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酷似
 長閑な催事模様を呈している武蔵野の百貨店です。
良い時もあれば、悪い時もあります。
お客様の動向を判断することは、糸を針の穴に通すくらい難しいものです。
背景には、景気の動向や北海道展のやり過ぎなど、様々な要因が挙げれます。


 前回の更新で「競う」をテーマに駄文を弄しましたが、北海道展を良く見れば酷似した商品ばかりが陳列されている様な気がします。
珍味、海鮮弁当、ステーキ弁当等が最たるもので、続いて菓子類が続き、最後に惣菜類です。
その中で、売り上げの良い所とそうで無い所が現実としてあります。
販売方法なのか、見せ方なのかの見解は分かれるところです。
策士策に溺れるの例えもありますので、あまり策を弄すると良くはありません。
例え、失敗しても策を弄した方が良い時もあります。
「商い」とは本当に難しいものです。



 酷似が許されるのは食べ物が多いようです。
オリンピックのエンブレムも、一度決まったものが酷似しているとの理由で廃版になり、先頃新しいエンブレムが決まりました。
歌や美術など、酷似が許されないのは芸術の世界が多いようです。
私は「食」もある意味芸術と思う人間です。
しかし、こと「食」は商標登録が難しく、特許も難しい分野です。
故に、酷似した商品が氾濫します。
言葉は悪いのですが所謂「パクリ」です。
独自性を持てない、売れているものを模倣する。
「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則があります。
これは、名目上の価値が等しく、実質上の価値が異なる貨幣が同時に流通すると、良貨は仕舞い込まれて市場から姿を消し、悪貨だけが流通することを指します。



 酷似した商品を「悪貨」とは言いません!
しかし、歴史が証明している通り、栄えることはないと思います。
大事なのは酷似した商品を作るのではなく、酷似した「心」を持つことです。

 
| karyuhokki | 日記 | - | - |
競う
 越後の国を後にして、武蔵国へ入りました。
お邪魔するたびに、越後国は好きな所になってきています。
今日から、越後でお世話になった百貨店は二週目に入ります。


 毎回、私が退店した後には魚のすり身を使ったしゅうまい屋さんが入るのですが、今回は当社と同じ肉を使ったしゅうまい屋さんが入っていました。
勿論、しゅうまいは肉を食するのが原点です。
この仕事をさせていただき11年の年月を経過しましたが、とうとう類似品が出てきました。
今日、移動する前に会場に用事があって顔をだしました。
その時、私のいた場所で、私のしゅうまいと同じ形態のしゅうまいが販売されていました。
ある意味驚愕でしたが、真似される商品にまでに成長したんだなとも思いました。
「カニ」「とうきび」「帆立」「えび」が陳列されていました。
売り方は、さすが催事でご飯を食べている方です。
下から水蒸気をだし、蒸篭にしゅうまいを並べ、一個売りの状態での販売らしく見えました。



 当社のしゅうまいは、蒸篭の上に陳列して空気にさらしていると、肉の色が変化します。
酸化防止剤等を使用しないせいです!
お客様は全くその辺は分かってないようで、見せ方などで判断してしまます。
ただ、一個売りは私も前から考えていましたが、八種類もあると計算が煩雑でついついおっくうになっていました。
売る側の都合でなく、お客様の都合を考えればとてもいことだと思います。
一考を要します。



 人間、色々な面で競いあうことは日常茶飯事です。
お互いに負けないように張り合うことは重要ですが、売り上げを競うのではなく、商品を競うことが最終的に売り上げを競うことになると考えます。
また、それぞれ独自性を持った商品で競うのも重要と思います。
類似品で競ってもしょうがありません。



 隣の芝生は青く見えるのでしょうが、当社とは「原点」が相違します。
偉そうなことを言うつもりはありませんが、本当の意味での競い合いとは全く別物と考えます。
| karyuhokki | 日記 | - | - |
 越後の日本酒は、一般に軽いと感じます。
酒どころですので聞いたこともない、飲んだこともない日本酒が沢山存在します。
初日は高校時代の同級生と、二日目は気の合う仲間と、そして今日は関係者の方との宴でした。
三日間で、数十種類の日本酒を味わいました。
全て淡麗なお酒でキレがあって爽やかな余韻をを持てる日本酒でした。
酒所越後、流石と唸ります。



