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結果
 武蔵野で、最終日を残して、安芸の国へ移動しました。
安芸までの空路は、快晴に恵まれ爽快な飛行を楽しむことを出来ました。
若干、紅葉らしきものが目に移り、季節は確実に冬に向かっていることを実感しました。



 今回の催事で当市を、企画に載せていただいた百貨店に、本当に感謝の気持ちで一杯です。
これを機会に、新幹線開業までの短い期間ではありますが、本腰を入れて北斗市をPRして行ければと思っています。
ありがとうございました。



 当社の「ずーしーほっきしゅうまい」もこの地でデビューさせていただきました。
反応はとても良く、毎日沢山のお買い上げを頂きました。
結果とは、物事を行った後に生じた現象や状況を表すことですが、私にとっては、この商売を初めて約10年の歳月の集大成と位置付けてもいい商品と自負しています。
本来は、お客様が判断することではありますが、私自身はそう思っています。




 どんなにいい商品を作ろうが、結果として売れなければ意味がないのかも分かりません。
しかし、拘りを持って商品を作っている私は、売れる売れないは二の次です。
頑固なまでに、私が拘ったしゅうまいをこれからも開発してゆきたいと思っています。
催事だからとか、イベントだからとかは、私の脳裏にありません。
なになに向けなどの商品を作る気持ちは、現在、全く持ち合わせていません。




 結果良ければすべてよしの世の中ですが、悪くても拘りを捨てる気になれません。
改めて、武蔵野の百貨店、地域の皆様にお礼を述べさせて頂きます。
ありがとうございました。
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標準
 武蔵野地域でお世話になっております。
今回は、物産展ではありえない北斗市の企画を立ち上げてくれ気合が入ります。
とても感謝しています。
当市も、観光協会:北斗市役所が催事に全面協力ですが、何分慣れない分野なもので、百貨店にご迷惑をかけていると思っています。
売台の稼働単価を考えれば、大変申し訳ありません。
当市宣伝隊長「ずーしーほっきー」も二日間会場内に現れましたが、まだまだマイナーなキャラクターゆえ、
申し訳ないと思っています。



 全国各地で北海道物産展が開催されています。
概ね、好調とのことと風の便りで聞かれます。
有難いことです。
物事を行う場合のよりどころになることや、平均的であることが標準の解釈と思いますが、近年、人間の舌の具合が標準でなくなってきている様な傾向が存在する気がします。
添加物に頼った食品の多さが人間の舌を狂わせ、それが標準になっている様な世の中です。
早くて便利な食品の開発は、人間の舌の標準を狂わせています。
これでいいのでしょうか。



 古来日本は、出汁にとても気を使ってきた文化があると思います。
鰹節や、煮干し、干し椎茸など今でも基本と思っています。
しかし、近年すべて合成された調味料が開発され、便利で手軽さから移行してきています。
悪いとは言いませんが、味の標準が陰りを見せてきたのも調味料の開発のせいかも分かりません。
無添加などに反応する消費者は僅かで、自分の舌の標準で食品が選択されています。
当たり前のことととは言いながら、文化の衰退に懸念を生じます。
早くて便利も大切ですが、コンビニ時代が文化の崩壊を後押ししているような気がします。


 異常気象が、通常気象になりつつある地球ですが、味の標準も、基準も定理もなくなってきている様な日本です。
守らなければならない文化、守らなくてもいい文化など存在はすると思いますが、先人が作ってきたものを大事にすることが求められてもいいと思います。
そういう私は、古い人間なのでしょうね。



 標準の基準が変化していることに、一種の危機感を感じます。


 



 



 
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英傑
 秋の気配が実感できる、尾張国です。
台風の後からすっかり秋らしくなった模様です。
その尾張国では、今日から「名古屋まつり」が開催されています。



 言わずと知れた、尾張三英傑とは「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」の三人を指します。
今日は、その英傑行列なるものが市内を練り歩いた模様です。
戦国時代において、天下統一へ導いた三人の戦国大名について、名古屋ではそれを顕彰する呼称です。
なんとも、歴史の古さが感じとれ、浅い歴史の北海道には無い祭りです。



