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乙未
 昨年同様、穏やかな年の暮です。
「甲午」から「乙未」へと移り変わります。
干支で言えば32番目の組み合わせに当たり、十干は「乙」、十二支は「未」になります
「きのとひつじ」と読みます。
60年周期ですので、昭和30年生まれの人は来年が還暦です。
陰陽五行では、十干の乙は陰の木、十二支の未は陰の土で相剋、木剋土となるそうです。
「相剋」は「相手を打ち滅ぼしていく陰の関係」で、木剋土とは木が養分を土中から吸い上げ土が痩せていく様を表すとあります。
干支の組み合わせだけ見ると、あまり良さそうな年にはならないようです。



 あまり良い年ではないようですが、干支は60年に一回の割合でやって来ますので、60年前:120年前を調べてみるのも一考です。
いずれにせよ、一生懸命頑張ることが一番です。




 29日に帰ってから、デスクワークばかりです。
山積していたものを、ひとつずつ片付けてはいますが、なかなかはかどりません。
催事の整理も今年中には出来そうもありません。
ゆっくり、正月にやります。
よく一年間頑張ったねと言われることが多いですが、当たり前のことをしただけに過ぎません。
全国、沢山のお客様に喜ばれ、確実にファンが増えている現状にとても嬉しく思います。



 催事もブログもいつまで続けれるか分かりませんが、お世話になった関係者の皆さん、拙いブログにお付き合いいただいた皆さんに感謝を申し上げ、今年を閉めたいと思います。
一年間、ありがとうございました。
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歳末
 江戸地の日本一と言われる百貨店の催事も、無事終了いたしました。
毎日が楽しく、溌剌と仕事をさせていただきました。
こんなに楽しく仕事ができたのも久しぶりです。



 正直、歳末に百貨店に入るのはこの10年で初めての経験ですが、とにかく人の多さには舌を巻きます。
開店と同時に凄まじい数の来場者です。
特に、今日は半端でない来場者でした。
百貨店自体の売り上げも予算を上回り、順調な歳末みたいです。
沢山のプロパーさんがおりますが、それぞれとんでもない売り上げを期待できるのが歳末らしいです。
お正月という文化は、日本人にとってとても重要なものだと改めて認識する次第です。



 極論を言うと、別に日付が変わるだけで、普段の月と何にも変わらないということを思いますが、歳末だけは全く違う空気が流れます。
新年を迎える文化はとても大事なことです。
とかく、節目節目を大事にする民族です、
そんな民族に生まれて幸せです。


 

 9月から始まった仕事も、今日で一連の催事は終了です。
終わりよければすべてよしではありませんが、有終の美を飾れました。
偏に、百貨店そして従業員の皆様に感謝をし、来年が更なる良い年のなるように肝胆を砕きたいと考えます。
明日、寒い寒い北海道に帰ります。
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貫禄
 江戸地で初めて、年末の催事に出店させていただいております。
一昨日、昨日の来客数は想像を絶するものがありました。
地下催事です。
あるところの売り上げは見たこともない数字でした。
初めての経験です。
驚愕することばかりの三日間でした。
クリスマスバージョンは終わりましたが、あと三日あります。
どのように展開するのかは予想できませんが、この百貨店の貫禄が幅を利かせることと信じ、多めの発注を会社にお願いしました。



 もともと貫禄とは、「貫」は収益高を銭に換算し表にしたものを指し、「禄」は官に仕えるものに与えられる給与のことを言いました。
つまり、領地の大きさや給与の額など武士の値打ちを表す語で、それらの多い人が「貫禄のある人」だったようです。
今では、体つきや態度などから感じる人間的重みや風格を指します。
お世話になっている百貨店はやはり「貫禄」が違います。
日本一と言われるだけのことは十分に感じられますし、そのお客様ももしかしたら日本一のお客様かも分かりません。
客様にも「貫禄」が感じ取れる方がたくさんいらっしゃいます。