 気の合う仲間や関係者との宴はとても楽しいものです。
酔いが回ってくると、突然本音が出始めます。
確信をついている本音は勉強にもなりますし、これからの糧となります。
宴の神髄です。
喧嘩したり、どうしようもなくなるお酒は好みません。
お酒は楽しく、料理の味を引き立たせてくれるものと思っています。
よく、飲み放題を好む輩がおりますが、私は美味しい酒をゆっくり味わたい方ですので、飲み放題は好みません。
年齢的にも飲み放題は良くありません。



 宴の真骨頂は語らいです。
お酒が語らいの触媒を果たします。
普段の生活とは全く違う面も見られるのが宴です。
様々な生活をしていても、会議の後や、セレモニーの後は宴がつきものです。
一日の疲れを癒したり、嬉しい・楽しい・などで宴となります。
陽の宴は楽しいものです。




 宴は、人間生活においてなくてはならないものです。
それぞれの人間が切磋琢磨できるのも宴の重要な因子です。
一生懸命働いて、良い成績が残せれば従業員や知人との宴をすることができます。
宴をするために働いているわけではありませんが、結果「宴」ができることはとても楽しみなことです。
明日は土曜日。一番忙しくなると思われる一日です。
用意万端!頑張ります。



 

 
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年輪
 越後の現場も二日目が終わり、一方、陸奥の現場は今日が最終日でした。
また、今日は武蔵国で搬入作業があり「継続・終了・開始」と目まぐるしい一日です。
今日は、越後で初めて「ちゃんこ鍋」屋さんにお邪魔しました。
昨年、筑前のちゃんこ鍋屋さんにお邪魔して以来です。
それぞれ特徴があり、とても美味しく食せました。
大鵬部屋のお相撲さんだったらしく、お店には大鵬さんと一緒に写った写真が飾ってありました。
一昔前、「巨人大鵬卵焼き」と一世を風靡しました。
強かった!綺麗なお相撲さんだった!それが私の印象です。



 越後にお邪魔して四年目を迎えます。
お蔭様でお客様に浸透してきているのが伝わります。
やはり、当社の製品は馴染むまで時間を要します。
理解のある百貨店でなければスクラップです。
これからも、更なる努力をして年輪を重ねていければと思う土地です。



 樹木の茎や根の横断面に見られる一年間に生ずる輪状の材の部分を年輪と言います。
転じて、人間生活にも度々使われます。
「年輪を重ねたからできた仕事だ」とか「動作に年輪を感じる」など、一般に経験や年功を指します。
長年お付き合いをしていることと、年輪を重ねることは同義語と思っています。
催事生活を始めて11年の歳月が経過します。
その間、最初から長いお付き合いをしていただき、年輪を重ねさせていただいている百貨店さんが殆どですが、一回、二回でスクラップされたところもあります。
ところが、数年経ってスクラップされたところからまた、オファーが来たこともありますが、丁重にお断りさせていただいております。




 催事生活で年輪を重ねれることはとても幸せなことです。
輪状の材の部分をより強くできるよう切磋琢磨は不可欠です。
多年にわたりつみ重ねられてきた信頼と経験は、お互いにとても重要と考えます。
慣れからくる怠惰な考え方と製品の維持をしっかりすれば「年輪」は重ねられると考えます。


 
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担当
 陸奥国の私の担当も今日で終わり、娘婿が来てくれ引き継ぎをし、二人で仙台國分町で会食をしてきました。
明日は、越後へ向け出立です。



 一昔前までは、私か家の者がそれぞれの現場を担当し当社の催事を運営してきましたが、身の丈を超えたゆえに家族だけではうまく回らなくなってしまいました。
22日からは、違う担当が武蔵国で搬入作業があります。
私一人ではどうしようもないに日程上、それぞれの地域の担当が変わります。
努めて、責任を果たすべく回りたいのは山々ですが、適わないことが多くそれぞれの担当に委ねてしまう現状です。
本質的に私の考えと相違しますが、仕方ありません。
私が行ったから売り上げが向上するわけではありませんが、「筋」から言えば顔くらい出さなければと思っています。




