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混乱

 中々気温が上昇しない北斗市です。

朝夕は肌寒く、風邪をひかないように注意しなければなりません。

 

 

 

 ここ数年毎年のことですが、秋から初冬にかけての催事の人員のやり繰りに頭が混乱しています。

今年は特に、重なりが激しく混乱:錯綜:錯乱と、どんな言葉も当てはまるほど悩んでいます。

数年前まで計ったように移動日搬入、移動日搬入とうまく流れた年がありました。

しかし、近年どうにもうまく流れてくれません。

お世話になっているところの日程が、一軒でもずれたらこの有様です。

限られた人数での展開ですので、無理なのは承知しています。

なるべく、お世話になっている百貨店さんにご迷惑をかけない配慮のため、混乱は当たり前かも分かりません。

しかし、今年は大変です!

 

 

 

 

 仕事があるということは、大変有難いことです。

全てを円滑に進めるには、優れた人員が沢山いれば済むことです。

しかし、そのような環境を有しているところは稀有のような気がします。

皆さん、限られた人員・人材でやり繰りしながら対応しています。

身の丈を超えた当社が混乱するのは当たり前です。

理想通りの展開ができたら、それに越したことはありませんが、あり得ない現実です。

 

 

 

 仕事・製造・やり繰り・身の丈のみならず、様々なことで混乱したり、錯綜したりしている自分がいます。

自分自身を冷静に見たら、自らの能力レベルの低水準に滑稽と思うことがあります。

混乱回避を目指し、必死に調整を行っています。

 

 

| karyuhokki | 日記 | - | - |
手段

 一泊の札幌への出張でした。

通常は車かJRを利用しますが、今回は催事の疲れの蓄積のため、航空機と言う手段を取りました。

函館ー札幌40分のフライトです。

とても楽な移動手段ですし、天気も良く揺れもなく、快適な短い空の旅でした。

 

 

 

 久し振りに本業の仲間と語り合い、業界のことについて意見交換してきました。

電気の自由化に続き、都市ガスの自由化かが目の前に迫っています。

規制はどんどん緩和されますが、その緩和に対し理解の仕方、方法が分からずに右往左往しています。

それだけ難しく、それを教えてくれる講師もまだ教える手段を理解していない状況を呈していますので、我々に伝わるはずがありません。

いずれにせよ、将来的には明るい兆しは見えず、不安のみが行き交います。

かといって、異業種へ進出する手段を見つけるには難し環境にあります。

しかし、まだ少し元気なうちに何か行動を起こさなければ、不安に拍車がかかることは間違いありません。

目的を達成するために、途上での方法を考え、駆使すること重要です。

 

 

 

 明日からは、新商品の手順に道をつける作業が始まります。

併せて、健康維持のために手段を選ばず、主治医の言ううことを聞き、健康診断を徹底します。

身体が資本と言うことは、分かっていてもなかなかできないものです。

しかし、とっくに分からなければならない年齢に達していながら、出来なかった自分を反省し、自分なりの手段を用い

資本を大事にしていきたいと思っています。

 

 

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加速

 昨日、北見枝幸から「生雲丹」が届きました。

俗にいう、バフン雲丹です。

濃厚な味と甘味が持ち味と感じますが、毎年送っていただきとても感謝しています。

もう少しすると、岩内の方から生ムラサキ雲丹が届きます。

こちらも毎年です。

ムラサキ雲丹の方は、淡白な味と、優しい甘味が感じられます。

どちらが好き?

勿論、どっちも大好きです。

「そのまま」お刺身で、そして「ご飯・海苔・うに」の三段重ねで毎年いただきます。

やはり「旬」の物は一味も二味も違います!

