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終了
彩の国埼玉浦和の仕事を終え、夜武蔵野吉祥寺の搬入です。
あと、一週間で一連の春から初夏の催事が終了します。
約五か月間、ほとんど休みもなく働きづめの毎日でした。
明日は、札幌に出向き本業の総会に臨み、土曜日曜と札幌大通り公園でのイベントに参加し、また吉祥寺に戻ります。




長い間慣れ親しんできた「ショップブログ」(無料版)が明日で終了します。
別な会社にお世話になることになりますが、過去の履歴も移せるとのことで安心しています。
立て続けに更新す時もあれば、かなりの間隔が空くこともあります。
全く、気まぐれな私のブログですが、これからも同じと思います。
書き続けるには置かれている環境が一番影響しますが、頭に文章が浮かばないのもあります。
作家の先生方は、商売とはいえ尊敬します。




今日は、一人しかいない最愛の孫の誕生日です。
もうすでに、プレゼントは届けてはいますが、一緒に祝ってやれない悲しいものがあります。
順調に成長してくれ、これからも健やかな成長を期待し、祈念しています。



長く続いた催事も、あと一週間で終了ですが、15日間ほど家に戻りまた、名古屋―新宿ー恵比寿と行脚です。
私の催事人生の終了は見当つきません。
 
| karyuhokki | 日記 | - | - |
馴染
梅雨時の束の間の青空が広がった肥前佐世保です。
しかし、案外涼しい風が吹き、やはり海が近いからかなと思います。
湿度も程々でとても過ごしやすい気候でした。



五島列島から、馴染みのお客様が来店してくれました。
いつものように、自家製のトビウオの蒲鉾を沢山持参していてくれ、とても有難い一日でした。
添加物やら混ぜ物が全く入っておらず、文字道理手作り品です。
まさしく美味!弾力と魚の旨さに舌鼓をうちます。
江戸時代。吉原の遊郭で同一の遊女を揚げた客が三回目に出すお金を「馴染金」と言いましたが、9年間ご来店下さる五島のお客様には「馴染金」とはいきませんが、気持ちが嬉しくて少々のサービスを提供させていただいております。
また、家に生るみかんを必ず箱で持ってきてくれるお客様もおりますし、炊き込みご飯の弁当を持ってきてくれるお客様もいらっしゃいます。
その方は、必ずお惣菜をお土産に持ってきてくれます。
またまた、皮膚科の先生が以前の病気を気にしてくだされ、お見えになってただで診断してくれます。
本当に有難いことです。



馴染とは、いつも来てくれ慣れ親しんでくれるお客様を指すと思っています。
若いころ、夏場にガスを配達して汗だくになっていた私に、冷たいタオルと冷たい飲み物を提供してくれるお客様が沢山いらっしゃいました。
我々商売で汗だくになっているのに、そのお客様達の深い心遣いや愛情を感じ、心を打たれました。
どこの地域でも、9年間も同じ場所に通っていると同じようなことがありますが、ここ肥前佐世保は群を抜いています。
とても有難く、感謝に堪えません。
前の現場でも、必ず目の不自由な方が五組もいらしてくれ、沢山のお買い物をしていただいております。
私にとってはお馴染さんですが、一番嬉しいのは失礼な言い方かも分かりませんが、彼らは見た目や見せ方で当社の商品を購入していただいている訳ではありません。
あくまでも「舌」です。ある意味、とても自信がつきます。
疲れていても、休みなく催事が続いていても、お客様の愛情で仕事に意欲が湧く自分がいおります。




当社も、毎年毎年沢山の日数お世話になる百貨店さんにとって馴染なのかも分かりません。
しかし、とかく馴染は甘えにつながります。
その辺をわきまえ、「馴染」と付き合っていければと思っています。

明日は、武蔵国浦和へ出立です。
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元祖
肥前佐世保は曇天ながら、涼しい風が吹き、日差しがないのにとても爽やかな一日でした。
食事を終えての帰りは、またパラパラと雨が降りだしてきて、明日が心配な様相を呈しています。



ここ佐世保は、元祖と名のつく食べ物が多く存在します。
「トルコライス」はカレー焼飯とナポリタンと豚カツが一度に楽しめる逸品です。また、「レモンステーキ」なるものも存在します。
またまた、「佐世保バーガー」なるものが飲んだ後の締めや、普段食べられる独特のものです。
私の浅学な知識ではこんなものですが、多分まだまだ誇れるものがあると思います。




ここ佐世保での軽食屋さんには必ずと言っていい程「トルコライス」がメニューにあります。
蝦夷地根室でも「エスカロップ」なるバターライスに豚カツが乗り、デミグラスソースで食する食べ物が、各軽食屋さんあります。
とても素晴らしいことです。
わが町北斗市も、「ホッキ飯」が沢山のお店で提供されたらと常々考えてきましたが、まだ適っていません。



