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泰明
 やはり、江戸地は車も多ければ、人も多い地域です。
何処から湧いてくるのかと思うほどの人と、どこに格納するのと思うほどの車の多さです。
事故が起きるのは必然です。



 江戸地に来て、居酒屋さんで飲食して「麦焼酎」を頼んでも、なかなか大分で味わった「泰明」に勝る麦焼酎に当たりません。
あの、芳純な麦の香りと仄かな甘み、のど越しの良さは他の追随を許しません。
個人的に大分にプレミアのつく「兼八」なる焼酎があります。
勿論、銘酒とは思いますが、私には麦の香りが強すぎる様な気がします。
十人十色ですので致し方ないことです。




 催事が終わってから、「泰明」の醸造元を訪ねてみました。
豊後大野市にあります。
とても綺麗な販売所の裏に工場が存在します。
中でも「特蒸泰明」の旨さにはビックリします。
また、原酒で度数40度を超える焼酎も中々です。
「爺さんの置き土産」という甕に入った限定醸造品が今の季節あります。
絶品です!
綺麗な瓶に入ったお湯割り用の焼酎も限定で今の季節にありました。
そういえば、夏にも金魚の絵のついた焼酎がありました。



 小さな蔵元は、焼酎であれ清酒であれ厳しい環境下におかれています。
しかし、信念を曲げずに貫き通せば、そこに光明が差します。
私の、しゅうまいもそうです。
今お世話のなっている百貨店に、プロパーで4軒のしゅうまい屋さんが存在します。
まるで、喧嘩を売っているようなものですが、年々御得意さんが増えているのが実感できます。



 何事も、信念や矜持が大切です。
私達から、富士山は見えますが、富士山から私たちは見えません。
そのヒントを、泰明の旨さから教えられました。
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刺身
 長い期間お世話になった豊後国を後にし、今日江戸地に入りました。
天気が良く、快適な空の旅を味わえました。
富士山が山頂に雪を頂き、とても綺麗で、やはり日本一の山というのが納得できます。


 豊後では、毎日お世話になるお店で、毎日刺身を食しました。
生簀の魚が毎日減っていきます。
ここの店主は、生きた魚の脳みそにピックのようなものを刺します。
次に、頭を落としたら、骨と身の間の神経に針金を通します。
こうすることによって弾力性の持ちが全く違うそうです。
「石鯛」「石垣鯛」「あら」「カワハギ」「うちわ海老」「関鯵」「関鯖」「真鯛」
程よい甘みと、こりこりした弾力性に毎日舌鼓をうち、幸せな時間を頂きました。
翌日になったら、弾力性は半減するかも分かりませんが、その分甘みが濃厚になると思いますし、むしろ刺身より握りに適するような気がします。



 
 武家社会では「切る」という言葉を嫌い「切り身」ではなく「刺身」となったと聞いたことがありますが、浜育ちの私は魚が大好きで、中でも刺身が好きです。
刺身は、何も魚ばかりではありません。
「筍の刺身」「こんにゃくの刺身」「湯葉の刺身」、肉類では「牛刺し」「鳥刺し」「レバー刺し」などがあります。
大きな事件以来「レバー刺し」が食べれなくなったのが残念ですが、それぞれの食材が「刺身」という名で活躍しています。
刺身が流通した大きな理由は「醤油」が生まれたことであると言われています。
九州方面に行くと甘い醤油が主流です。
北海道には無い甘さですが、個人的に青魚は甘い醤油がとても合うような気がします。
最近では、甘い醤油を持ち帰り、北海道の魚もお刺身の時は甘い醤油です。




 秋から冬のかけての催事も、残すところ四カ所になりました。
風邪もひかず、元気に楽しく働けることに感謝し、無事に責務を全うしたいと思っています。
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悪戯
 いよいよ、あと一日です。
三週に渡る長い催事ももう少しです。



 最近また、私のブログに尋常でないアクセスがあります。
通常では考えれませんので、悪戯としか思えません。
何が楽しいのかよく分かりませんが、世の中では一般に人の迷惑になることをすることを悪戯といいます。



 また、悪戯も幾つかの種類があります。
もてあそんではならないものをいじったり、おもちゃにすることも悪戯ですし、自分のすることを謙遜することも悪戯です。
また、性的にみだらなふるまいをすることも悪戯です。
もて遊んでは「子供がマッチを悪戯する」自分のすることは「歌作りはほんの悪戯ですから」性的は「好色な人」などに使われます。
悪ふざけも同義語ですが、適度にしなければなりません。