 

 

 

 今日はこれから札幌へ出向きます。

「北海道日通プロパン会定時総会」のための出札です。

どんな商売もそうですが、特にプロパンガス業界は取り巻く背景は元より、同業者の醜い奪い合いが横行しています。

お金に物を言わせ、お客を奪い取る方法に人間の道徳や仁義など存在しません。

仕事かも分かりませんが、担当の方の心を聞いてみたい気がします。

近い将来、とんでもないことが発生するような雰囲気を含有している業界です。

お人よしかも分かりませんが、私個人は好まない商法であり、人のお客様の所へ土足で入る様な真似は嫌いです。

業界全体がもう少し秩序と道徳をもって商業活動をしなければ、お客様のガス離れが加速します。

人の物を奪うということは、何らかのサービスを提供したり、ガス代を安くするから奪えると思います。

しかし、それが今のようにエスカレートすると、消費者がガス屋を信用しなくなるのは当たり前の現実です。

結果、消費者のエネルギー転換が加速します。

秩序と道徳を深く理解できる業界への移行が急務です。

 

 

 

 一方、食品事業部は秋の催事準備作業で、忙しい毎日を送っております。

昨年実績を踏まえ、今年の動向を見極めながらの製造です。

当社6月決算ですが、在庫が全くない状況です。

これから、休日返上で製造を「加速」しなければ、迷惑がかかる状況に陥ります。

ギアチェンジしながら、スムーズな加速をしていければ理想です。

 

 

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成長

 今日は一人しかいない孫の誕生日です。

プレゼントは、お世話になっていた百貨店で買い求めました。

私は、生まれてから「誕生日」「クリスマス」には服を贈ってきました。

11回目の誕生日も「服」です。

孫も11歳、当社食品事業部も11歳です。

昨日、誕生日の前夜祭を娘達夫婦と行い、今日は当日祭を行います。

本当に「孫」というのは可愛いものです。

これからも元気でスクスク成長していってくれることを祈るばかりです。

 

 

 

 北海道は今日も寒い日です。

本当に風邪をひかないように気を使います。

やらなければならないことが山積しています。

毎年毎年、当社が成長しているのを、少しではありますが感じます。

事業の規模が大きくなっているわけではないのですが、色々な意味で成長を感じます。

将来の成長が期待される産業でもありませんし、はやい速度で成長しているわけでもなく、昔からある惣菜です。

しかし、お世話になっている全ての百貨店ではありませんが、確実に成長曲線を描いている百貨店が存在します。

地域性もさることながら、当社の製品をよく理解してくれるところが成長しています。

これからも、今の「枠」の中で成長していってくれたらという願望を持っています。

 

 

 

 一定の成長を達成するために戦略を練ることは大事なことです。

私は、年齢的にも、身の丈経営のため成長戦略を練ることは無理です。

しかし、持続可能な戦略を練ることは怠ってはいけないと思います。

今の「枠」を遵守しながら、「枠」の中の成長を促す努力は必要です。

 

 

 

 企業が大きくなる成長ではなく、大人にな成長を大切にしていきたいと考えます。

 

 

 

 

 

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潮流

 二月末から一昨日まで続いた当社「北海道物産展」が終了しました。

良い時もあれば、悪い時もあります。山あり谷ありの催事行脚でしたが、当初、組み立てた予算とほぼ同じ数字で

終われたことに、正直びっくりしています。

それほどの近似値です。

事故もなく終われたことが一番の幸せですが、相手のあることですので「売り上げ」も大事な要素です。

 

 

 

 

 今回ほど疲れを感じた催事行脚はありませんでした。

特に、九州地方の行脚あたりから体調に不安を感じるようになりました。

老いを感じますが、相当の「暑さ」も多少影響していたのかも分かりません。

48歳時に発病した神経病が再発したような気がしていますし、様々な症状が体のあちこちに出現していて

恒例の精密検査の時期を早めようと考えています。

 

 

 

 年々、消費者が食品添加物に、反応が鈍くなってきている潮流が見受けられます。

私が催事に出た当時から見たら激減しています。

食品添加物が、世の中の王道を歩いているような気がします。

2015年現在で、1500種類程度の添加物が認可されている世界一の認可数を誇ります。

私の認識しているだけで「日持ち向上剤」「増粘安定剤」「pH調整剤」「酸化防止剤」「発色剤」「着色剤」「保存料」

などがありますが、コンビニ弁当などを見ると何十種類もの添加物が平然と羅列されています。

認可されているから問題はないのかも分かりませんが・・・・・。難しいところです!

