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必殺
 豊後大分の仕事もあと二日間です。
三週間は長丁場ですが、とても快適に終われそうです。
その源は、良くしてくれる仲間の存在と、お世話になる料理屋さん、そして百貨店の環境です。
もう終わるの?が正直な感想です。
毎日が楽しく過ごせる幸せはとても有難いことです。
大好きな「柿」をパートナーが持ってきてくれるのも幸せの一つです。



 その現場、その現場で売れ筋や売れ方が異なります。
いかに、必殺技を持っているかが左右します。
一昨日から定番の商品に加え、いつもはない詰め合わせを作り、試行してみました。
とても良い成績で、これからお世話になる時はこの技を活用しようと思いました。
百貨店が行っている、「サヨナラセール」もある意味必殺技ですが、それに加え、ただ単に価格を安くするのではなく
お客様目線に立っての必殺技が大事です。
極端なお買得は、次回に沢山の問題が残します。




 近年、単品よりもセット商品の方が売れ筋のようです。
蕎麦屋さんで言えば「天丼とそばセット」や「かつ丼とそばセット」であり、ラーメン屋さんで言えば「炒飯とラーメン」
や「ラーメンと餃子セット」などがあります。
その他、沢山のセット物を提供してくれます。
催事の世界もセット物の大事さを感じます。
その為に必要なものは、価格表であり、セットの工夫や媒体です。
準備の必要性を痛切に感じた三週間でした。



 必ず効果があると期待される、とっておきの技!
必殺の必要性に肝胆を砕かなければなりません。
所謂、マンネリや怠惰は様々なものに影響します。
| karyuhokki | 日記 | - | - |
 本当に暖かい豊後大分です。
若干、天候には恵まれませんが暖かさは継続中です。
世の中、三連休の中日です。
今日も沢山のお客様が、足を運んでくれました。
平素の、百貨店の皆様の努力に感謝です。



 11月22日は、属に言う「良い夫婦の日」です。
さて、いい夫婦とはどんな夫婦なのでしょうか。
沢山のキーワードがあります。
私などの場合は「亭主元気で留守がいい」の類かも分かりません。
なにしろ、300日は家にいません。
どんなのがいい夫婦なのかはよく分かりませんが、結局は「絆」で結ばれている夫婦がいい夫婦なのかも分かりません。
絆とは、元々「馬を繋ぎとめる綱」だったようですが、家族や友人など、人と人を離れがたくしている結びつきです。
絆のしっかりした夫婦は、いい夫婦と思います。



 女房ばかりではありません。
特に、外での仕事が多い人間は友人との「絆」の大切さが大事です。
ただし、絆を維持するには「思いやり」が大事です。
夫婦であろうが友人であろうが、「思いやり」が欠けたら絆の存在が危ぶまれます。
正しく人を思う心を醸成できる人とのお付き合いが大切ですし、見極める眼力も大事です。



 豊後大分もあと10日。
百貨店との「絆」、友人との「絆」を大切にし、前年以上を目指して、疲れてはいますが頑張って働きたいと
思っています。




 
 
| karyuhokki | 日記 | - | - |
考察
 とても暖かい豊後大分です。
10年お邪魔しますが、こんなに暖かい豊後は初めてです。
今日で催事の三分の一が過ぎました。
若干、天候には恵まれませんが、それでも豊後のお客様は沢山足をを運んでくれます。
とても有難いことです。



 美味しいものを食すると幸せな気持ちになります。
しかし、どんなに美味しくても「ただ美味しい」のところもあれば、「心を豊かにしてくれる」所も
あります。
全国各地の旨いものを食する環境下におります。
しかし、ただ美味しいと、心を豊かにしてくる美味しいは、全く違うと思います。
考察とは、「察して考える」という漢字の通り、察したことを自分なりに考えることを意味します。
「感想」や「所管」と若干意味が異なります。
自分の考え=結論になります。
ただ美味しいだけのお店は沢山存在しますが、心を豊かにしてくれるお店は稀有です。



 物産展催事での自分の商品を考察した場合、お客様の心を豊かにしているのだろうかという疑問にぶち当たります。
お客様への説明も言いたいことが伝わっているのだろうかとか、買って食べて満足してくれるだろうかなど考えることが
あります。
その真実を明らかにするために、私自身十分に考えなければならないと思います。
いつも思うことですが、ただ商品を売って、売り上げが上がればいいという考え方ではありません。
いかに、商品を正しく伝え、お客様が喜んでもらえ、更に、接客が大事と考えます。