 担当の選択もとても難しいものがあります。
誰でもいいという訳ではありません!
その地域や百貨店さんに適した担当の配置に無い頭を使います。
「適材適所」理想です。
出来るだけ適うように担当を選択しています。
当社の製品を受け持っていただくには、経験と判断力そして、真面目さが重要です。
お蔭様で、各地の担当者の皆さんからは悪い話は聞きません。
そういうう意味での教育は、徹底してやらせていただいております。
一昔前の大賞を取った川柳「無理させて、無理をするなと、無理を言う」そんなことは当社にとって無いと信じています。




 明日から向かう「越後国」の春催事の担当は、昨年、私ではありませんでした。
がゆえに、昨年の担当に負けない成績が覆いかぶさります。
負けない努力はもとより、製品の製造過程から細かくお客様に伝え、より当社のしゅうまいの理解度向上に努めてまいります。
工場の製造担当の皆様に良い報告ができるように頑張ります。



 陸奥国の私の販売補助の担当が三人も変わりました。
訳合ってことではありましたが、異常でした。
しかし、三人ともとても良い担当に恵まれ、陸奥国の販売補助員の「質」の高さに驚愕です。
他の地域ではなかなかあり得ないことです。


 事柄を受け持つ人、所謂、担当はとても大事です。

 
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常軌
 天災に、「常軌を逸する」の言葉は合わないかも分かりませんが、熊本県で大きな地震がありました。
現在も、余震か本震か区別がつかない地震が発生しています。
私の、東日本大震災の記憶からすると、まだまだこの一か月くらいは余震が続くと考えられます。



過去に私も大きな地震を三度ほど経験しています。
「十勝沖地震」「北海道南西沖地震」「東日本大地震」です。
十勝沖地震の時は高校生でした。
全校マラソンで校庭に集合してた時に起こりました。
学校周辺の家屋の集合煙突が屋根をぶち抜く光景を目にしました。
しかし、他校の生徒は帰宅させられましたが、わが母校はマラソン大会をそのまま続けました。
今の世の中では考えられない現象です。


 北海道南西沖地震の時は、家の前の電柱のトランスが液状化現象により、目の高さまで下がっていましたし、道路にひび割れが発生し、停電や断水が起き、地下から砂が噴き出す様は生きた心地がしませんでした。
津波の心配もあり、山に避難した経験もあります。



 三回目は、東日本大震災です。
渋谷の百貨店の八階の厨房におりました。
周りのビルは今にも崩壊しそうな勢いで揺れ、揺れが長かった記憶があります。
その後のテレビ放映で、あの津波を見た瞬間、凍りついたことを覚えています。
その後、新宿・池袋・吉祥寺と催事が続き、余震に悩まされ、震度3程度の揺れではびくともしないくらいになってました。
コンビニの物は全て無くなり、水や乾電池不足に悩まされました。



 「地震・雷・火事・親父」と言いますが、威厳が亡くなったのは親父だけで、他の物は健在です。
本業がプロパンガス屋です。
地震が起きると一番懸念されることは「ガス漏れ」です。
北海道での地震ではガス漏れが生じ、何軒も復旧作業に汗を流したことを思い出します。
災害に強いプロパンガスとは言いますが、ガス漏れは命取りです。
火事も同じで、延焼を未然に防ぐためのガス屋としての処置が必要です。
火事の際、消防車の出動に一緒となって走った記憶が蘇ります。


 被災地熊本では大変な生活が強いられていると思います。
日本国民皆で力を合わせ、復興に尽力しなければなりません。
常軌を逸した生活を一日も早く無くし、また平穏な生活に戻れるように力を合わせなければなりません。
これからが沢山の異常を訴える人が増えます。

 いま、陸奥の国で仕事をしていますが、ここの地の人は経験者です。
他人ごとではないのが伝わります。
更なる被害の拡大が無いことを祈るばかりです。
 
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 陸奥の国の催事も二日目が終了しました。
心配されていた空模様も、開店時にはすっかり上がりました。
しかしながら、来場者はいつもより少ないような気がします。



