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値上げ
 すっかり秋らしくなってきた蝦夷地です。
あと、一週間もすれば江戸地へ出立です。
まだまだ、残暑が厳しいと予想されます。


 北海道電力が電気料金の大幅値上げを申請しました。
曲がった見方かも分かりませんが、原子力発電が再開されれば値下げになる。
所謂、原子力発電を認めてと、言っているようなものです。
電力会社そのものがどれだけ企業努力をしているのかが見えてきません。
我々、零細企業は業績が悪くなれば徹底した経費の節減と、役員の報酬減をして
会社を守ります。



 福島で起きたような事故が、もう一度どこかで起これば、日本は終わるような気がします。
起きないという保証はどこにも存在しません。
むしろ、起きる確率の方が高い様な気がします。
地球はいま、異常気象で各地で甚大な被害が報告されています。
異常が通常へシフトしている地球です。



 電力会社は、値上げしても消費が落ち込むことは少ないと思いますが、我々零細業者は値上げをすると様々な影響を受けます。
仕入の全てのものが値上がりしても、販売価格に反映できない背景です。
どんどん利幅が少なくなり、深刻な問題になっています。
アベノミクスだかなんだか分かりませんが、災害が起きてもゴルフをしていたり、別荘にお帰りになる、その程度の資質しか持っていない方々が日本の中心にいることに不快感を覚えます。
消費増税の影響も、今になってボディブローのように効いてきています。
大企業の財界人とばかり食事をしている皆さんには、末端の我々の生活など分かりませんよね。
今朝の新聞で、ある党の代表が北海道での講演で、来年10月消費税を予定どおり10%にするべきとの見解を出していますが、どこを見て増税と言っているのか理解に苦しみます。



 原子力発電を認めなさい的電気料金の値上げには納得できないものがあります。
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異常気象
 広島の災害はとても悲惨です。
先人は、山の下に家を建てることを良しとしないことを教えています。
私も年に二回ほど広島にお邪魔しますが、確かに山の方への宅地造成が見て取れました。
先人からしたら、人的被害に写ることと思います。
一日も早い復興を祈念してやみません。
北海道でも異常な雨が礼文島を襲い、かなりの被害が出ています。
離島ですので復興に時間がかかると思いますが、早急に対策を立て復興に尽力してほしいと思います。



 異常気象と言われてから、相当の年月が経過します。
もはや異常気象ではなく、これが通常と考えた方がいいかも分かりません。
このような気象状況が通常と考えたらゾットしますが、自然が教えています。
今後、我々や行政は想定した対策が必要となってきます。
この手の災害が起きると、必ず行政の対応の仕方が問題になりますので、しっかりとした準備が大切です。



 異常が、異常でない今の地球は、誰もが理解ができません。
しかし、異常だからで片付けてはいけない状況に陥っている現実を直視し、十分な対策を構築してほしいものです。
災害が起きてからでは遅すぎます。


| | 日記 | - | - |
電子書籍
 雨の蝦夷地です。
我々の住む渡島地方西部、松前町に大雨洪水注意報が発令されました。
大きな災害にならないように願っています。
それにしても、広島の災害は悲しい出来事です。
ゲリラ的な雨の降り方がもたらした悲劇は、やはり地球が変化しているように感じます。
一日も早い、復興を願っています。



 誕生日に息子から電子書籍なる嬉しいプレゼントが届きました。
従来の紙やインクを使った印刷物ではなく、電卓位の大きさの電子機器です。
早速、大好きな時代小説を購入し読みふけっています。
一番喜んでいるのは私ではなく女房です。
従来の本は保管に場所を要しますし、何冊もの本は大変な重さです。
きちんと整理する癖がないため、いつも叱られていました。
電子書籍の場合は、場所も重量も全く関係ありません。



 最初は電子書籍なんか と 思っていましたが、なかなかどうしていいものです。
残念なのは、すべての本が電子化されていないことです。
特に私の好きな作家の本は、まだ電子化されていません。
ただ、沢山のジャンルが売られており、時代小説一辺倒の私にとって、底辺が広がりこれからが楽しみです。
なんと言っても、とてもお手軽です。