 今更ながら、「察して考える」重要性を感じます。

 
| karyuhokki | 日記 | - | - |
 豊後大分の国の催事も四日間が終わりました。
12月1日まで、まだまだ道程は遠いですが、楽しく働いています。
飽きもせず、毎日同じお店に通い、晩御飯を?(お酒)を楽しみます。



 百貨店の殆どの屋上に神社が祀られています。
それぞれの家に神棚があるように、百貨店でも各階に祀りたいのでしょうが、売り場に神棚は
似合いません。
商売繁盛はもとより、店内で事故が起きないようにの理由で、屋上に祀っているらしいです。
例外なく、毎月1日には幹部の皆様が参拝する光景をみます。
日本の社会は、まだまだ神頼みとかお参りを欠かさない社会です。



 催事をやっていると、とんでもない金額(職種によって金額は異なりますが)をお買い上げ下さるお客様もいらっしゃいます。
とても有難いことで催事隠語で「神さま降臨」などと言います。
今日、私のところに神様が降臨してくれました。
いつものお客様とはいえ、有難いことです。
一日に何人もの神様がお見えになることがありますし、全くない時もあります。
苦しい時の神頼み!暇なときは、神様を待ち続けます。



 近年の日本は、「ハロウィン」だとか「バレンタイン」とかではしゃいでいますが、もう少し
日本伝統文化を見直せないものかと考えます。
昔日本は、神である天皇が治める国であり、神々が宿る国であると言われてきました。
神の国発言で問題を提起した総理大臣もいましたが、神様を祀っている以上、変な意味ではなく
神の国と思います。
もう少し、正しい意味で歴史をお掘り起し、その文化を継承していくことの方が、外国のお祭りに
賛同してはしゃぐよりいいことだと思います。


 
| karyuhokki | 日記 | - | - |
不変
 私の担当の肥前の国の催事は、今日で終わりました。
短い期間ではありましたが、沢山の顔馴染さんと会話ができ、とても嬉しい五日間でした。
有難いものです!私のために昼食を用意してきてくれたり、みかんを持っていてくれたり
買い物にも来てくれます。
はがき等で、案内もしていないのに、「今度は春だね」涙が出るほど嬉しい言葉です。
全国各地、沢山の皆様に支えられる環境になってきました。
とても有難いことですが、勿論責任も感じます。
いつもの商品を作り続ける努力を、更に増さなければと感じます。


 昨日で、山城の国の催事が終わり今日、安芸の国の催事が終了しました。
今日は、武蔵の国の搬入があり、明日は豊後の搬入です。
段々、終わりに近づいては来ているものの、まだまだ長丁場です。
残り、江戸・尾張が控えています。
蝦夷地の戻るのは12月31日です。



 それぞれの地域でお世話になる食事処は、私の場合どこの地域も殆ど不変です。
沢山のネオンに誘惑されながらも、殆ど同じところで食します。
不器用ですから仕方ないこととは思いますが、冒険していい思いをしたことがありません。
故に、馴染のお店にお世話になります。
話が弾み、酒も肴もとても美味しく、「ああこの地にきたんだな」という印象を持ちます。
不変の美味しさに舌鼓をうち、一日の疲れが癒されます。



 当社で製造している「しゅうまい」も味は不変でなければなりません!
その為に、吟味し、沢山のことに気を配っています。
不変は、ある意味変化に乏しく成長が無いようにも見られますが、とても大事なことと考えます。
変わらないことも、変わること以上に大切なことだと歴史も教授しています。



附則
肥前=佐世保・豊後=大分・山城=京都・安芸=広島・江戸=東京・尾張=名古屋・蝦夷地=北斗(北海道)
武蔵=浦和



 
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道徳
 私の担当の肥前の催事も、あと一日です。
24日までの長丁場ですが、代わりに引き継ぎ豊後へ移動します。
雨模様の二日間でしたが、とても暖かく流石南の国だなあと感じます。



 佐世保の繁華街は、私の感じではありますが、年々寂しくなってきている印象を受けます。
安芸の国の繁華街とはえらい違いです。
最低賃金が国内で有数の安い所と聞きます。
催事場でも、近年、買い方がつつましくなっている気がします。
大人買いの方を見かける頻度が少ないです。
アベノミクスとは無縁の地域かも分かりません。
実際、私の住む町も含め、田舎はアベノミクスなど感じたことがありません。
今でも、政治は中央集権です!