 技術の進歩で、発信元のアドレスは分かりますが、誰がかは分りません。
知らない人への度を越した悪戯は、不愉快ですし、してはいけないものだと思います。

| | 日記 | - | - |
常連
 いよいよ、豊後の国の催事も二日を残すばかりになりました。
全体的には、昨年より若干数字を落としているようですが、当社はなんとか頑張っています。
最後の、土日でしたし、三連休です。
今日も、沢山の来場者で賑わいましたが、購入単価が結果に表れているようです。



 9年もお邪魔していると、常連さんと言っても過言でないお客様が何回も足を運んでくれます。
とても有難いことです。
常客や馴染客、そして上得意などの言い方がありますが、当社にとってはかけがえのない常連客です。
今日も、沢山の常連のお客様がご来店くださいました。
特に、目の不自由な方が今回の新製品「うにしゅうまい」を気に入ってくれ、沢山お買い上げいただいたのには感謝しか言葉が思いつきません。
これで三回目のご来場です。
目の不自由な方の常連さんが四人いらっしゃいます。
帆立カレーしゅうまいの好きな方、帆立チーズしゅうまいの好きな方、北斗しゅうまいこめの華が好きな方、帆立カレールウが好きな方、四者社四様です。
通常、近年帆立カレー:帆立チーズは持ち歩いていないのですが、豊後だけは必ず持参します。
前にもブログに記しましたが、この方々は見た目や鮮やかさを判断できません。自分の舌や耳や鼻が全てです。
この方々に愛される当社のしゅうまいは幸せ者です。
また、少々の自信もつきます。




 良く買ってくれたり、利用してくれるお客のことを常連さんと言いますが、ただ買い物だけしていただくのではなく、常連さんとの会話が弾むのがとても楽しく嬉しいことです。
心と心が通じ合っていることを感じる商売の醍醐味です。



 私も、毎日通うお店があります。
昼の、お蕎麦屋さんと、夜の料理屋さんです。
個々の店主たちが、私を常連客としてとても良くしてくれ、感激です。
良く飽きもせずと、自身思いますが、本当に飽きません!



 私が通うお店に対して思うことと同じことを、百貨店に足を運んでくれる常連さんが思ってくれたら、この上ない幸せです。


| | 日記 | - | - |
地域
 昨日、彩の国から豊の国へ移動してきました。
豊の国は三週目でに入りました。
数年前までは、なだらかな売り上げを呈してきましたが、前回あたりから変化がみられるようになってきました。
原因の究明に関係者は勿論、出店業者も懸命です。



 衆議院が理由なき解散をし、国民の信を問うことになったようです。
小泉政権の郵政民営化の時と似通っています。
まして、12月の選挙は商人にとって、とても迷惑です。
絶対的自信があるからの解散でしょうが、真意が分かりません。
多分、与党が圧勝すると思いますが、国民ももう少し利口になって選挙に臨んだ方がいいと思います。
田舎はともかく、都市部の投票率は与党を当選させるに足りる低さです。
せめて、50%以上の投票率がなかったら無効選挙となる規則はできないものでしょうか。
投票率は、ある意味選挙の根底となる数字と理解しています。
それなのに、何百億もかけて選挙する根拠が分かりません。



 地域によって、選挙はとて大変です。
総理や有名な政治家とは違い、できれば任期まで勤めたいと思っている政治家は少なくないと思います。
その方々は沢山の不満を抱え、選挙戦に臨まなければなりません。
そういう意味では可愛そうです。
折角議員になったのに、明日のことが分からない議員さんも沢山いると思います。
自業自得とは思いますが、地域での選挙は大変です。




 他から区別をされる特性を持った地表の部分が地域です。
このように催事人生を繰り返していると、色々な地域へお邪魔します。
それぞれが特徴を持ち、やはりどこへ行っても日本ていいなと感じます。
それぞれの地域で美味しいものを食せる幸せは、催事に従事しているからなしえることです。
観光こそしませんが、美味しいものは探しても訪ねます。
これで、観光もできたらもっともっとそれぞれの地域が好きになると思います。




 解散を断行した総理は、もう少し田舎の地域にも目を配って欲しいと思います。
アベノミクスなどは、死語になっています。
地域重視の政治が、日本の将来を明るくするような気がします。
国民が求めているのは「絵に描いた餅」ではなく、現実の生活がしっかりしたものになることです。
給料を上げろ上げろと言っても、簡単に「はいそうですね」と言う経営者が何人いるのでしょうか。
現実離れした政策より、地域重視の政策をお願いしたいと思います。