 貫禄にはまた、逆の意味も含んでいます。
ただ、身体が太っているがために貫禄があるなどと別な意味にも使われることがありますし、見かけ倒し的言い方もされます。
私も、太っていますのでその貫禄で商売した方がいいなどとよく言われますが、貫禄なんてひとかけらも持ち合わせていませんので、多分悪い意味での貫禄といわれているような気がします。




 昔々、「貫禄はお金がかかる」と言った代議士が存在しました。
今も昔も、当たっていないかも分かりませんが、当たっているかも分かりません。
年齢を重ねると、貫禄が有る無いに関わらず、それを要求されることが多々あります。



 貫禄イコールお金なのかも分かりませんが、そうであれば、お金のない私は貫禄など一生持ち合わせれない人間と思います。

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和顔
 終日雨の江戸地です。
地方へ行くとあまり耳にしない緊急車両のサイレンが、朝から夜中まで鳴り響いています。
今日は、警察官が異常に多かったように感じられる新宿でした。



 昨日更新した表題「人気」について、気づいたことがあります。
商品の良し悪しは絶対的な条件ですが、やはり販売する人間にも人気がついて回ります。
和やかで温和な顔つきや言葉遣い、穏やかで親しみやすい販売姿勢は人気を後押ししてくれるものだと思います。
今更、生まれ持った顔を変えるわけにはいきませんが、やさしげな顔つきをすることは可能です。
やはり、笑顔での接客が重要です。
商品は同じでも、そんな雰囲気を持った人からお買い上げ下さる場合が、とても多いような気がします。




 作られた笑顔、自然の笑顔はなんとなく分かるもんですが、教育によって作られた笑顔はなかなか見破ることができません。
北海道帯広の「六花亭」さんの従業員教育は群を抜いていると聞いたことがあります。
確かに、素晴らしい接客態度です。
どんな教育を施しているのか?聞いてみたい欲望はあります。
しかし、総じて和菓子をうるお店の接客は優秀なような気がします。





 百貨店にお世話になって感心するのは、やはり笑顔での接客が徹底していることであり、穏やかな販売態度です。
とても勉強になります。
丁寧な接客と、親愛のこもった言葉遣いが百貨店で人気を取るもう一つの源泉かも分かりません。
同じ商品であっても、あの人から買いたいというお客様が沢山いらっしゃいます。



 和顔を持っての販売に、改めて努力をして行きます。


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人気
 大雪の尾張名古屋から、江戸地にやってきました。
恒例となった師走の催事ですが、寒さが厳しかった背景がありましたが、アベノミクスはまだまだ浸透しておらず、それぞれの業者に明暗がありました。




 人気商品というのがあります。
どの業者もそれを目指してはいますが、なかなか難しいものがあります。
当社の9月からの催事を振り返ってみれば、「八種類のしゅうまい詰め合わせ」が人気をはくしました。
作る方は若干面倒ですが、お客様が色々なしゅうまいを食べたいとの思いがあることが分かりました。
また、限定で当市キャラクター「ずーしーほっき」をモチーフした「北斗ホッキしゅうまい」と、無添加のうにを贅沢に使った「うにしゅうまい」も人気でした。
説明にかなりの時間と労力が必要ではありますが、生産した物がお客様に喜んで貰える嬉しさ、楽しさはそれらを忘れさせます。



 やはり、圧倒的に「海」の物を使用した物が人気です。
王様椎茸しゅうまいも、とうきびしゅうまいも、人気はありますが、「蟹」「帆立」は内地の人に圧倒的に支持されまています。
何回も更新しますが「海と大地と風」が当社のコンセプトですので、めげずに大地の物に挑戦してゆきます。
来年の二月のお世話になっている百貨店さんの催事で「ユリ根しゅうまい」がデビューします。
甘くて美味しいのですが、人気になるかどうかは未知数です。
お客様の「受け」をいかににして作るかは、商品ばかりでなく販売の技量も問われます。
人気を得るということは、客様の「受け」がいいことを指します。
頑張らなきゃです!