 年間、沢山のホテルにお世話になります。
広さやアメニティなども重要ですが、枕はとても重要です。
よく、枕が変わると寝れないという人もいる位ですので、疲れを癒すにはとても大事です。
お蔭様で、鈍感な私は枕が変わっても良く寝れます。
ある意味、幸せです。



 現在利用しているホテルは、エレベーターを降りた正面に、色々な枕を備えてくれています。
好きな枕を選択できる!私が利用するホテルではなかなかないホテルです。
江戸時代の枕は、髷が乱れるのを防ぐために高い枕が使用されていました。
その枕の下の箱には多くの引き出しがついてました。
小物や金品、貴重品を入れるのに役目を果たしていたみたいです。
よく、盗人のことを枕探しとよび、火事などの時は枕を抱いて逃げたそうです。
また、春画を入れておくこともあり、枕絵と呼ばれる所以となっています。
むかし、確かに願い事を枕の下にひいて寝ると、願いが成就するなどと言われた時もあったような気がします。



 枕は、沢山の使用例がありますが、「枕詞」ばなるものを一番先に思い出します。
特に和歌に用いられる修辞法の一つですが、新古今和歌集の「ひさかたの光のどけき春の日に」を思い出します。
そのほかに、膝枕・氷枕・腕枕・枕木・旅枕などが思いつきます。
また、枕は死者言葉でも頻繁に使われます。
枕経や枕花、枕飯や枕机や枕団子などがあり、人間生活に沢山のかかわり持つような気がします。
ともあれ、人間生活で迷惑をかけないで枕を高くして寝れるようになりたい!理想です。



 女房の膝枕で、耳掃除をしてもらう!
今は敵いませんが、至福の時間です。

 
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心地
 話題の北海道新幹線「はやぶさH5系」に乗り、陸奥国へ入りました。
所要時間二時間五十分、快適な初乗車でした。
殆ど揺れがなく、擬音も全くせず、滑るような走りは「心地」よさを満喫できました。
ただ、残念なことに青函トンネルを抜けるまで、殆ど車窓からの景色を眺めることは敵いません。
障壁とトンネルの連続です。
列車の楽しみは、車窓から眺める景色を楽しめることが一番のような気がしますが、北海道新幹線はそれが少ないのが現状のようです。



 陸奥国の現場は、広々としとても「心地」良く、ストレスが溜まりにくい現場です。
一般的に限られた広さで、多くの利潤を追求しなければならないのが、開催者の考え方と思います。
なかなか、心地良い現場は多くはありません。
しかし、逆に心地よい現場を与えれると、ある意味プレッシャーを感じます。
幸い、当社の看板商品「ホッキしゅうまい」の「北寄貝」を陸奥国の人達は良く理解してくれている「地」です。
ホッキを中心に組み立て、来場者に丁寧に説明しながら、明日から頑張ります。




 外界からの刺激に対して起こる心の状態は、「心地良さそうに眠る」と逆に「生きた心地がしない」など、「心地」が存在します。
「心地」よい現場で「心地」よく働き、お客様が「心地」良くお買い物ができる。
理想的な現象ですが、明日からの私は心地よい現場で、心地よく働かせていただけます。
しかし、理想に近づくには、お客様が心地よくお買い物できる環境への気配りです。
買い心地が良い環境に努力します。


 そういえば、今日履いてきた靴はとても「履き心地」が良いです。


 
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実感
 本当に肌寒い蝦夷地北斗市です。
この分だと当市の桜の開花は、「昭和の日」前後になることが予想されます。
因みに、「昭和の日」は前の天皇の誕生日で、実父も同じ日が誕生日で「俺の誕生日に、みんなが国旗を掲揚して祝ってくれる」
と言っていたことが思い出されます。



 それぞれの日に、色々なこじ付けみたいな記念日などが制定されていますが、我が家は私が新盆の7月13日で、女房は6月10日の時の記念日、息子はひな祭りの3月3日、娘は3月14日のバレンタインデーがそれぞれ誕生日です。
忘れることが無くて助かります。



