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収穫
 12日振り蝦夷地北斗市へ帰ってきました。
江戸地東京も寒かったですが、同じ気温でも寒さが違うような蝦夷地北斗市です。
周りが白一色の為かも分かりませんが、とにかく寒いです。



 今年初めて、当社の催事をさせていただきました。
先ずは、肩慣らしと思っていましたが、沢山の収穫を得れ、気分良く帰ってこれました。
基本的に「収穫」とは、種をまき、手入れや栄養を与え、できた作物を取ることです。
催事で言えば、出店させていただき、商品の説明をし、買って頂く作業になります。
出店(種まき)は、商談会やら紹介やらから始まり、出店後は(手入れ)きちんとした商品、説明、が重要で、
納得した上でのお買い上げ(収穫)になります。
どれを省いてもいい結果は得れません。
特に、(手入れ)が重要で、収穫物に大きな影響を与えます。


 手入れや栄養を与え続けて、11年目をむかえようとしている当社の「しゅうまい」もお蔭様で
年々収穫量が増えてきています。
この仕事を始めた時に、ある人に「10年は掛かるよ」と言われたことが理解できます。
有為転変する業界において、いかに(手入れ)が大切かを痛切に感じます。
これからも、更に手を入れ収穫量との因果関係を構築してゆきたいと思います。
「儲ける努力より、美味しいものを作る努力」を肝に銘じ精進してまいります。


 今年初めての催事から得た有益な結果を大事に磨きをかけ、今年もお客様に可愛がってもらえる商品に
なるように更なる努力を重ね、「買って満足、食べて納得」そんな商品を送り出し、改めて「身の丈」を
考えながら邁進してゆきたいと思います。 
近年には珍しく2月は工場に入り、製品作りに没頭します。

 
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信頼
 明日は雪が降るような予想が出ている江戸地です。
降雪や降雨は催事に大きな影響を与えます。
限られた日数で消化しなければならない現場にとっては大きな現象です。
晴れることを祈っています。



 今日から、埼玉で催事が始まりました。
家の者が動けず、とても信頼出来る方をお願いしての催事です。
「信じて頼る」の言葉通り、信頼は人間社会においてとても大切なことです。
「悪いようにはならないだろう」程度の人間関係であるのに対し、「自分の味方になってくれる」との
積極的な意味合いも持ち合わせます。
信頼する側の私の考えは「相手の人格や相手が自分に対して持つ感情についての評価」に基づく以外に
見当たりません。
とても良い方と巡り合えました。



 過去に、何回も信頼していた人に「後ろ足で砂かける」ことをされてきました。
しかし、私の見る目や、判断に問題あったとは思っていません。
砂をかけた人達は、何らかの理由があってそのような行動に出たものと判断しています。
それは、自分自身かも分かりませんし、違う要因かも分かりません。
そんなことを詮索するより、前に向かって生きることの方が大切です。
しかし、格好の良いことを言ってもすべてがそうだったのかと問われれば、正直許せない方も存在します。



 正直者が馬鹿を見ない開かれた社会の構築は、とても大切なことです。
催事において、お客様はとても正直です。
そんな、正直なお客様に対して信頼を損なう商品や、姿勢は許されません。
せめて、催事の世界は「お客様に真摯に!」を貫き、信頼溢れる世界であって欲しいものです。




 
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起動
 残雪が道路脇に残る江戸地東京です。
見るからに重そうな雪が目に入ります。
交通機関の遅れが目立ち、生活に支障をきたしています。



 明日から、平成28年催事の仕事始めを北海道のアンテナショップで起動します。
まだ、いくらでも寝れる体ですが、身体ならしにはもってこいの現場です。
一人で頑張ります。
催事が続くと体は催事慣れしますが、ちょっとでも休んだらまた体を催事慣れさせるのに少しの時間がかかります。
なんとも上手くいかないのが現実です。
時には、休まない方がいいのかな?とも考えますが、休養は大事です。
特に、年齢を重ねてくるとしみじみ分かります。
ある意味矛盾との戦いです。



