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爆睡
 満開の桜の香りが風に乗って、鼻孔をくすぐる筑前国です。
相変わらず花見もできず、ただホテルと百貨店を移動して歩く人生です。
しかし、働いて何ぼの人生ですので一生懸命頑張ります。



 暫くぶりの更新ですが、できない理由は二つ存在します。
一つは、催事に疲れてホテルに帰ってすぐ爆睡するパターンと、もう一つは飲み過ぎで爆睡するパターンです。
今回は、後者が災いして爆睡を重ね更新を妨げていました。


 約一か月、気の合う仲間と一緒の現場でした。
仲間には迷惑かも分かりせんが、私はとても充実した毎日を送らせていただきました。
若いのにとても考えさせられる仲間です。
催事の仕事のことが殆どの話ですが、そこに沢山の教示があり有難かった一か月でした。
まだまだ、催事では素人です。



 明日は朝の準備を終え次第、会期を残し安芸の国へ移動します。
近年、安芸の国で満開の桜を見ることが多いのですが、今年は筑前で満開の桜を見れました。
筑前での催事は、私にとって初めての経験でした。
女房に後を任せての出立です。
何の心配もありませんが、撤収作業が不憫でなりません。
しかし、家を守り:会社を守るためには仕方ないことです。
彼女と私は戦友と思っています。




 先の温故にも記しましたが、いよいよ安芸の国で再試行と新しい物へのチャレンジが始まります。
とてもとても不安ですが、そのチャレンジが私を救うような気がしてなりません。
何事もやって駄目なら考え、また工夫を重ねチャレンジすればいいことです。
そこまでの気力は、まだ失せていません。



 15年ほど前に患った精神病の時は、爆睡など全くあり得ませんでしたが、どんな形であれ爆睡できる喜びは、当時を振り返ればとても幸せなことです。
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温故
 昨日、札幌よりの帰宅中の天気は、私にとって暫く振りの好天下でした。
澄み切った青空が、春の爽やかな風を運び、新緑の香はせずともとても気持ちの良い一日でした。
いよいよ、北海道も「春眠暁を覚えず」の季節の到来です。



 また、明後日筑前の国へ出立です。
ほんの僅かな期間の帰宅ですが、これからの催事での取り組みで、「わや」忙しいです。
いかにしたらお客様は元より、お世話になる百貨店さんの期待に応えれるかを考え、無い知恵を絞って得た結論は、「温故」でした。
数年前の事柄を、もう一度調べ考え直し、新たな発想を取り入れて、これからの催事に向かうことを試行したいと考えました。
結果、自分のことにはなりますが、始点はお客様:百貨店さんです。




 「これでいい」ということは、なかなか存在しません。
失敗や挫折を経験して成長します。
どんなに偉い人でもどこかで間違いを起こします。
粘り続ける人間こそが本当の強さを発揮するような気がします。
なにも、催事に限ることではありませんが、生きていく色々な局面で通じると思います。
粘れば運が味方してくれることを期待して、再試行です。




 論語から学ぶことは沢山ありますが、「温故知新」の大事さを改めて感じています。
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 雨の豊後から霧雨の筑前、そして曇天の蝦夷地札幌に入りました。
日本縦断でしたが、眼下は千歳到着まで雲でした。
雲の上の人出はないですが、二時間半雲の上の人でした(笑)



 今回は、本業の会議のための札幌入りです。
私は、何が本業か分からなくなりつつありますが、会社としてはLPガス販売が本業です。
役職を持てるような日常ではありませんが、11程度あった役職の中で、唯一残っている会長職です。



 新しいものを作り、更新してゆく源泉は、お世話になる百貨店さんが一番です。
これを作ったら儲かるだろうなど、基本的には考えません。
私は、ある意味百貨店に相応しい商品を製造して販売していると自負しています。
更に、磨きをかけ応える努力をしていかなければ厳しい競争に勝利することはありません。
栄枯盛衰世の常です!
お世話になっている百貨店から、跡形もなく消え去る雲散霧消にはなりたくありません。甘えや怠惰を慎まなければと思います。
鶏と卵ではありませんが、お世話になっている所のために頑張り、自分のためにも頑張る。
そして、もう一つ北海道:北斗市のために!




 年齢を重ねてある年になったら「閑雲野鶴」の生活をするのが夢でした。
しかし、現状を顧みれば適わぬ夢だったかも分かりません。
| | 日記 | - | - |
一筋
 豊後の催事も滞りなく終了し、明日は本業の仕事で札幌に向かいます。
終日、雨の豊後でしたが、気温は暖かく桜を呼ぶ雨みたいです。
一日一日、春に近づいてきている豊後地方です。




 豊後にいる間に、昼は「永楽庵」さん、夜は「海鮮問屋」さんに、一筋で通いましt。
永楽庵さんは、温かい蕎麦を頼めば小さな冷たい蕎麦、冷たい蕎麦を頼めば暖かい蕎麦がついてきます。
そして、必ずエビ天や野菜天がのっています。
聞くところによると、常連さんのおもてなしの一つと聞きました。
とても感謝はしていますが、毎日大盛りの蕎麦を食べているような気がします。
でも、とっても美味しいです!