 昨日、東京の従妹の子が訪ねてきてくれました。
「叔父ちゃん、大宮から新幹線で来たんだよ」という言葉を聞いた時、北海道新幹線があるんだと実感させられました。
走っている姿を見ても、なかなか沸かなかったのが、親族の訪問でより実感できました。
明後日、私はより実感すべく「新函館北斗駅ー仙台」を北海道新幹線を使用して、当社催事「第二章」を奏でるために陸奥国へ移動します。
仕事柄、東北・上越・長野・東海道・山陽新幹線は乗り慣れてはいるものの、北海道新幹線は初めての乗車となります。
何が実感できるかが楽しみです。
九州・北陸・山形・秋田新幹線はまだ未乗車ですが、その内に機会が巡ってくると思っています。
最近、東海道新幹線に乗車すると「揺れ」と「擬音」を感じますが、北海道新幹線はどうか?比較してみるのも面白いと思います。



 当社、「第一章」最終の山城の催事も明日が最終日です。
雨があり、地震がありと背景は厳しかったと思っていますが、「心頼」できる人間によってつつがなく進んでいます。
まだ、二回目の出店にも関わらず、私が実際に事物・情景に接したときに得られた感じでは、お客様がついてきている様な実感を感じました。少なくとも、素通りにお客様は少ないと思いました。
秋のオファーもいただき、更なる努力をして、可愛がっていただいている百貨店の関係者さんにもより実感させれたらと思っています。
アイテムだけは他のお店に負けてはいませんので、小出しに継続し、山城のお客様に当社のしゅうまいの旨さをより実感していただくように切磋します。
「必ず分かる、分かってもらえる」を糧に頑張ります。
山城の国のお客様が、当社しゅうまいの旨さと、妥協のない製造工程を実感していただけることを夢見て、製品に磨きをかけてゆきたい考えています。


 
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百花
 安芸の国から山城の国までの新幹線の車窓から眺める風景は、「桜」「桜」の連続でした。
宿と移動手段の関係から、尾張への移動の際の新幹線車窓からもまた「桜」です。
満開の咲き誇る「桜」を見ていると心がなんとなく癒されます。
適わぬことではありますが、のんびり「桜」の木の下で花見をしてみたい、と、いう衝動が沸き起こります。
これほどまでに、日本文化に馴染み深い植物は見当たりません。



 7日に蝦夷地に戻りました。
やはり、内地と違って飛行機を降りてからの肌寒さは北国と感じされます。
その北国蝦夷地も、あと一か月もしないうちに満開の「桜」で人々の心を癒してくれると思います。
山城の国では、もう「つつじ」が芽吹き、花を咲かせていました。
蝦夷地と違い、段々と花が変わりゆく姿は、ある意味羨ましい限りです。
ただ、いっぺんに色々な花が咲く蝦夷地はもう少しで百花繚乱の時期を迎えます。
沢山の花が咲き乱れ、美しく咲き誇る様は、蝦夷地ならではかも分かりません。
北海道新幹線を利して、沢山の観光客が訪れてくれることを期待してやみません。
北海道新幹線開業からの当社の「しゅうまい」の動向を見れば、駅の売店また、「北斗おもてなし祭り」の結果が概ね良好の数字を残していました。
「人が動けばものが動く」道理ですが、今後どうなるかは未知数です。
嬉しい「誤算」であって欲しいとは思います。



 お蔭様で、11日で春から初夏催事の第一章が何の誤算もなく終了します。
14日から当社催事、第二章が始まります。
陸奥ー越前ー武蔵ー江戸ー筑前ー遠江ー下総ー江戸と回り第二章が終了します。
終了後、四日ほどの蝦夷地帰宅があって、第三章へ出立です。
第三章は、豊後ー江戸ー肥前ー武蔵ー豊後と回り終章です。
第二章も、第三章も、第一章と同様に誤算なく運んでくれることを祈念しています。
有難いもので、7月も8月も催事のオファーがあり、ゆっくり休めるのはお盆からです。
販売する側も、生産する側も大変な労働を課せられています。
またまた、自身の能力のなさが露呈してます。



 優れた業績が一時的に沢山現れることは、秀でた人物が必要です。
流動的ではあれ、秀でた人物を確保することができたため、第一章を誤算なく奏でることができました。
第二章も第三章も美しく奏でることを期待しながら、秋からの催事の演奏方法を考えます。