 祭りの影響を受けることなく、今日も沢山の来場者で会場は賑わいました。
尾張の方々は、特に北海道展を楽しみにしている方々が多数いらっしゃいます。
特に、海鮮には深い興味を呈しますし、スイーツも同様です。
「カニ」「いくら」「うに」「ホタテ」にはとても敏感に反応する土地柄なのかも分かりません。
名古屋には、栄地区3Mと言われる百貨店が存在します。
「松坂屋」「三越」「丸栄」です。
それに、駅前地区には「名鉄」「JR名古屋高島屋」と五つの百貨店が存在します、
何処も、年に数回の「北海道物産展」を開催しており、優劣は別にいて、その売り上げは相当の金額にのぼります。




 北海道物産展に関わる方々は、その現状を認識し、間違いのない本物の北海道を、物産によって伝達する使命があります。
金もうけのために利用することはあってはいけないことと考えます。
これは、販売者にも百貨店にも言えることです。
売り上げ至上主義は、将来客離れを起こすような気がします。
勿論、商売ですから利益は必要です。
本当の利益を導くための英知は重要です。



 近年、また北海道らしくない物産展に移行しているような傾向を呈しています。
らしさの演出はとても大事です。
三英傑が、国づくりに悩んだことを鑑み、更なる努力が期待されます。




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負担
 台風直撃にあいそうな尾張にやってきました。
明日の搬入ですが、保険をかけて一日早くの到着です。
段々、風雨が強くなるのが実感できてきて、一人ホテルで寂しい気持ちでいます。
催事は15日からですので、影響はないかも分かりませんが、なんとなく心配です。



 会社を出るとき、看板商品が底をつき従業員の皆さんが早出をしてくれていました。
天候も異常なら、当社の製造も異常をきたしております。
沢山の負担をかけていて、本当に従業員の皆さんや家族に申し訳がありません。
能力以上にかけている仕事や責任は、かなりの重荷になっていると推測されます。
しかし、黙々と仕事を片付けていってくれている従業員には本当に感謝です。



 仕事の取りすぎ:種類の多さ:売れ行き順調の三つが原因ではありますが、分かっていても何もできない自分自身に忸怩たる思いがあります。
従業員も勿論ですが、女房がパンク状態です。
とにかく、よく電池が切れないなと思うほど働きます。
夜は、その電池も切れて可哀想なくらいです。
何とかしなければ、という思いはありますが、何とかして欲しいという思いもあります。
やはり、私は「鬼」なのかも知れませんね。



 いよいよ、15日から秋の催事の第二弾が始まります。
力量を超えて重すぎる仕事や責任を押し付けている状況に、心から「すみません」です。
私の年末までの負担なんて、女房から見たら大したことありません。


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ずーしーデビュー
 鉛色の空が広がり、路上を枯葉が舞う光景を目にすると、蝦夷地は晩秋で初冬の雰囲気が見え隠れします。
これから間もなく厳しい冬の到来です。
まだ、雪虫は見えませんが、この虫が出現すると初雪が降ります。
暫くこの季節に蝦夷地にいなかった私は、なんとなく寂しい気持ちになってしまいます。



 14日に搬入作業がありますが、台風のことを考え一日早く出立することにしました。
天候で、お世話になっている百貨店に迷惑をかける訳にはゆきません。



 当市、公式キャラクター「ずーしーほっき」を模したしゅうまいが完成しました。
身の丈を考えず、新しいものに挑戦する私は、やはり精神分裂症なのかもわかりません。
23日からお世話にな百貨店でデビューします。
もともと、北海道新幹線開業のお土産品でとの構想を描いていましたが、北斗市を特集してくれる百貨店の思いに感激し、出品することになりました。
堰を切ったように、新聞、テレビ、所謂報道関係から問い合わせがあり、対応に忙しい日々です。
丸ごと北斗市の商品と自負はしているものの、正直不安もあります。
しかし、北斗市に微力でもお手伝いできればと願っています。



 催事への供給、地元でのイベント、新商品のデビューとまた、困惑に拍車がかかります。
従業員の皆さんに多大な労働を強いり、家族にも同様な過酷な状況を作っている私は「鬼」かもしれませんね。
桃太郎がだれか分かりませんが、そのうち退治されるかもしれません。
一番可能性のある桃太郎は「女房」です。



 因みに、23日からお世話になる百貨店さんは「東急吉祥寺店」です。
併せて、「ホッキカレー」も販売します。
身の丈知らずで、精神分裂症的社長が頑張ります。
よろしくお願いします。
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困惑
 肌寒い蝦夷地です。
朝夕は寒いという言葉が当てはまります。
ストーブが活躍する季節となってきました。