 また、海鮮問屋さんは、刺身がとてつもなく美味しい所です。
ここのご夫婦もとても良くしてくれます。
何を食してもはずれはありません。
毎日、気を遣って魚を吟味してくれ提供してくれます。
その姿勢に、ただただ感謝です。
技術の拘り、一筋無い情熱が伝わります。




 北海道を売り込むために一筋ならない努力はとても必要です。
北海道物産展を食い物にしてはいけません!
お客様に満足していただける、一筋の努力は欠かせません。
ここを忘れたら、将来はとても不安です。
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醍醐味
 豊後の国にお世話になっています。
寒かった豊後も、ようやく春らしくなってきました。
ある家の庭先の梅の花がとてもふくよかな香りを伝え、可憐な花を咲かせています。
確実に、春に近づいてきています。



 先日、「社長のしゅうまいの落とし場所は?」とある方に問われました。
正直、考えてもいなかったわけではありませんが、様々な考えがあり、自分のしゅうまいのお落とし場所を改めて考えさせられました。
年齢が年齢だけに、その方は心配して言ってくれたものと理解してはいますが、熟慮を要します。




 物を作る「醍醐味」また、ものを売る「醍醐味」とは・・・・・・。
私は、まだまだ食材を吟味し研究して、更なる美味しいしゅうまいの完成をさせたい気持ちはあります。
そこに、製造者の喜びがあります。
また、売る方においても、物産だけに拘らず、様々な方向を模索することもとても大事なことです。
しゅうまいに対して、深い味わいを持つ努力はまだまだ続けなければならないと思っています。





 ある意味、しゅうまいの醍醐味を味わえるようになった時が落とし場所かも分かりません。

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配慮
 大好きな武蔵野の現場も、中日を過ぎ後半戦へ突入です。
全体的には、昨年をはるかに上回り好調な物産展です。
日頃の関係者の努力に対し、敬意を表します。
毎日のお客様への配慮が積み重なり、好結果を残せるものです。
一朝一夕では敵いません。



 物産展においての場所や、位置取りは大きな意味合いを持ちます。
よく「場所が悪いから売れない」などの苦言を耳にすることがありますが、決められた場所でしなければならない宿命を持っているのが我々催事業者です。
担当者も、良しと思って位置決めをするはずです。
結果、売り上げが思うようにいかないのは、担当者のせいではなく、自分の売り方や商品が物足りないと認識するべきです。
現実に、全体が昨年を上回っている場合、場所のせいではないような気がします。




 物事に対し「気を配る」ことが配慮です。
悪いことにはあまり使われない言葉です。
気遣いや気の配り方は、様々な要素を含蓄しています。
何も催事に限ったことではありません。
人間生活において「配慮」はとても大切です。
ようは、人を敬うことが大切と考えます。
配慮の結果、駄目な場合も存在します。
しかし、その配慮を深く理解することも大事です。
なにも、良くない方に導く配慮は、多分存在しないと思います。
しかし、様々な配慮の基での運不運はつきものです。
「こうした方がいい」「絶対こうするべきだ」はある意味勝手な言い分ですが、そんな意見を聞く耳を持ち合わせるのも大切なことです。




 我々、物産展における業者は、こと「配慮」に敏感のような気がします。
何故なら、生活が懸かっているからです。

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把握
 穏やかな弥生三月の始まりです。
私も、いよいよ明後日から本格的に始動します。
大好きな武蔵の意地域からの始動です。



 世の中、沢山の情報が飛び交っています。
いち早く、役に立つ情報を掴み取り生かしていく、所謂「把握」の大事さを今更ながら痛感しております。
先の、川崎市の痛ましい殺人事件も、事前にしっかりと関係者が把握していれば事故を未然に防げたのかも分かりません。
我々の時代で、あの年齢で殺人を犯すことは考えられないことです。
勿論、今でも殺人などは考えられないのが一般的です。
やはり、電子部品族の考え方や行動に、我々地球人はついてゆけません。
道徳教育の徹底を望みたいと思います。




 我々お世話になる百貨店さんにも、沢山の個性が存在します。
その個性を把握し、ミスのない様に仕事を遂行することがとても大事なことです。
文句を言ってもしょうがありません。
虚心坦懐の気持ちが大切です。
限定された期間の中で、自分たちもその百貨店の一員であるという認識はなくてはならないことです。
毎週、違う百貨店の一員とになる訳ですので、それぞれの個性や慣習をいち早く把握することが迷惑をかけないことに繋がると考えます。
それと同時に、携わっている関係者の皆さんの「把握」もとても重要です。




 今年の春はそんなに詰まっていませんが、春の終わりから初夏にかけてはまた、北海道に暫く帰れない日程が続きます。
主治医に「年齢を考え、仕事量を減らすように」と先日言われました。
分かってはいますが、改善できないのが現状です。
病院での様々な検査結果が、以前より数値が高くなってきています。
着実に、老齢化している事実を把握しながらも、どこかに「まだまだ」という気持ちもあります。
しかし、身体の数値を把握し、節制しながら仕事を続けることが課せられた責務と考えます。



 奥義を極め、把握することができれば至福です。


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