 江戸地での降雪は、売り上げに直結します。
昨年、ある催事の時とんでもない雪が降り開店休業状態を思い出します。
幸いに、明日からの降雪予報もなく安堵しています。
場所が場所だけに、北海道をそして北斗市をより理解していただくことも重要です。
北海道新幹線の終着駅を大いにPRしながら、自社製品の販売を頑張ります。



 肩慣らしの一週間ではありますが、当社28年催事の起動です。


 
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手際
 低気圧の接近で、荒天が予想される北海道です。
お世話になるところに迷惑をかけれないので急遽、明日の出発を取止め、今日、航空機からJRに変更し函館駅へ。
しかし、JRも踏切事故の後処理のため遅れが生じて、1時間40分遅れで出発。
ところが、今度は青森県蟹田駅手前で信号機の故障のため、線路上で1時間も停車の始末。
その間、まことに手際の悪い説明が流れ、どんな教育を受けているのか疑いたくなります。
結局、3時間弱遅れ青森到着。新青森までのはずが青森駅で乗り換え。
またまた。手際の悪い説明放送!
新青森駅では、全く同じ車両名と同じ行先の車両が並び、どっちに乗ったらいいのか説明なしの始末。
その点。航空会社の教育はとても行き届いているような気がします。
皆さんも注意して比較してみてください。



 天候の影響で遅延が出るのはいたし方ないことです。
しかし、そうでない場合の状況説明などは的確に伝達して欲しいと思います。
もう少し、JRさんは金儲けばかり考えないで、社員の教育にお金をかけてください。
一等地の場所に、どんどん商業施設を建設することよりも大切なことです。
そんなお金があるのなら、公共性を更に考えて頂きたいと思います。
料金の低廉化、赤字路線の維持など、沢山あります。



 仕事に「手際」は重要です。
効率=手際と考えてもおかしくありません!
しかし、人によって格差がある現実も理解しています。
物事を処理する腕前や方法は、経験と頭脳ばかりでありません。
努力が大切です。
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境地
 本当に冬らしくなってきました。
しばれは厳しく、降雪量も徐々に増えてきた様子です。
やはり、毎年若干の差はあれど、毎年同じ結果になるような按配です。



 久し振りに工場に入って皆さんと働いています。
何となくシャッキとします!
毎日味を確認しながらの製造です。
口に入れた時、甘い磯の香りと重厚な甘みと上品な旨味が口の中に広がり、悶絶寸前の境地に
至る様な「しゅうまい」作りを目指し、日々努力しています。
北斗市公式キャラクター「ずーしーほっき」を模して製造した「ずーしーホッキしゅうまい」は
まさに食べてくれたお客様がそのように感じてくれたら、至福の喜びです。


 当社に「ほっきしゅうまい米の華」「帆立しゅうまい米の華」という製品があります。
これは、旧上磯町と旧大野町が合併した時を祈念して、双方の特産品を使用し、一日も早く
融和して欲しいとの願いから製造した商品です。
合併し「北斗市」になって、2月1日で10周年を迎えます。
そして、3月26日には「北海道新幹線」開業を迎えるます。
記念すべき年に、記念すべき新幹線開業と、北斗市の興奮の境地は想像に絶しがたく、もう少し市民は
熱狂的にならなければなりません。



 「ずーしーホッキしゅうまい」は当市のキャラクターが新幹線親善大使と言うことで思いつき、
製造をした商品です。
定番の「ホッキしゅうまい」の3倍の「北寄貝」を使用するため価格は少々高めですが、食べたお客様が
食べているうちに、夢の境地に引きずり込まれるような様(サマ)を想像しながら製造しています
ただ全て、手作りのため製造個数に限度があります。


