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決算
 本当に長閑で、過ごしやすい気温で、森林に囲まれた友人の温泉旅館は快適です。
お蔭様で、疲れた体が回復しているのが分かります。



 昨日、ウオーキング中に蛇と遭遇しました。
青大将で結構大きかったのですが、とてもスリムな体つきに私も頑張らねばという気持ちになりました。
しかし、食事を制限しウオーキングを毎日しても短期間でそう簡単に痩せれるわけはありません。
やはり、長い目で頑張らねばと気持ちを新たにしています。



 今日、当社50回目の決算日です。
昭和38年創業の当社です。
食品事業部は9年目を迎え、来年10周年です。
LPガス事業部は50年の歳月を刻んできました。
節目を大切にする文化のある我が国ですが、食品事業部に忙殺され記念すべき節目に何にもできなかったことを悔いています。
来年の食品事業部10周年に併せて、お客様に感謝の何かをしなければと考えています。
お客様あっての商売です。



 毎年毎年、対前年を気にしながらの営業活動ですが、背景が厳しい状況での前年アップはなかなか困難なものがあります。
本業の将来も本当に厳しいものがあります。
二年後の電気の自由化がどのようなことになるのかは未知ですが、相当の影響を受けると思っています。
エネルギー革命が二年後から始まりそうです。
賢い決断を迫られます。


 そんな中、毎年少しずつではありますが前年をクリアさせていただいております。
やはり、食品事業部の割合が年々増加しているのが原因です。
がむしゃらに走り続けてきましたが、来年の10年を節目に考えを修正していかなければ厳しい世の中から脱落してしまいます。
本当にシャープな頭脳と決断力が必要です。
どちらも持ち合わせていない私は情けないとは思いながらも、必死に食らいついていかなければと無い知恵を絞りだすのに懸命です。


 経営者はもとより、時代を生き抜くことは並大抵の努力では無理です。
世の中、上半期を終え下半期に移動します。
当社も明日から新しい年度が始まります。


 無い知恵を絞り、新年度に向かいます。


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春告鳥
 温泉旅館逗留も四日目を迎えました。
三日坊主で終わることなく、当初の予定していたメニューをクリアしています。
起床ー朝風呂ーウオーキングー温泉ー読書ーウオーキングー温泉ー就寝の毎日です。
食事も、野菜類を中心に炭水化物を取らないように気を付け、ビールも飲まず大分麦焼酎をロックでチビリチビリです。
お蔭様で、ただ今のところ3kgほど減量できています。
何十回も繰り返したダイエットですが、常にリバウンドに悩まされてきました。
これからは、日常をもう少し考えながらゆっくり減量に励みたいと考えています。



 朝夕のウオーキングで鶯の「ホーホケキョ」が響き渡ります。
下手な口笛で「ホーホケキョ」を奏でると、不思議に鶯も「ホーホケキョ」を返してくれます。
鶯の姿は確認できませんが、毎日、鶯と鳴き合戦をしながらウオーキングを楽しんでいます。
他に、名前は分かりませんが沢山の鳥の囀りが聞こえます。
また、ようやく蝉の声も聞こえるようになりました。



 感心するのはあの小さい体で渡りをすることです。
ツバメも小さい鳥ですが、舞を見ていると渡りが出来そうな感じがします。
しかしウグイスはスズメのような飛び方をしますので、遠距離は?と首を傾げたくなります。
気象庁は「鶯の初鳴き」生物季節観測に用いています。
渡りをし、春を告げる鳴き声を聞くことによって、いい季節の到来を感じます。



 こんな生活ももう少しで終えます。
来月の8日から月末までの夏の物産に集中できるような気持ちになってきました。
やはり、休息はとても大事です。
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逗留
 今日から友人の温泉旅館に滞在し、四か月の仕事での疲れを癒します。
併せて、食事も考え、朝晩の運動をしながら温泉に浸かり、本を読むつもりでいます。
何日逗留できるかは未定ですが、できるだけゆっくりしたいと思っています。



 本来、こんなことをしている暇はありません。
当社の決算であり、秋催事の細部にわたっての段取りがあります。
また、新製品の開発はもとより、「ずーしーほっきしゅうまい」の完成が待たれています。
来月8日にはまた、武蔵国:尾張へと三週間の行脚が待っています。
ここで疲れを取らなければと思い、決断しました。
自身初めての長逗留です。
できるだけ仕事のことを考えないでと思ってはみても、結局、仕事を逗留先に持ってきています。
この貧乏性はなかなか抜けません。