また、「レモンステーキ」もこの地独特のものです。
そして、「佐世保バーガー」に至ってはもはや全国区です。
とても羨ましく、それぞれの元祖に敬意を表したい気持ちでいっぱいです。
最初に始めた人は、苦労をしながら現在の地位を築いてきたと想像されます。
それを継承ししながら、伝統を守っていく風土は、残念ながら北海道には乏しい現実です。
こと、祭りなんかもそうだと思います。
やはり、北海道と違って歴史の相違を感じます。
どうも、北海道人は歴史の継承に疎く、新たなものを求める傾向があると考えます。
それはそれで間違ってはいないと思いますが、先人の残したものを継承するのも大事なことです。
歴史と文化はそんな積み重ねで成り立っているように思います。




しゅうまいの元祖は、多分横浜と思いますが、大阪にも有名なお店が存在します。
しかし、これだけ沢山の種類を製造している会社は、奢りなく当社しかないと思っています。
沢山の種類を製造すればいいとは思っていませんが、全国どこにもないしゅうまいを作っている元祖的存在に認めてもらえれば幸甚です。
 
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段差
今月だけに限り、何故か今の現場は六時三十分閉店です。
首都圏では考えれない閉店時間ですが、ある意味嬉しいのが本当の気持ちです。
しかし、生活にはリズムというのがあり、有難い反面、丑三つ時に一回、必ず目が覚めます。
早く就寝できることは有難いことではありますが、これもまた、厄介なものです。
水曜日からは、また八時閉店の現場です。
三週間も早い閉店に慣れた体は、暫く辛いものがあると思っています。




老いてくると、高低の段差が辛くなってきます。
階段の上り下りが一番ですが、ホテルによってトイレの段差に難義します。
今、お世話になっているホテルは、床面とトイレの段差がとても違います。
先週まではフラットなホテルでした。
立ち仕事をしている関係か、老いているのかははっきりしませんが(多分、老いだと思いますが)丑三つ時に一回目が覚め、トイレにお世話になるのにとても厄介です。
仕事から帰ってトイレを使用するときは平気なのですが・・・・・。





将棋や武道の段位の差に例えれば、ホテルにも沢山の段差があります。
生意気にあまり段差を付けたくはありませんが、私の百貨店でお世話になるホテルを星の数で表せば、「星三つ」は浦和ロイヤルパインズ、「星二つ」は大分ダイワロイネット:名古屋栄東急レイ:吉祥寺東急レイであり、あとは「星一つ」です。



水曜日から閉店時間が八時の現場になりますが、「星四つ」のホテルに宿泊できる楽しみが待っています。
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奢り
 一転、晴れ間が覗いた肥前佐世保です。
梅雨時の天候は予測がつかず、気象庁も難義していることと思います。
しかし、蒸し暑さは消えず、また雨の到来を予見できる一日でした。



 この地へ来て、いつもお邪魔する飲食店に入り食事をしてきました。
活の魚を提供してくれ、大好きな麦焼酎も発祥の地の物です。
しかし、自分の舌が奢ってきたのがよく分かります。
活の魚でも、大分の馴染みのお店は、神経締めなる作業を行い、それから魚をおろします。
同じ「活」でもコリコリ感が全く違うのに気が付きました。
また、麦焼酎は不味くはないのですが、麦独特の甘さと香りの違いに気が付きました。



 二週間も美味しい活魚と、洗練された麦焼酎を飲食してきた「つけ」がここに表れています。
上を向いたらきりがありませんし、下も同等です。
しかし、違いがはっきりと分かりました。
自分の舌が奢ってきていることに気が付きます。
食を扱っている人間は、ひたすら食べ歩き飲み歩くことがある意味大切と思っています。
時には、とんでもなく高級なお店もまた、低廉なお店も渡り歩く努力はとても大切と考えます。
舌が奢ることも、ある意味重要なことです。
何故なら、自分の商品に連動する可能性を有するからです。
なにも高級なお店だけがいいお店と考えていませんが、素材の処理に対する職人さんの拘りが、差になるような気がします。
焼酎はさることながら、肴に至っては重要な気がします。



 人間の舌は千差万別です。
しかし、高貴にならない奢りはとても大切と考えます。
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光景
 豊後大分からバスを乗り継いで、肥前佐世保に入りました。
流石梅雨時、非常に蒸し暑く感じます。



 何回も同じ経路での移動を経験していますが、車窓からみる光景にほとんど変わりがなく、なんとなく安堵する自分がおります。
佐世保も、目の前に広がる景色やありさまに、ほとんど変化が見られません。
会場に足を踏み入れても、業者の変化はあるものの、全体的な光景は変わらない気がします。



 「ふうてんの寅さん」「ジプシー生活」のような生き方をしている現在の自分ですが、その土地その土地の光景や食べ物で記憶が蘇ります。
かと言って、飲食店等の冒険をするわけではなく、結局同じ光景を楽しみます。
豊後大分では、昼は「蕎麦永楽庵」夜は「海鮮問屋」さんに毎日通いました。
他にお店は無いのかと?呆れられますが、チャレンジしていい結果が出たことが無いに等しい人生です。
味もさることながら、人柄や光景が気に入っていることに気が付きます。