 よく公営競技、例えば競馬などで、一番人気:二番人気など、通常単勝式の物を指しますが、すべてのレースが人気通り決まるわけではありません。
当社の製品は地域によっても人気が変わります。
しかし、人気は概ね決まっています。
来年、絶対的にお客様に受けるしゅうまいを販売したいと思っていますが、あくまでも私の個人的な思いです。


 
 そんなこんなしているうちに今年ももう少しで終わります。
23日からの今年最後の現場で、有終の美を飾れるように頑張ります。
それにしても、一年が経つのが早すぎます!
私の「任期」中に「人気商品」を定着させたい思いがあります。

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路線
 尾張名古屋の催事も、明日で終わります。
全国的に低気圧が猛威を振るい、北国では暴風雪との情報が届いていますが、ここ尾張地方も終日雨に見舞われ、北の方では雪のようでした。
台風並みの低気圧らしく、緊張が必要です。




 ここの百貨店さんは、当社に内地の催事の先鞭をつけてくれた百貨店です。
来年創業400年を数える百貨店さんですが、他の百貨店さんに一歩リードを奪われています。
私は、どんな環境にあろうが先鞭をつけてくれたこの百貨店さんに恩があります。
ここを大事にしなければ、当社の路線に狂いを生じます。




 路線は、交通機関のある地点から他地点にいたる道筋を言いますが、組織などの基本方針などにも使われる言葉です。
当社の路線は、生意気なようですが去る者は追わず、来るものは選んで拒まずです。
ただ、今までお世話になってきた百貨店さんはどんな状況にあろうが拒むことはありません。
選んで拒むのは、新しい取引先です。
個人経営ですので、人の手配がつかないのも選んで拒まずの一つの要素です。
身の丈経営を多少逸脱することもありますが、基本的にはその路線です。



 今回の選挙は非国民を演じてしまいましたが、自公連立が安定多数を得たことに多少の危機感はあります。
イギリスのサッチャー首相が政府与党が改革を成し遂げるとき、一番必要なもはなに?と問われ「政権交代が可能な、良い野党の存在が重要」と答えています。
今回の選挙では、安倍総理の術中にはまった感はありますが、
たいした対案もなく、代表は落選する、首相経験者も落選復活の野党第一党では、情け無さすぎます。
日本再生には与党勢力ではなく確かな野党の存在が求められているよう気がします。
選挙前に辞任した人が返り咲いたり、安全性が疑問な原発再稼働を認める発言や、沖縄県民の思いが反映されない政治は、あまり関心がない私でもおかしいと思います。
安全ですと言っていた原発が、震災であのような事故を起こす。
100%はない原発です。もう一回未曾有の災害が起き、原発が再び事故が起こったら日本はおしまいです。



 決め事とを言え、比例復活ってなんなのでしょうか?
負は負です。負けても同じ権利を有する議員であるならば、報酬でもなんでもきちんと勝ったひとと差別をつけるべきです。
沢山の税金が節約できます。
何をいっても、巨大化した与党には通じるわけがありませんが、慢心を描いていたら痛い目にあいます。



 自公路線でこれからの日本を導いてくれることを期待しながら、野党の声もきちんと聴ける路線の与党であって欲しいと思います。



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操作
 雨の尾張国でした。
毎日、沢山の来場者で賑わいを見せている現場です。
やはり、12月の北海道展は、夏の物産展同様、好企画と思います。



 物産展の時期の操作は百貨店においてとても大事な要素です。
時期を間違えるととんでもない結果に陥ることもありますし、逆もあります。
概ね、給料日の後の物産はよい結果を残すような気もしますが、そんなに都合よくはいきません。



 それぞれの百貨店の都合のいいようにすることが操作ですが、機械を操るのとは訳が違います。
なにも、北海道展だけで百貨店さんは催事日程を組んでいるわけではありません。
どの催事も熟慮の上に成り立つ催しです。
しかし、首を傾げる日程も無いわけではありません。
色々な事情があると思います。



 当社のしゅうまいも、場所や地域によって色々と操作します。
全てが正解とはならないのですが、翌年の反省材料として操作しなおしが求められます。
その操作が間違っていたら、多大な損害を被ることになりますので、操作には英知と経験が必要です。
まだまだ、たかが10年です。
操作を間違えることは多々あります。
逆に、操作し過ぎて失敗することも多々あります。
物を売るということはとても奥が深く、難しいことです。