 これからの時代は、あらゆる物が更に電子化されてくることが予想されます。
機器の取り扱いに抵抗はあるものの、時代の流れには逆らえません。
オンラインで動画が配信されているYOUTUBEなどは、とても便利で好きな歌手の歌や漫才などを見ることができます。
なんとも地球人にはややこしいものですが、学習と慣れが慣用です。



 これからの日本を牽引していくのは、やはり地球人ではなく、優秀な宇宙人や電子部品族の皆さんです。
若い人達に大きな期待を抱きます。
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遠泳
 涼しさが一転、蒸し暑い日が二日間続いています。
雨が予想されます。
また、雨が降れば一転して涼しくなるはずです。
天は高くなり、蜻蛉が飛ぶ姿を見ていると、やはり蝦夷地は秋を感じます。


 東京の仲間(チーム新関の一人)の仲間が青森県竜飛から北海道白神灯台を目指し、泳いでましたが先ほど無事到着したとの連絡が入りました。
心から「おめでとう」です。
私の仲間は今回サポートにまわり、伴走船での応援みたいでした。
泳いだ人は、たしかハンガリー人のはずです。
津軽海峡は稀にみる潮の流れの速いところです。
それを泳ぎ切るのは並大抵ではありません。
恐怖心や不安感を克服し、たどり着いた感想は?聞いてみなければ分かりませんが、おそらく達成感と充実感でいっぱいだったと推測します。
所要時間は13時間45分だったそうです。



 あらゆる物事を成し遂げるということは大変なことです。
不屈の精神力と鍛錬が要求されます。
また、仲間との協調性も需要です。
何はともあれ、ゆっくり休んで満足感を十分味わって下さい。



 遠泳は、速く泳ぐことより長い距離を泳ぎ切ることに主眼がおかれています。
私のしゅうまいも、ゆっくり長く生き延びてベストセラーよりロングセラーになってくれたら嬉しいです。
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感覚
 やはり、お盆を過ぎた北海道は秋です!
涼しいのを通り越して夜は寒い位です、
寂しいですね〜。せめて八月中は暑いままで経過してほしいものです。


 
 昨日今日とゴルフを楽しみました。
ゴルフ場で沢山のキャディさんに、「珍しいね、元気?」と言われ、本当だねと返すのが一杯でした。
一年に八月だけしかゴルフを楽しめない状況を寂しく感じますが、優先順位は仕事ですので仕方ないことです。



 メンバーコースですのでレイアウトは重々承知ですが、練習場に行きもせず、いきなりクラブを振るのでなかなか上手くゆきません。(昔から練習所はあまり行きませんでした)
しかし、段々体の感覚が昔を思い出してくれ、そこそこのスコアで上がってきました。
まだまだ、昔の感覚は取り戻せはしませんが、自分のハンデに3〜5を加えたくらいのスコアでまとめられ、バーディも二日間で四個、楽しくラウンドできました



 目や耳や鼻は勿論、一生懸命やったことなどから受けた刺激を、感じ取ることはとても大切です。
人間にとって、感覚はとても大事です。
五感や色彩や金銭など、感覚が保持するものは沢山あります。
感覚を呼び戻すことも、身につけることも人生にとって有益です。





 


| | 日記 | - | - |
墓参
 爽やかな風が吹き、清々しい気持ちで先祖の墓参りを済ませてきました。
早朝の方が僧侶を見つけ易いのも一つの要因ですが、姪の仕事の関係で早朝になります。
私の実家は曹洞宗、妻の実家は浄土真宗です。


 毎年、兄の家族(本家)と一緒に墓参りをします。
心の中で唱えるのは毎年同じで「家内安全」「健康成就」「商売繁盛」です。
そして、父、大貫院覚心常性居士:母、浄光院古月妙臨大師の戒名と命日を確認し心の中で「よろしくお願いします」を唱えます。
今年は特に、本家も別家も健康を維持しながら一緒にお墓参りをできる喜びに感謝の気持ちを強く持ちました。
ご先祖様に毎年変わらぬお参りができる。とても有難いことです。