しかし、コンビニは添加物の温床みたいなところです。

 

 

 

 

 当社の製品に「うまみ調味料」入れ、「日持ち向上剤」や「酸化防止剤」を入れることによって、現在よりもしかしたら

売り上げが取れるかも分かりません。

消費者の殆どが「うまみ調味料」に「旨さ」を感じている現在、それを打破するのは相当に困難です。

日本人はラーメンが大好きと、報道で見たことがありますが、よく理解できます。

それは、ラーメンには「うまみ調味料」が不可欠だからです!

時勢の動きや、時代の流れが「添加物」という潮流になっているのなら、その流れに乗るのも一考です。

しかし、当社は「今更」です。

頑固に今のやり方を守っていく所存です。

 

 

 

 

 時勢の動きや、時代の傾向についていくことは大事なことです。

しかし、根本を変化させてまでその潮流について行こうとは思いません。

「昆布」「煮干し」「鰹節」等で作り上げた日本古来の調理法や味の文化を衰退させてはいけないと思います。

どんな「潮流」が押し寄せてこようが、根本・根底まで変化させ、利潤の追求に走るのは好みません。

 

 

 

 

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心願
 肥前から武蔵国へ入り、間もなく搬入に出向きます。
当社、春からの催事の最終章です。
今日で肥前、明日は豊後の催事が終了します。



 約四か月の全国行脚でしたが、心の中で願い続けていたことが成就するまであと一週間です。
事故のない催事の運営であり、数字の確保であり、健康の維持を神仏に願い進めてきました。
お陰様で、皆さんの努力が実りそれぞれが達成されそうです。
とても感謝しています。
一番心配なのは私の健康ですが、北海道に帰って、毎年恒例の精密検査を受けたいと思ってます。



 とても有難いことに、すでに秋から初冬の催事要請が、昨年同様参っています。
今年は、10月20日過ぎから11月初旬までに沢山の百貨店さんが被ります。
調整に頭を悩ませる状況です。
出品商品の選定も、新製品の開発もこれから着手しなければなりません。
北海道へ帰って解決しなければならないことが山積しています。
毎年のことですが、段取りの悪さは解消されていません。



 心の中で思い、願っていることは山ほどありますが、それを成就させる術が欠けています。
心願成就はなかなか困難なことです。




 
 
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具合
 今日で肥前の現場が終わりました。
 明日からは、武蔵(彩の国)の現場に移ります。
とにかく暑い現場でした。
どんな環境に陥りようが、出展者の皆さんはしっかり対応しながら対処しています。
休憩の度合いが多くなろうが、現場で水分を取ろうが大したものです!
よく、具合が悪くならないのかなと思うほどですが、仕事を続ける源泉は計り知れません。



 豊後での二日目に熱中症らしき症状に襲われましたが、ここ肥前でも同じような症状が自分に表れました。
48才に発症した神経の病気がまだまだ治りきっていないようですが、症状が似ているようで違うので、とても不安な気持ちになります。
考えることはただ一つ!ここで倒れたら現場に迷惑がかかるということです。
体の具合が悪いのは、多方面へ影響を与えます。
幸い、少しの休憩で回復はしていますが、これから武蔵での一週間がとても不安です。
健康は一番の宝と肝に銘じていますが、かけ離れ生活を送っている自分を顧みると、言葉をよく理解していないことに気が付きます。



 こと、具合は沢山の要素を含有しています。
活動や機能から見た物事の状態や、健康面の状態そして、物事の運び方や、物事にあたっての状況、更には、対面や体裁は具合を表すのに適しています。
「網戸」の滑り具合であり、体の調子の具合であり、こんな具合に運べばであり、都合を指すのも具合です。
いま、私は体の具合に神経が集中していて、ある意味怖い心を有しています。
常に、最悪のことから考えが始まりますので、具合が悪くなると落ち込みます。
現場で生きてきたので、現場で最後を迎えることは私自身本望かも分かりませんが、迷惑を考えれば自分の家が一番と思います。
その為にも、健康チェックは不可欠です!
あとは、心の健康チェックが肝要です。