 日本には沢山の地域が存在します。
世界を見据えながらその地域活性化をする。
それが、政治の原点のような気がします。


| | 日記 | - | - |
彩の国
 埼玉県が作成した「彩の国」に来ています。
今日で二日目が終了しました。
埼玉県のイメージアップを図るために、公募によって決められたそうです。
なかなか、いいネーミングと思っています。
各地方都市が、このような形で内外にPRすることはとても素敵なことと認識します。



 この地域にお邪魔して早3年の歳月が流れます。
段々浸透してきているのが手に取るように分かります。
とても有難いことです。
いま、百貨店はお歳暮商戦の皮切りで多数のお客様がご来店下さります。
金額の大小は別にして、慣習は継続されています。
また、お節料理商戦も今が盛りです。
近年、自分の家で作らず、おせちを購入する風潮が見られます。
ある意味、残念なことですが、時代には逆らえません。



 日本の文化が、消滅したり、継続したりその時代時代に変化を遂げています。
いいものは残すべきですし、悪いものは改善していって欲しいとは思いますが、先人が作った文化に悪いものは見渡りません。
ただ、忙しいからというだけで文化が消滅しつつある今の日本は危険な状況だと思います。
やはり、文化は守りつ続けていかなければならないと思います。
人間が共有している行動様式や、物質的側面を含めた生活様式は、先人の教えに間違いがありません。
何も芸術や文学の世界だけを文化は指していません。



 今日は、私の母の祥月命日です。
母の写真を持ち歩いている私は、今朝、母に合掌してから現場に向かいました。
母が11月13日、父が6月13日が祥月命日で、私の誕生日が7月13日です。
何故か13に縁があります。
改めて、母に合掌し就寝です。

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過程
 朝方からの雨が、長引かずひる頃から晴れた豊後地方です。
現在、五カ所で催事をやらせていただいております。
毎日、各地から売り上げ報告が飛んできます。
皆さん、とても頑張っています。


 この、しゅうまい事業が進行し、変化を重ね、発展してきているのが数字を見れば、一目瞭然です。
沢山の類似商品が存在する中で、売り方もおぼつか無い当社の製品が発展してきています。
「華隆」の拘りがお客様に伝達された結果とは思っていますが、それまで至る過程に間違いなかったと思うこともありますが、まだまだ足りない部分だらけです。
勿論、やり方によってはももっともっと売り上げを伸ばすことは可能だったのかも分かりませんが、これが当社の身の丈です。



 製品について、お客様に詳しく説明をし、納得してお買い上げいただく姿勢はこれからも不変です。
食べて納得、買って満足の商品に育てる過程は、真摯につきます。
更に、磨きをかける努力を怠りません。
今回の豊後地方は、「うにしゅうまい」がメインです。
あの、ミョウバンの入っていない「うに」をしゅうまいに取り込んだ結果、大変な反響です。
当社の、定番商品になる可能性を秘めています。
しかし、沢山のお客様に支持を得るには、更なる努力が肝要です。




 世の中、結果が全てかも分かりませんが、過程を無視したら決していい結果は生まれないような気がします。
連立方程式同様、仮定があって証明があるのと同じで、過程があって結論があります。
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諸刃
 好天に恵まれた豊の国の催事初日です。
さすが南の国、周りが明るくなるのは6時を回らなければ明るくなりません。
勿論、その分日が暮れるのも遅いです。
北海道とはえらい違いです。
今日も、沢山の来場者で大賑わいでした。



 催事は、大きな効果や良い結果をもたらす半面、多大な危険性を持つ可能性を秘めている業態です。
ちょっとしたことが命取りになったり、逆のことも多々あります。
所謂、仕事である以上、緊張感は欠かせず、食品は清潔感が最も大切です。
また、売上は全て自分のお金ではないことを十分認識しなければなりません。



 金物屋が全盛のころ、大工さんが独立して失敗した例を沢山見てきています。
請負金額が全て自分のお金と思ってしまい、いざ支払いとなるとお金が残っていなく、夜逃げ倒産していまうケースが沢山ありました。
人間、見たこともないお金を見てしまったり、持ってしまうとおかしくなる可能性があります。
堅実性が一番のような気がします。



 両刃の剣とも例えられますが、人間、いい時こそ反面を見れるように成長しなければなりません。
私は、まだまだです!