 どんよりした梅雨空と、群青色の海の光景を見れば、初夏の佐世保に来たんだな〜と感じます。
明日からの五日間、同じ光景を楽しみながら頑張って働きます。
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交友
 あと二日間の豊後大分です。
梅雨入りしてからはっきりしない天気が続いていますが、なんとか今日は雨も降らず、二週目の日曜日を過ごすことができました。
明後日の撤収後、肥前佐世保に向け移動します。
佐世保到着は0時前になりそうです。



 北海道物産展で全国を行脚していると、見慣れた方々と沢山の現場でお会いします。
その中で、沢山の交友関係が生まれています。
仕事を終わってから一献傾ける交友仲間や、情報交換をする交友仲間など、様々なようです。
基本的に、私は現場ではお話をしますが、一献傾ける催事仲間はとても少ない方だと思っています。




 その中で、会うと毎日のように食事を共にする仲間もおります。
息子と同じような年齢の方々と飲む機会に恵まれます。
催事への取り組みや、商品開発のヒントや、人生について、食事をしながら語らいます。
とても有意義な時間を共有できることに幸せを感じます。
この年になっても教えられることが沢山あります。
限られた人との共有時間ですが、とても有意義です。




 家族と沢山の時間、離れて生活をするようになってから約9年が経過します。
常に、これでいいのかという葛藤はありますが、始めたものを止める勇気もありません。
勿論、家族の愛情に恵まれているとは思いますが、催事現場での交友関係もとても大事です。
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節度
 梅雨の豊後です。
晴れたかと思ったら雨です。
目まぐるしく天候が変化します。
何回も更新しますが、雨は催事に大きな影響をもたらします。



 あと、三日で豊後の現場もお別れです。
とても長い日数に思えますが、不思議とあと三日しかないと思わせる現場です。
豊後の方々にこよなく愛され、親しまれているのがよく理解できます。
しかし、駅ビルの影響はまだまだ残っており、これからも影響することが考えれます。
益々、お客様のために何をするべきかを再構築しなければ駅ビルにお客様をさらわれます。




 物産展のような催事も、沢山の節度が必要です。
何事も、度を過ぎたらいい結果は得られません。
商品の節度、販売員の節度、百貨店の節度など、挙げたらきりがありません。
少量しか使っていない食材を、あたかもそれでできている様な販売方法は、その内大変なことが生じると思います。
何故、素直に表現できないのでしょうか?
それは、自分で作って自分で売っている方々が少ないことを意味する様な気がします。
もし、自分で作っていて過剰表現をしたなら、営利目的としか考えられません。
本来、お客様に「食べて満足:買って納得」の基本が忘れ去れ、美味しいものを提供するのから、営利目的に変化しているのではと疑念が生じます。
地元で食されてもいない商品が流通している現状は、正に北海道展を逸脱しています。



 物産展の節度とは一体何なのでしょうか?
そんな中で、あやふやな節度を捨て、しっかりとした節度を持ちながら仕事をしていくことの大事さが問われます。

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本質
 梅雨に入った豊後大分です。
やはり、じめじめし、不快指数は我々北海道人としては耐えがたきものがありますが、仕方ないことです。



 ここ豊後大分の駅に「駅ビル」なるものが完成しています。
商業施設は元より、文化施設も兼ね備えなかなかのものです。
一軒しかない百貨店も影響がないとは言えません。
近年、コンビニをはじめ便利性が優先される風潮があります。
価格もそれなりなのに便利性だけで、その辺は無視されつつあります。




 本質は物事の根本的な性質や要素です。
その本質がだんだん消滅しているのがいまの日本です。
実際あるものに対し、そのもののなんであるかを規定し、本性を構成することが本質の原点です。
いい例が、鉄道会社です。
昔、国策において施設され、それを運営し、更に広大な敷地を有しました。
それはあくまでも、国民のためという名の施策でありました。
しかし、赤字路線は切り捨て、会社を維持し大きくすることに視点をおき、リニアやらエキュートなる商業施設の建設に力を傾注しているようにしか思えません。




 今まで、一生懸命商いをしてきた一般商店や百貨店は大きな影響を受けています。
国策であった広大な敷地を有する元鉄道会社が、商業活動を活発に展開したら、一般商店や百貨店はたまったものではありません。何しろ彼らは広大な敷地と立地条件があるからです。
赤字路線を切り捨て、その方向に走る元鉄道会社は本質を外れています。
どれだけ廃線によって、地方の皆さんが困っているか考えたことがあるのでしょうか。
確かに、限られた人数かも分かりませんが、本質が大事と思います。
過剰な商業施設への投資より、赤字路線の継続や、現在の運賃の低減化に努めるべきです。



 リニアも、商業施設も大事かも分かりませんが、鉄道会社の本質を深く理解して欲しいと思います。
鉄道というものに胡坐をかき、金儲けに走る現在の本質を理解しないJRには、閉口せざるおえません。

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