 具合と似た言葉に「加減」や「調子」があります。
同じように使われますが、「具合」の方が深刻のような気がします。
今の私は、あまり「具合」がいいとは言えない状況ですが、当社の最終章を奏でなけばならない責務があります。



 来月、65才を迎えます。
幼少のころの65歳の皆さんは、とても老いていたように感じますが、私も周りから同じような目で見らえる年齢に達しました。
昔と違って、若干の差異はあれど老いは隠せません。
あともう少しで古希を迎えます。
これからも、心の具合もよし、体の具合もよし、の人生を送ることができたら無常の幸せです。






 
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洗練
 肥前の現場は、とにかく暑い!の一言です。
勿論、外気温も30℃くらいはありますが、私の立っている場所で常時33℃位で、場所によっては40℃を超えています。
天井が低く、冷房設備も老朽化、そして、冷機から出る排気熱が原因です。
お買い物に来た暑いのに慣れているお客様でも「暑い」「暑い」の連発です。
お客様のことは勿論心配ですが、商品が劣化しないかが一番気にかかります。
あと残すところ二日間ですが、湿気の多い天候と、暑い現場は体力の消耗が激しすぎます。
明日一日、地獄の暑さの現場で仕事してから火曜日に武蔵国へ移動します。
当社、春から初夏の催事の最終章です。
いまのところ、自分の立てた予算をクリアしていますが、最後の力を振り絞って美しく奏でれれば最高です。



 豊後でもそうだったようにここ肥前では、娘婿と毎日食事に出かけます。
豊後では海鮮でした。ここ肥前も海鮮はお勧めですが、あえて焼き鳥です。
行きつけの「焼き鳥屋」さんがあります。
養鶏場を有している焼き鳥屋さんのため、お肉や卵が新鮮です。
洗練された鳥料理は勿論ですが、81歳の大将が焼く好物の「卵焼き」、卵入りのポテトサラダが絶品です!
専務さんの「酒」のセレクトも洗練されており、日本酒:焼酎:ワインが豊富にあります。
また、従業員さんの姿勢も大変洗練されています!
所謂、居酒屋や普通の焼き鳥屋さんとは相当の距離があるような気がします。
親しくお話をさせていただくと、納得できる姿勢や取り組みに相槌を打ちます。



 この業界のお世話になって11年の年月を刻みます。
百貨店の方々はとてもスタイルや着こなしが洗練されていると感じます。
垢抜けしているというか、私など田舎者とは雲泥の差があります。
着こなしだけではなく、趣味などもどこか洗練されています。
優雅で品位の高いものを売っているのが百貨店ですが、それに更に磨きをかけてるのが従業員の皆さん達
のような気がします。
特に、都心部の百貨店の皆さんにはそれを感じます。
低俗な私は、お金がかかるだろうなと率直に思います。
ただ、お金をかけたからといって洗練されるわけではありません。
何が違うのか、ミステリーです。



 ブログを始めて気づくことは、文章の表現を推敲してより良い文体にできない自分に気が付きます。
もともと、浅学であるために駄文を弄することが多いと感じています。
いつになったら洗練されるのだろうかと思いながら、今日もまた駄文を連ねています。
いつになったら洗練を極めた文体になるのか分かりませんが、これからも更新してゆきたいと考えていますので、
お付き合いいただければ幸甚です。







 
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憤懣
 13日間の豊後の催事も無事終了しました。
好不調の波もなく、常に安定した数字を残せた現場に感謝です。
催事の世界では、好不調は日常茶飯事です。
いい時もあれば、悪い時もあります。
その中で、約二週間安定した数字を残せました。
勿論、とんでもない数字ではありませんが、ありがたいことです。