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選択
安芸の国の前期日程を一日残して、豊後の国へ移動です。
ここ安芸の国は、思いのほかしゅうまいを召し上がるお客様が沢山いらっしゃり、とても感激しています。
今日も、祭日後とは思えないお買い上げを頂きました。


 当社の商品は、休日明けの売り上げが悪くありません。
全国共通です。
ゆっくりお買い物ができる状況の中で、選択されることにとても感謝しております。
今日も沢山の、リピーターのお客さんに助けられました。
毎日というお客様もいらっしゃいました。


沢山の業者がひしめく会場の中で、目的に適うものを選んでいただける幸せは
製造者にとって、とても嬉しいことですし、励みにもなります。
更に、努力を重ね客離れが起きないように切磋琢磨してゆかなければなりません。
分かってお買い上げをしていただくには、それなりの時間が必要と、改めて思いました。
その間、辛いことや苦しい現場も沢山ありましたが、辛抱しながら伝えてゆけば報われるのかも分かりません。



 一つの現場好調だからと言って、全部が好調な訳がありません。
しかし、どの現場も概ね上向いている現状に、安堵しつつも商品の充実に更に磨きをかけなければと思っている今日です。
切がありませんが、慢心は衰退につながります。



 必要なもの、正しいものを選んでいただける商品に育むのが、拘りの「華隆」の使命です。



 
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販売補助員
 秋の深まりが感じる安芸の国です。
朝晩が、結構冷え込みますが、北海道からみたら可愛いものです。
銀山町にあるホテルに滞在しておりますが、隣が胡町です。
胡神社なるものがあるらしく、大祭の準備をしている風景を見ながら出勤しています。



 催事の売り上げを左右すると言っても過言でないのが、地元でお手伝いいただく販売補助員さんです。
いわゆる、マネキンさんですが、良し悪しは売り上げに大きく関与します。
ただのマネキンさんもいれば、とても一生懸命なマネキンさんもおります。
人材派遣会社からの派遣ですが、教育をきちんと施しているのか疑問のマネキンさんが沢山いらっしゃいます。
ただのマネキンさんの場合、派遣会社の資質が問われます。
けして楽な仕事とは思えませんが、きちんと食事の時間は与えれますし、休憩時間も与えられます。
ある意味、メーカーから見たら、楽かも知れません。
メーカーがどんなに早く来ても、マネキンさんの出勤所間は基本的には定時ですし、残業もあるかもわかりませんが、帰りもほぼ定時です。
賃金も、悪くはありません。




 幸い、催事に出て年数が経ていますので私のところはとてもいいマネキンさんばかりです。
最初のころは、とても苦労しました、
特に、ここ安芸の国のマネキンさんはとても立派です。
一人で、複数のお客様を捌きます。
見事なものです。
私が販売補助員的役割をしている感じです。
良いマネキンさんは売れっ子なので、早めに予約しなければなりません。
商品を理解し、適切にお客様に嫌味なく伝えて購買していただく。
これが販売補助員さんの仕事です。
本当に売り上げを左右します。



 物事を成し遂げるには、優秀な補助員が必要です。




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手応え
 相変わらず、小いわし刺身:お好み焼き:日本酒:かきが旨い安芸の国です。
ここ、広島の繁華街はいまだに混雑してて、函館の様相とは全く違います。
全国、沢山の地域の繁華街にお邪魔しますが、ナンバーワンかも分かりません。
とにかく、どこのお店も混雑していますし、街ゆく人の往来が激しい街です。



 四日間が終了しました。
お蔭様で、確かな手応えを感じます。
今回は、八種しゅうまいの詰め合わせが爆発!新宿に続きとても手応えが良好です。
色々なものを食したいという欲望が、功を奏したのかも分かりません。
また、試食をしていただいた反応が全く他の地域と違います。
費用対効果抜群の地域です。



 しゅうまい事業を始めて、来年の4月で丸十年が過ぎようとしております。
その間、辛い現場も沢山ありましたし、今でもありますが、確実に手応えを感じ取れるまでに成長してきました。
お客様、百貨店に感謝です。
拘りがだんだんお客様に伝わり、試食なしで売れるケースが増加しています。
さらに工夫を重ね、一層ご愛顧していただけるように頑張って製造販売していきたいと思っております。
お客様に働きかけた時の反応が、段々違ってきています。
有難いことです!



 貫く頑固さと、努力が手応えの源泉かも分かりません。


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