 13日の出立までの短い期間、会社で仕事をしています。
今秋の催事計画のやり繰りに、自身困惑しています。
製造が間に合わない状況を呈してきましたし、人員のやり繰りが大変です。
何にも考えずに仕事の依頼を受けた訳ではないのですが、非常に困難な状況に陥っています。
一方、仕事の依頼が来ればほくそ笑むもう一人の自分も存在します。
その葛藤で困惑を招いています。
完全に、身の丈を超えてます。



 昨晩、寝ながら来年の4月で丁度10年の節目だな〜と考えて、これを機会に食品事業部を廃部しようかな〜という考えが過りました。
老いているのに仕事が増える一方で、特に、妻には過大な労働を強いている状況を打破しなければなりません。
自身も、催事行脚で体力を使い、老いを感じてはいますが、仕事がある喜びに代えれません。
今までお世話になってきた百貨店さんに対しての恩義は忘れられません。



 「身の丈」何回も更新してきてはいますが、本当の意味で理解が足りなかった自分に困惑しています。
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金太郎飴
 お世話になっているのにこんなことを記してはいけないと思いますが、
現在の北海道物産展ばかりでなく、様々な物産展は、過言かも分かりませんが金太郎飴です。
金太郎飴とは、どこを切っても金太郎の顔が現れる棒状の飴のことです。
転じて、似たり寄ったり、違いがなく画一的であることを指します。
近い将来、お客様に飽きられる懸念を呈していると思います。



 「覚悟はあるのか三越伊勢丹」は、前のブログで記しましたが、今回の江戸と筑前は金太郎飴を捨て、新しい取り組みをしました。
勿論、是々非々はあるとは思いますが、新しい取り組みに「絵に描いた餅」ではない覚悟を感じました。
筑前にいたっては、半数の業者の入れ替えが行われました。
お客様からの苦情も多々あったとは思いますが、絶対数の問題です。
思い切った取り組みに拍手です。



 筑前は、入社5年目の新人が指揮を執りました。
多分、催事のことを良くは知らないとは思いますが、取り組む姿勢や考え方に大きく共鳴しましたし、真摯な態度に感動しました。
やはり、電子部品族の考えることは新鮮です。
我々、地球人にはなかなかついてゆけない現状を、努力によって結果を出してしまいました。



 指揮を執らせた上司の方々も立派です。
その上司は、エイリアンの皆さんでした。
そして、裏方として目の見えないところで働いた方々は宇宙人でした。
もはや、地球人はそこに存在しませんでした。
連携の密なる姿に、「ここの将来は安泰」との感想を持ちました。
お疲れ様と心から合掌です。



 初めて私のブログを見る人は、地球人やら宇宙人やらエイリアンなど、何を言っているのかわからないと思いますが、年代別のわたし個人の区分けです。
やはり、これからの時代は彼らの時代です。



 金太郎飴から脱却することが、物産展の生き延びる道筋の重要なポイントとなるような気がします。
お客様は、各店の個性を望んでそれぞれのお店にご来店くださいます。
ある意味、金太郎飴に辟易しています。
共に伸びるために、催事を行う方と、催事に呼ばれる方の考え方の共有を望んでやみません。


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逡巡
 23℃の筑前から、15℃の蝦夷地札幌に着きました。
今日の筑前は、雨模様のため蒸し暑く体感温度は23℃を超えていたような気がします。
蝦夷地は、飛行機から降りた瞬間、とても涼しさを超え寒い位でした。
明日から久しぶりの百貨店で頑張ります。



 催事の難しさは今更始まったことではありませんが、頭の中で様々思い浮かべはしても、なかなか実行できずに逡巡していた自分がいました。
しかし、思い切ってやってみたことが9月の催事結果に結びつき、今秋の催事に光明が見えてきました。
何事も、やってみなければ結果はでませんし、悪かったら改善する努力をすればいいことです。
分かってはいてもなかなか踏み込めない自分に嫌悪感を覚えます。



 商工会青年部時代、机上での空論に終わらせるなら、実行してから考えようと始めたのが「北海道フェアイン代々木」の事業でした。
今でも、形態は変われど続いています。
若いって本当に素晴らしいことです。
いま、色々逡巡するのは老いた証拠かも分かりません。



 明日から4日間、逡巡することなく頑張ります。
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