 工場もお盆休みです。
18日より稼働します。
従業員の邪魔にならないように、誰もいない工場で新商品にチャレンジしている自分がおります。
いま、当社のしゅうまいの餡を、「あるもの」に作り上げれないかを模索しています。
「あるもの」まだ公表できませんが、出来上がりが、自身とても楽しみです。




 先祖様は分家、独立を繰り返し、現在の私たちがいます。
しゅうまいも、本来の餡から分家を果たせるように工夫を凝らし、お客様の笑顔を頂ける商品に独立していって欲しいと考えています。






 
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蜻蛉
 涼しい涼しい北海道蝦夷地です。
すでに、朝晩は秋風を思わせる風が吹き寒いくらいです。
過ごし易いとてもいい地です。



 今日、蜻蛉が飛んでいるのを初めて見ました。
昆虫は、もう秋ですよと告げています。
ただ、いくら過ごし易いとはいえ、せめて8月いっぱいは適度に暑い方がと思います。
本当に蝦夷地の夏は短いです。



 先日、ある百貨店とお歳暮の打ち合わせをさせていただきました。
夏真っ盛りなのにもうお歳暮の話です。
食品事業部を立ち上げてからの月日の経つ速さは、一瀉千里です。
当社も本来ならば今の季節のうちに、二月から始まる物産展の計画を立てなければいけません。
その本来を、なかなか容易にしてくれない今の現状に葛藤している自分がいます。
有為転変の世の中を生き抜くためには、その本来が大事です。
催事がない時にこそ気合を入れなければならないのが本来です。



 どんなに良い商品を作ろうが、商品の見せ方:売り方が大切です。
基本的に、売り上げが少なければ呼んでいただけない立場ですので、商品力より見せ方や売り方を研究した方がいいと思うことがあります。
しかし、商品への拘りがなくなってしまったら当社でなくなります。
儲ける努力より、美味しいものを作る努力が優先されます。
双方よくするには?ボーとしながらどうしたらいいんだろう?と悩む機会が時々を超え、日常になっています。
そう考えると、休む暇などないに等しい人生になってしまいます。
どこかで、「これでいい」と思う自分と「これではだめだ」という自分がいます。
しかし、6月に休養の大切さを感じました。
何がいいのか五里霧中です。



 当社看板商品も、蜻蛉と同じように(水中下での年数は蜻蛉の方が短いですが)20年ほど水中下で、9年前に羽化しました。
蜻蛉は蝉より寿命は長いですが、鶴亀とは言いませんが、長生きさせるすべを五里霧中の中模索している毎日です。


| | 日記 | - | - |
覚悟
 涼しい涼しい北海道に、昨日戻りました。
尾張:江戸は半端な暑さではありません。
自身の身体が喜びの声をあげているのがよく分かります。



 先日、三越伊勢丹の広告を目にしました。
変わる、その先へ。が題目のある意味決意広告です。
引用
 「きのうまでの夢が、今日は現実になる。
非常識とよばれたアイデアは、たちまち常識と名を変える。
スペシャルは、あっというまにスタンダードだ。
めくるめく変化の中で、百貨店は、変わらず感動にあふれているだろうか。
進んで変化をとげているだろうか。
変わらないものは、ただひとつ。
お客様の最高の笑顔のために、すべてをそそぐことだけ。
毎日、かつてない百貨店になる。
その覚悟はあるか、三越伊勢丹。」



 とても衝撃的な広告です。
失礼な言い方かも分かりませんが、絵に描いた餅にならないように頑張って欲しいと思います。
それは、この広告を応援したいからの気持ちです。



 前にも何回か更新していますが、今のエイリアン宇宙人:新人類の考えは、とうてい地球人には理解ができないことが多すぎます。
その地球人が上司となり仕切っている職場は、なかなか難しいのが現状と思います。
この地球人、一番厄介なのは御身が大事という考え方の集団です。
エイリアン:宇宙人:新人類の考え方に、地球的経験の知恵を与え、行動を起こさせ、失敗したら、御身よりも尻を拭ってやる覚悟が大事と思います。
近い将来、地球人が姿を消し、エイリアンや宇宙人が上司となります。
その時、背景や様々なものに相違はあっても、地球人が苦労したことをエイリアン:宇宙人も感じるはずです。