 ここ肥前の国でも、催事場で道徳のない方々をたくさん見かけます。
法律とは違い、自発的正しい行為へと促す内面的要素が短絡しています。
所謂、催事仲間で言う所の「試食魔」さん達です。
毎日、お見えになります。
前のブログにも記しましたが、試食をお出ししている以上、要求されたら出さなければなりません。
しかし、特別にただで試食を製造し、お出ししているわけではありません。みんな一生懸命販売のために製造しています。
そこに、人間として善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わなければならない規範というもの
が存在すると思います。
試食後専門の方は、その道徳が欠落しています。
所謂、人間として失格と思います。



 老子の「道と徳をとく」からきている言葉です。
近年、道徳教育の重要性が問われていますが、今更です!
小学校の内から、徹底的に道徳教育を施すことがとても大切と考えます。
「親の意見となすの花は、千に一つの無駄はない」の例えの通り、小さい時からの教育がなっていないと、
その子が親になった時に、とんでもない日本に変革しているかも分かりません。
改めて「教育は財産です」




 
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索引
 六時半終了の百貨店です。
10年の催事経験で、初めても経験です。
売り上げ的にはある意味、勿体ない気持ちもありますが、体力的にはとても助かります。
どちらが優先するか?と言えば、正直、体力的負担のない方が優先します。
外で食事をしてきても9時前にはホテルに帰れます。
従って、睡眠所間を沢山とれることになり幸せです。



 昨日のブログ更新で「廃藩置県」を表しました。
私のブログでも見ていてくれる人が沢山おります。
その中の数人の人から「趣が無くなる」とか「今のままの方がいい」とかメールを頂戴しました。
とても有難いことです。
熟慮の結果、ブログの中の語句や事項を探し出す手引きとして、索引を設け地名を表することにしました。
たった一日での変化ですが、私なりに悩んだ結果です。



 ここ肥前の国の催事は、年々都市化され、試食を呈すると「回ってきます」「今来たばかりだから」
「後で寄ります」などの言葉を多く聞くようになりました。
私の10年の短い経験から「商品に指差す人」「試食を呈してうなずく人」「ん〜とうなる人」「この試食あります?」
は基本的に購買に至るケースは稀と思っています。
ご専門の方はそれぞれの特徴をお持ちですが、結構共通しているような気がします。
ただ、試食販売の弱点は、出している以上欲する人には提供しなければクレームが発生します。
お菓子などは、試食もせず購入いただけるのに、試食を出している所は、お出ししても購入に至らないことが
多々ありますし、沢山買ったらオマケあるのまでいわれる現在です。
有名菓子店の商品は、何個買ってもオマケは聞いたことがありません。
経費や労力を使い「いくらまける」「オマケは」など言われたらとても矛盾を感じますが現実です。



 物産展で、「しても良いこと」「しては駄目こと」を索引化したら面白いかも分かりません。


附則
  肥前=佐世保
 
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廃藩置県
 安芸の国から、筑前の国へ寄り、肥前の国へ到着しました。
とても暖かく、11月とは思えない暖かさです。
筑前では、二つの百貨店の仲間と昼食を食せる機会に恵まれ、とても気分転換になり
明日からまた、頑張れる糧となりました。
自分が催事に携わってない時に催事場を見るのは、勉強にもなりますが、違った角度から
幸せだなと思うのも否めません。



 昼食時に、将来有望な若い方に「新関さんのブログをよく読ませていただきますが、県名や
地域を昔の呼び方で記されているので、ネット等で調べます」と言われました。
時代小説の読み過ぎで、ついつい福岡=筑前や安芸=広島などと記してしまいます。
明治4年、当時の政府が封建割拠の基となる藩を廃止し府県に改めることにより、封建制度が廃止され、
日本が近代的集権国家体制になったことを、廃藩置県と言います。
それに倣い、次回のブログ更新から、きちんと県名を記すことにしました。



 前回更新した「離見」ではありませんが、読んでいただく方のことも考えなければと思いました。
ブログも数えること約800回くらい更新しています。
自分の中では、恐れ多くも自費出版の夢を抱いています。
拙いブログではあれ、800回も更新してきた物を残してみたいと考えるのは幼稚なのかも分かりませんが、
孫が見てくれたら幸せです。



 ここ肥前は11日までお世話になり、その日に豊後に移動します。
豊後は、毎年のことながら三週間の長丁場です。
毎年、彩の国(武蔵)に出向きまた、豊後に戻りますが、今回は通しで豊後です。