 今回の催事は。操作が上手くいってて順調な成績を呈しています。
ゆとりのある環境と現場で、のびのびと仕事をさせていただいております。
関係者に感謝です。
出来得るならば、いつもこんな環境で仕事をさせていただきたいと思うほど、有難い現場です。
ストレスの溜まり方が全く感じられません。



 今は15種類のしゅうまいを製造できるまでになりました。
しかし、沢山のしゅうまいを作ったからいいものではありません。
全てが、お客様に愛されるしゅうまいになるまではあらゆる操作が必要です。
自己満足ではなく、お客様に愛される商品への操作。
自分の都合のいいようにするのではなく、お客様に喜んでいただける商品への操作が肝要です。 
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寒波
 寒い寒い北海道に、一昨日戻り、明日また武蔵国へ向け出立です。
時代が進み、情報が電子化されても、やはり人間でなければできないことが多々あります。
年末の整理と、試作品の作成のための帰省です。
それにしても寒いです。
丁度、寒波が襲っているとはいえ、寒いです。


 当地の平均的な気温比べて、著しく低温な気塊が波のように押し寄せてくる現象が寒波です。
今からこんなに寒いのなら、今後がとても心配になります。
当地は、北海道でも南に位置し、雪も少なく比較的温暖な気候ですが、近年はそのイメージがなくなりつつあります。
やはり、地球全体が変な方へ向かいつつあるような気がします。



 今、催事中の地下にもどうやら寒波が押し寄せているみたいな状況です。
先週もやはり地下催事でしたが、かなりの寒波が襲ってきていました。
二週にわたる寒波の到来は、とても辛いものがあります。
「お歳暮」「おせち」「選挙」周りを取り巻く環境は厳しい状態ですが、結果が全ての私たちはこの「寒波」が早く過ぎ去ってくれることを期待しています。




 気候は寒波があれば、暖気もあります。
商売もいい時ばかりではありません。
暖気中に蓄え、寒波到来中は我慢することが肝要です。

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涙腺
 全体的に低調な江戸地です。
今日から師走にも関わらず、コレド効果が陰りをみせ、かつてない購買力です。
アベノミクスが聞いて呆れます。
本当に、分かっていません。
まあ、確かにいつも高級料理屋で富裕層と食事をする総理に、分かれ言っても無理な話ではありますが!




 今日、脳梗塞で倒れた同級生の娘さんが来店してくれました。
近況を聞き、歩いている動画を見せられ、ついつい涙腺が緩んでしまいました。
順調に回復している様子に安堵し、家族のそして、同級生の懸命な努力に感動しました。
常に、明日は我が身の状況におかれていますが、自分だったら出来るかなと思うと、頭が下がります。
一日も早く通常生活が送れるようになることを祈るばかりです。



 昔から涙腺は弱い方です。
悲しいテレビドラマで涙し、スポーツを見ながら涙します。
先日、孫の作文が送らさってきました。
贔屓目を抜きにして、なかなかいい文章を書いている孫に、ついつい涙腺が緩むどころか涙を流してしまいました。
確実に成長しています。



 食品を扱っていますと、「美味しかった」「子供が喜んで沢山食べた」「主人が感激してた」などの言葉を頂くことがあります。
思わず、涙腺が緩みます。
扱っている人間にとって、これ以上のお褒めの言葉は見当たりません。
今日も、沢山買っていただけるのは、殆どリピーターの方々でした。
ファンが増加しているのが実感でき、涙腺が緩みます。
そんな現場も明日で終了し、明後日からは府中に向かいます。
ただ、明後日準備を終えたら一旦、北海道に帰りまた、5日に府中に戻ります。
やはり、12月は普段の月とは違って、やらなければならないことが山積しています。
束の間の帰省です。



 喜んで涙腺が緩み、怒って涙腺が緩み、悲しんで涙腺が緩む私の感情はいいか悪いかは別にして、様々な出来事に反応する癖を持っているのかも分かりません。


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