 この広告を生み出した人は地球人でないことは確かです。
宇宙人か新人類の方々なはずです。
しかし、GOサインを出したのは、地球人かエイリアンです。
ある意味、とても覚悟が要ったはずです。
失敗したり、しくじった時、責任をとれる:後押しできる:一緒に考えれるそんな覚悟を持った上司のはずです。
お客様の最高の笑顔を得るには、御身を大切にする方々を少なくし、責任の取れる方々を増やすことがとても大事と思います。


 毎日かつてない百貨店になる!
とても素晴らしいことです。応援します。
絵に描いた餅にしない覚悟で頑張ってください。


附則
60〜65歳   地球人
50〜60歳   エイリアン
40〜50歳   宇宙人
30〜40歳   新人類
30歳以下    電子部品族
因みに、私が勝手に仕分けしています。 
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羽化登仙
 とても暑くなった江戸です。
先日、尾張から来たときはとても過ごしやすかったのですが、ここのところ尾張と同じになってしまいました。
とにかく暑いです!


 今の現場は7時閉場です。
とても時間が過ぎるのが早く感じます
通常、お世話になっている百貨店は8時閉場です。しかし、この一時間がとても普通に過ぎ去る一時間ではありません。
たかが一時間、されど一時間です。
そんな現場もあと二日です。
約一か月ぶりに北海道に帰れます。


 昨日、「チーム新関」の飲み会が新宿で行われました。
いい酒をいい仲間と飲ませていただきとても快い気分になりました。
正に「羽化登仙」の心境です。
羽化と言えば、ここ江戸は朝早くから蝉が鳴いています。
今朝、鳴いている木の下で蝉の抜け殻を発見しました。
上手に羽化し、木で鳴いている蝉さん達は短い一生を懸命に生きています。
蝉は、土の中の生活の方が長く、羽化して一週間くらいで一生を終えます。



 人間生きていくのに沢山の大切なことがありますが、良い仲間を作ることがとてもおおきなことだと認識しています。
私の人生は「人で失敗し、人に助けられる」人生です。
人で失敗したときは、とても落ち込み、もう止めたとそのとき思うのですが、時間が経つと同じ間違いを繰り返します。
味方を多くするより、敵を少なくと、何度も教えられました。
別に敵を作るようなことをしているわけではないのですが、味方をあまりにも可愛がる性格のようです。
なかなか、治りません。



 私の食品事業部も羽化して9年の月日が流れます。
天に昇って仙人にはなれませんが、これからも身の丈をわきまえ、上り詰める努力をしてゆきたいと考えています。

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葉月
 もう、八月です。
催事生活を続けていると、本当に月日は光陰矢のごとしです。
今日の江戸は、夕方稲妻が走り不安定な一日でしたが、暑さは中々なものがありました。



 葉月は、新暦では九月上旬から十月上旬に当たり、葉の落ちる月が転じて葉月になったという説がありますが、沢山の説がありどれが本当かは分からないようです。
感覚的的に八月になるともう秋かと言う気持ちになるのは北海道人だけかも分かりません。
お盆を過ぎると秋風が吹き始めるのが北海道です。
あと、約半月しかありません。
内地にいたらそんな感覚は全く無く、これから夏本番のようです。



 今日も沢山のお客様とお話をし、購入していただきました。
製品を伝える技は、まだまだ素人ですがすでにリピーターが来てくれました。
「胸焼けしない」「肉が臭くない」「上の素材の味が餡でもした」とのお話を戴き、感謝感激です。
当社、全てのしゅうまいは上にのっている具材を餡に練りこみ製品化しています。
肉しゅうまいの上にトッピングしたものとは違います。
上の具材を食したら、餡はただの肉しゅうまいではありません。
ですから、大変な手間と労力が必要です。
ホッキ貝にいたっては、生の貝から身を外して製品化しています。
これが「華隆」の拘りです。
更に美味しくするにはどうしたらいいか?永遠の課題です。


 睦月から始まり師走まで、とてもい呼び名が存在します。
如月:神無月などはとても素敵です。
温故知新!これからも見習うことが多々あります。


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