 昨日,今日とまた仕事が飛び込んできました。
幸せな境地ではありますが、毎年同じことが繰り返されるのに、何も変化を与えていない自分に愛想が尽きます。


 
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歓天
 降雪量もそこそこあり、寒くなってきた北斗市です。
あと、75日で「北海道新幹線」が開業を迎えます。
歓迎ムードは理解できますが、なかなか選択できないでいる様子も伺えます。
選択しなければならないのに選択しないのは、それ自体を選択していることになります。
念願の「北海道新幹線」。北海道道民はもとより、地元北斗市・函館市は「歓天喜地」の心境
と思いますので、頑張って欲しいと考えます。



 「歓天」と言えば一昨日、催事でお世話になる方の家族が、遠路(車で11時間くらいかかります)
私の家を訪問してくれ、泊って行ってくれました。
奥様とも初対面でしたが、とても美人で育ちの良さが伝わる素敵な方でした。
小学3年生と1年生の男の子二人もとても可愛く、「めんこい」「めんこい」の連続の我が家族でした。
深夜まで、飲みながら沢山のお話ができ、とても楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
昨日は、北斗市と函館の観光をし、子供たちには「妖怪ウオッチ」の映画鑑賞も。
二日間の訪問でしたが、喜んで帰ってくれました。
事故なくに自宅に戻れることを祈念しています。



 「歓天」とは、「天に向かって喜ぶ」意であり、それに続く「喜地」とは「地に向かって喜ぶ」意を表します。
従って「歓天喜地」は思わず小躍りすような大きな喜びを指します。
まさしく、一家の訪問は私にとってそのような気持ちです。
よく訪問してくれました。



 1月、2月はゆっくりと思ってましたが、敵わず19日から東京へ出立です。
その後、名古屋・福岡と催事とは別な用事で出向かなければなりません。
今年も、昨年同様かも分かりませんが、仕事があるということは会社にとって「歓天喜地」です。



 
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あみだ
 久しぶりの雪模様ですが、「しばれ」はそれほど強くない北斗市です。
年前は殆ど雪が無かったそうですが、そうはいきません。
年間の降雪量の統計を見てみれば、ほとんど変化がありませんので12月に降らなかった分、これから
どこかで「どか雪」が予想されます。
終わってみれば例年通りの雪の量になると思います。



 今日は、当社の「新年会」です。
工場が始動すのが来週からですので、従業員に合うのは久しぶりになります。
元気な姿を見るのが楽しみです。
余興で、「あみだくじ」を行います。
何故、「あみだくじ」は同じところに行かないのか?
旭化成時代の同期が、数学的に証明してくれ、とても感心したことを覚えています。


 縦二本、横一本の「あみだくじ」を作り、これを基本形とすれば、結果が入れ替わるのが分かります。
「あみだくじ」は縦が何本あろうが、横が何本あろうが基本形の連続に過ぎません。
所謂、入れ替わりが繰り返されるだけのことです。
これを、数学的に証明するとなると「帰納法」や「背理法」を用いなければ証明できません。
今の私にはとても無理です。



 色々な景品を従業員の皆様に持って帰っていただきたいと思っています。
ただ、縦横斜めが一番先に揃って、いい景品を貰える「ビンゴ」と違って、時の運が左右します。
当社では、「あみだくじ」を引く順番を「くじ引き」で決めてから行います。
因みに「あみだくじ」の「あみだ」は阿弥陀如来に由来します。
「阿弥陀」様の後光のように線が引かれることからきています。
当社独特の「変則あみだくじ」が出番を待っています。




 
 
 


 
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指揮
 喪に服す正月は、何も考えず、何もせずの毎日です。
明後日からは初仕事が待っていますが、何の用意もせずただ、ゆっくりしている自分がいます。
こんな正月も珍しい。


