た目も大事ですがやはり中身が一番大事と思います。

閣僚になっても、中身のない人は暴言や失言が相次ぎます。問われるのは中身です。

商売は信用が第一です!これに勝るものはありません。信用の源は「中身」です。

中身がしっかりしていれば信用もつき、信者も増えます。その信者を横に繋げれば「儲け」という字になります。

大切なのは「中身」です!

 

 

 

 

 

 

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至極

 安芸の国を後にし、豊後の国へと足を運びました。

安芸の国は8日までの会期ですが、仕方ありません・

昨日で、上総・陸奥・武蔵野と終了し、危惧していた佳境の塩梅が何事もなく無事運んでいることに対し、とても有難い気持ちで一杯です。

今年の10月末から11月初めまで、特に当社にとって異常な混みようでしたので本当に安堵しています。

今日からは。安芸・豊後・山城・肥前と四つの会場でそれぞれが頑張って仕事をしていてくれています。

有難いことです。

 

 

 

 

 今日の豊後の現場は、初日・祭日と重なり、予想はしていましたが、朝から沢山の人で賑わいました。

当社にとっても、久しぶりの初日の大爆発で明日のものが心配される至極の様相呈しています。

品切れはあってはいけない現象ですので、遣り繰りをして何とか頑張ってお客様にご迷惑が掛からないように頑張ります。

嬉しい悲鳴ではありますが、百貨店・お客様のことを考えたらとても辛くなります。

 

 

 

 今日は仕事が終わってから、地元の中の良い人と、朋友と久しぶりのコース料理を堪能しました。

いつもは、刺身居酒屋が殆どの毎日ですが、今日は全く違うジャンルでしたので新鮮味は元より、ワインの旨さに舌鼓を打ち、会話に華が咲き、楽しい夕べを送らせていただきました。

こんな仕事をていると、そこそこの地元の人や、料理と仲良くなることが一番の醍醐味です。

料理は先々で何とかなりますが、地元の方と仲良くなることは簡単ではありません。

しかし、ここ豊後の国でとても良い方とお友達になりお世話になっています。

とても有難いことです。

 

 

 

 

 豊後ばかりではなく、肥前も安芸も、山城もとても良い成績で、このまま続いて行ってくれたらと思います。

今日一日でも「至極」の気分を味わえた幸せは、とても有難くこれからの大きな「糧」になります。

ただ、疲れは至極の気分を味わったからと言って、全てが消えるわけではありません。

しかし、和らぐことだけは確かなことです!

 

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