 次回の更新からは若干意味が異なりますが、私なりの廃藩置県で更新します。




 
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極意
 折り返しの安芸の国の催事です。
私は、明日朝の開店準備をしてから肥前の国へ移動します。
毎年、一週間ほどの滞在ですが、とても楽しく働かせていたく現場です。
私に代わり、六日間は他の人が担当します。
無い後ろ髪を魅ひかれながらの移動です。



 商売の極意とは問われれば、一言では言い表せませんが、当社の核心となる事柄は
「儲ける努力より、旨いものを作る努力」が極意かも分かりません。
適正な利潤の追求はあってしかるべきですが、「買って納得、食べて満足」を利潤より優先します。
物販の極意は、いかにして商品をお客様に伝達できるかが正道です。
おまけ商売の是々非々は別として、当社は拘ります。
商品を的確に伝えることによって、お客様の購買意欲を促す!とても大切なことです。
そこでのおまけは理解できます。
ただ、残念なことにお客様は見た目や巧い言葉に翻弄され購入をするケースも多々あります。
人生色々、お客様も色々です。



 完璧が商売を維持しておるとは思いません。
しかし、正しいことを、物を、伝達することによって更なる効果が期待できます。
商売の極意とは「正しいことをする」これが極意のような気がします。






 
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離見
 安芸の国の催事も明日で折り返しです。
10日までの13日間の長期間の催事ですが、西の方に移動するほど二週間・三週間催事が
増えていきます。
通常のことですが、お客様もよく飽きずにご来店くださいます。



 世阿弥の言葉に「離見の見」というのがあります。
役者は「我見」「離見」「離見の見」の三つの視点を意識することが大事で、ここで「我見」とは舞台からお客様を
見る目、「離見」とはお客様から自分を見る目。所謂お客様目線です。
そして「離見の見」とはそれら全体を見ることを言います。
これらが三つあってこそ、いい演技ができると説いてます。
商売も同様で、お客様目線に立った商いが最も重要です。



 勝手に思うことですが、催事の世界でお客様目線で商いをしている業者は稀少のような気がします。
完全に商売に徹し、売り上げのことばかりしか頭にありません。
仕事が終わって、話す言葉は「今日は幾らいった」が殆どを占めます。
お客様に満足してもらったなどの言葉は聞いたことがありません。
先行きが不安になりますが、私みたいな新参者は過去を知らないから考えることかも分かりません。
お客様から自分を見る目を養わなければ、物産展の将来は暗いものになると思います。




 商売は、お客様あってのものです。
三波春雄さんの「お客様は神様です」までとは言いませんが、もっともっとお客様の目線での商売が
肝要と考えます。
世阿弥の「離見の見」を大切に、これからも商いを続けていければと思う心境です。

 
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均衡
 安芸の国でお世話になっております。
近年、それぞれの地域の繁華街は衰退傾向にあると思いますが、ここ広島胡町界隈は全く
陰りがなく、とても賑やかな印象を持っています。
店も多けりゃ人も多い繁華街です。
なにも、広島焼き(お好み焼き)で賑わっている印象はなく、良い店が沢山あります。
酒都広島と豪語するだけのことはありますし、肴もとても美味しいです。
昨日から「広島牡蠣」を食することができましたし、瀬戸内海の小魚も絶品です。




 当社の秋から冬にかけての催事も折り返し、後半に突入しています。
現在、四カ所でそれぞれが頑張って働いております。
改めて思うことですが、催事での所謂、催事屋さんを見ていると、羨ましくなることがあります。
我々は、材料を仕入れて製造して販売していますが、催事屋さんは販売だけで済みます。
利益率はと言うと、製造販売しているのと変わらなく、むしろ良いかも分かりません。
時々、催事屋さんを羨ましく思うこともあります。



 二つまたはそれ以上の物事の間で、力や重さなどの釣り合いが取れていることを「均衡」と言います。
「力」が催事屋さんそして、「重さ」はメーカーと仮定すれば、百貨店の物産展はとても均衡が取れているのかも
分かりません。
催事屋さんはとても売ることが上手で、売り上げを稼いでくれます。「力」
一方、メーカーは売ることを得手としませんが、商品には徹底的に拘っています。「重さ」
百貨店も商売ですから、売り上げが多い方が良いに決まっています。
しかし、催事屋さんばかりやメーカーばかりでは、物産展は成就しません。
どちらも必要です。



 百貨店のバイヤーの力量は、「均衡」をいかにしてとるかで決まると言っても過言ではないような
気がします。
それに加え、マスコミを取り込めれば鬼に金棒です。

 
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