 毎年恒例の「ウイーンフィルニューイヤーコンサート」は、今回で三回目のマリスヤンソンスさんの指揮で
盛大に開催され、ワインを飲みながら楽しみました。
ウイーンフィル管弦楽団は、長年にわたり、新年にシュトラウス一家や、その時代の作曲家の数々のレパートリーより、
明るく楽しく、そして内容豊かなプログラムで新年のコンサートを行っています。
私は、毎年のことではありますが、軽やかで内容豊かな演奏に感動を覚える一人です。
今年は、ウイーン少年合唱団が登場し、更に華を添えてくれました。
とても楽しいひと時を送らせていただきました。



 高校時代、クラッシクが好きで、中でもカラヤンさんのベルリンフィルの演奏を、レコードが擦り切れる位聞きました。
ただ、ベートーベンの「第九」だけは、ハンスシュミットイッセルシュッテトさん指揮のウイーンフィル管弦楽団が好きでした。
大好きだったカラヤンさんも、過去にニューイヤーコンサートの指揮をしたことがあり、日本の小澤征爾さんも指揮したことがあります。
世界的な指揮者が登場するニューイヤーコンサートは最高です。
クラシックは元より、音楽は指揮する人で演奏が違うく聞こえてきます。
自分に合う指揮者を見つけることは、音楽の世界へ嵌まり込む要因にもなります。
改めて、指揮者は大事です。


 孫の吹奏楽の、全道大会と東日本大会のDVDも毎日部屋中に流し聞いていますが、とても小学生とは思えない演奏と
選曲に、顧問の先生の努力が伺えます。
孫を指導してくれている先生は、「北斗市の宝」です。
良くここまでになるまで指導監督したなあ〜と心から思いますし、生徒も良くついて行ったな〜と思います。
冬休みにも関わらず、孫は今日から吹奏楽の練習に行きました。



 会社の社長は、その会社の指揮者です。
タクトを上手く振れないと、会社は違う方向へ行く可能性があります。
華麗に、優雅にタクトを振りたいとは思いますが、指揮の取り方はまだまだです。
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丙申
 今年は、昨年4月に義母が他界し、喪に服す静かな年越しでした。
よって、初詣でも、「あけましておめでとうございます」も無しの正月です。



 毎年、年の初めのブログの更新はその年の「干支」から始まります。
昔、干支の講演を聞いてから関心を持つようになりました。
深く、面白い学問です。
今年は「丙申」(ひのえのさる)で、干支の組み合わせでいけば33番目に当たります。
「丙」は「明らか」と言う意味があります。
甲、乙、丙と十干の中では、三番目。十干は樹木の成長に例えられ、「丙」は形が明らかになってくる
頃を指します。一方「申」は「呻く(うめく)」で、これも樹木の成長に例えられます。
申の呻くは「果実が成長していって、固まっていく状態」を表します。
しかし、完熟までは達しない状態です。



 昔聞いた講演で、60年に一回(還暦)同じようなことが起こっていると聞いた覚えがあります。
とても興味深いことです。
さて、「丙申」の60年前には何があったのでしょうか?
日本は「神武景気」と言われ、戦前の経済水準を超えるまでに回復して「もはや戦後ではない」という
流行語が生まれました。
ソ連ではフルシチョフのスターリン批判、日ソ共同宣言、国際連盟加入、政令指定都市の制定、「太陽の季節」と石原裕次郎さんデビュー。
アメリカでは、プレスリーのブレイクなどがあった年です。
「実が固まって形になっていく」明らかになる年と言えるそうです。


 2016年は完熟する年ではありません。
形がはっきりする、固まっていくという成長段階です。
今やっていることが、自分にとってなんなのかを定義するのも一考です。
何を目的に頑張っているのかを見直してみることによって、今後大きな成長に繋がるかも分かりません。
新たな発見。
それによって新しい道が開けるかも分かりません。
 2016年は、頑張ってきた人の「努力」が「形」になる「年」の可能性を有しています。
私も、可能性を信じて道を歩いて行きます。



 今年も、私の拙い「ブログ」を更新してゆきたいと思っています。
1000回更新までもう少しのところまで来ています。
お付き合いいただければ幸甚です。

 
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