 
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誤算
 満開の桜が咲き誇る安芸の国です。
とても綺麗です!北海道の桜との相違を感じるのは花の密度かな?と思います。
内地の桜は総じて花の密度が濃いような気がします。



 今日で安芸の国の現場も終了しました。
明日は山城の国へ出向き、明後日、尾張から蝦夷地に戻ります。
5日ばかり自宅で過ごし、陸奥の国へ出立です。


 一般に、「誤算」は推測や予想に誤りがあることを指しす。
一般的に「負」を想像します。
しかし、逆の「誤算」も存在します。
「嬉しい誤算」所謂、推測や予想が逆になることです。
見込み違いや、読み違いは逆になった場合、物事は総じて良い方向へ進みます。
自分が考えていたことより良い結果になった時に「嬉しい誤算」を感じます。



 今年の春の催事は、嬉しい誤算の方が多いような雰囲気です。
推測や予想が甘かったかも分かりませんが、いい調子で推移しています。
原因を紐解けば、お馴染さんの数が増加傾向にあるような傾向です。
今日の安芸の国は、有名百貨店の北海道展初日でした。
よって、朝からお客様の数は数えるほどしかおりませんでした。
しかし、終わってみれば嬉しい誤算が生じていました。
有難いことです。



 真面目に商品を作り続ける努力の重要性を改めて感じます。
「いつかは分かる」そんな信念を持ちながら続けてはいるものの、売り上げが上がらなければスクラップされる業界です。
あえて生意気に警鐘を鳴らさせていただけるならば、売り上げ重視のお店は、お客様の質も変わり、将来的にとても不安な要素が隠されていることに気づいて欲しいと思っています。
百貨店は「本物」を売るべき場所という本質が、こと物産展では忘れ去られているような現実に、誤算が生じないように考えてほしいものです。
将来生き残るには、お互いに「本物」です。


 これからも、推測や予想をはるかに超える「誤算」が生じることを願いつつ、日々努力を惜しまず精進する!とても大切なことです。




 
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酒家 
 安芸の国の催事も三日目を終わり、残すところ三日です。
今日は、広島カープと読売巨人軍の試合がデーゲームで行われ、観戦前のお買い物で会場が賑わいました。
広島市民がこよなく愛しているカープは、歴史を感じますし、カープ熱を感じます。
お買い場では、ユニホーム姿での買い物です。
特に、背番号15「黒田投手」のユニホームが目につきました。
老若男女を問わず物凄い「熱」です。



 安芸の国広島は、前にも更新した通り、とても夜が賑やかな所です。
酒都広島であり、瀬戸内の魚であり、牡蠣であり、お好み焼きです。
毎日のように、食事をするために繁華街にお邪魔をしますが、「鉄人酒家」なるお店が、宿泊しているホテルの裏にあります。
「酒家」清末から中華人民共和国の成立する以前の旧社会の言葉で「居酒屋」や「飲み屋」を指します。
しかし、「酒家」と言えば中華料理のお店を想像します。
東京原宿にある「南国酒家」も中華料理のお店です。



 ここの「麻婆豆腐」は絶品です!
沢山の中華屋さんで食してきましたが、個人的感覚では一番です。
最近は、お好み焼きよりこちらの方の利用率が高いのが現実です。
その他の料理も、はずれが無く美味しく食せますし、ここの紹興酒がまた美味しい!
今日もまた、お邪魔してきました。



 全国を旅して楽しいことは、美味しいものと出会えるチャンスが多いことです。
地方地方、それぞれの特徴があり、素材があり、それを供する腕の良い職人さんと出会える楽しみは格別です。
ガイドブックに頼ったことはありません。自分の「鼻」で良し悪しを決めめたり、情報をから選択します。。
はずれもありますが、当たりの確率が高い方です。
安芸広島は、総合的に見て「筑前」「尾張」に私的には匹敵する場所です。
勿論、「豊後」「肥前」「越後」「陸奥」にも沢山の美味しいものを供してくれるお店があります。



 酒家とは、別な見方をすれば「料理屋」さんです。
人間最後に残るのは「愛と食」と言い続けてきましたが、改めて感じる安芸の国です。

 
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