 東京都知事の問題が報道されています。
与野党入り乱れ、世論も認めているのにも関わらず、本人は第三者に調べてもらっているとの応答です。
誰が見たっておかしい現状に、平然と権力にしがみつく姿勢はまともではありません。
もし、これでシャンシャンとなったら何でも有の世界に入ります。
第三者は世論であり、本人も分かってやっていたことだと推測されますので、言語道断です。
憤懣やり方ない気持ちでいっぱいですすし、滑稽でもあります。
何故、引かないのでしょう。
政治家になると普通の感覚が失せるのでしょうか?
大きく言えば、東京都知事に関わらず、政治家は感覚がずれている方ばかりの集団です。
そんな方々が日本を牽引している現状を鑑みれば、将来はとても不安です。
税金の使途が政治家さんたちの思うようになるのであれば、とんでもないことです。
基本的に、抜け道などは存在しません!


 教育委員時代、卒業式や入学式でみた小中学生はとても素直で、可愛らしいのが印象に残っています。
どこで、変化が訪れるのでしょう?
純粋な心を持った子供たちがどこで変化するのかはミステリーですが、
いまの政治家さんたちも、同じ道を歩んできて成長してきています。
もう少し自分に正直に生きれないものでしょうか。



 正直者は馬鹿を見るの格言通りの世の中になってきたら、益々将来に暗雲が立ち込めます。
しかし変わらないでしょうね!
納税者も一考しなければとは思いながら、納税に四苦八苦しながらの毎日を過ごしています。
度重なる同じような現象に「憤懣」を覚えます!


 
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刺身
 豊後国の催事での楽しみの一つに「刺身」があります。
お世話になっている料理屋さんで毎回色々な魚種の「刺身」を食します。
北海道も「刺身」の魚種は豊富ですが、ここ豊後は特に俗に言う「青物」の魚が美味しくいただけます。
活魚の「刺身」は、コリコリ感がたまりません。
甘味は、一日寝かせた方が強くなるとは思いますが、十分堪能できます。
また、豊後国のソールフード「りゅうきゅう」なる食べ物も絶品です。



 「鯖」「鯵」「鯒」「平目」「石鯛」「イサキ」「ハゲ」「こうイカ」「あおりイカ」「剣先イカ」「鯛」などを食しましたが、
どれもこれも唸る美味しさです!
ここの主人は、水槽から魚を取出し、魚の目の斜め下あたりに金物を刺し、頭を下してから骨沿いにある穴に針金を通し、神経締めをしてから「刺身」にします。
美味しさの秘密はこの辺にあると確信します。
我儘な私は、切り終えた魚の「あら煮」をお願いします。
九州の「あら煮」には、概ね豆腐が入るようです。
筑前の国の「あら煮」もそうでした。
活魚のすべてを食することによって「供養」をします。(笑)



 武家社会では「切る」という語を嫌い、切り身ではなく「刺身」となったと聞いたことがあります。
シンプルな料理ですが、関東では「刺身」関西では「お作り」と呼ばれる傾向があり、関東では「赤身」関西では「白身」が好まれるようです。
「刺身」大切なのは、なんといっても「醤油」です。
一般に、九州は甘めの「醤油」が用いられます。
私自身、最初はあまり好みませんでしたが、青魚とイカは甘めの醤油と相性がいいと勝手に思い込んでいます。
今では、白身でも赤身でもすっかり甘めの醤油になってしまいました。
必ず、甘めの醤油を購入して北海道に帰るほどです。
また、「つま」も大切ですし「薬味」も旨さを増してくれます。
「つま」は桂むきに限ります!機械でおろした大根のつまはいただけません。
「刺身」を食しながらつまを食すと、口の中がさっぱりします。
日本酒を飲むときの「和らぎ水」と類似してます。



 豊後の催事も、今日を含めて4日間です。
今日も一生懸命働き、終えてからの「刺身」を楽しみにして頑張ります。



 
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