 この温泉旅館から、共和原発を望むことができます。
今は稼働していませんが、これから先は分かりません。
原発にしても、東京都のセクハラ発言にしても、巨大与党と化した自民党の思うがままです。
石原環境相の言葉が今の自民党を象徴しています。
何でも「お金」で済むと思っている政治家さんは、辞めた方がいいと思いますし、セクハラ発言した都議も辞職した方がいいです。
気の利いた野党も存在しないのも自民党を暴走させている原因ですが、自ら気が付いてほしいものです。
あまりにも政治家としての「品性」「品格」がなさすぎます。



 さて、明日から自分が決めたようにいくかどうか?!
良い結果の逗留にしたいと思っています。



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展開
 やはり、朝晩の寒い蝦夷地北海道です。
昨日今日と、大通りで屋外イベントに参加しています。
久し振りの青空とのことで、沢山の来場者で賑わっています。
隣の会場では、「花フェスタ」が開催されているのも賑わいに拍車をかけているようです。



 久し振りの屋外イベントです。
食品事業部を立ち上げた頃、毎年この地でのイベントに参加してきました。
ストレスの溜まる「試食」もなく、極端な話し、商品を並べていたら自然に売れてくれます。
それも、当社の看板商品「ホッキしゅうまい」のみの販売です。
面白いように売れます。
順や筋をおって発展してきた事業と認識していますが、様々な広がりも重要です。



 当市公認キャラクター「ずーしーほっきー」君も登場し、イベントに花を添えています。
試作中の「ずーそーほっきしゅうまい」の完成を急がなければならない状況になっているのを感じます。
ある意味、しゅうまいという概念から逸脱した商品になりそうですが、固定概念からの脱却もこの事業を繰り広げていく意味でも重要です。
「煮ても」「焼いても」「揚げても」「蒸しても」美味しいが当社の商品です。
それぞれの展開を考えていったら更にお客様を喜ばせることができる!
当社の今後の展開に知恵を要します。



 催事とイベント。
それぞれからヒントを得ながら、事業を考え、広げていくことも展開の一つです。
催事やイベントに限らず、事業のヒントは日常の中に存在します。
そのヒントを見つけ、展開してゆくことが生き延びる術かも分かりません。

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課題
 本格的な暑さを感じない筑前国です。
私の好きな尾張に匹敵するほど美味しいもの沢山あります。
尾張と違うところは、やはり魚の種類と鮮度かも知れません。
全国各地を回って、一番の楽しみはやはり「食」です。



 仕事で全国を駆け回っている為に、限られた時間と、限られたお店しかいけないのが現実で大きなことは言えませんが、なんとなくいいお店は「臭い」がします。
美味しいと感じられる「臭い」です。
筑前は、「もつ鍋」「水炊き」「とんこつラーメン」「玄界灘の魚」などが有名ですが、沢山の同じようなお店があります。
安芸国のお好み焼き屋さんもそうです。
選択は「臭い」です。
「臭い」イコール「感」です。



 三か月の行脚が終わり、のんびりしていますが、もともと貧乏性!仕事の課題が頭から離れません。
解決しなければならないことは山積し、果たすべき仕事の姿を追求してしまいます。
のんびり、のんびりと心の中で思いながら、神経はのんびりの方に傾きません。
与える題目、与えられる主題。
課題のない人生なんてありえないと思いますが、こんな時一番思うことはシャープな頭脳があればなあ〜 です。
所謂、切れ者に程遠い私ですので、ある意味憧れます。



 ここ数年、家で生活すのるが約2か月です。
来月、63歳になります。
描いていた人生設計に狂いが生じたのは10年前に遡ります。
今更とは思いますが、人生設計どうりの生き方と、今の生き方を比較することがあります。しかし、答えは鮮明ではありません。
私の人生何が良かったのかという倫理観は、棺桶に入る前に分かるのかも知れません。



 これからも沢山の課題と向き合って生きていかなければなりません。
突然切れる頭になる訳はありません!
今までの経験と無い知恵を絞って、山積する課題を処理していきます。

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責任
 今年の肥前佐世保はから梅雨ぽっく、あまり雨にあたりません。
去年は雨が多く、相当じめじめしていましたが、なんとなく爽やかです。
相変わらず、海の色は群青色を呈し「いさき」が旬を迎えています。



 3月25日に家を出て、いよいよ明日で私の担当の春から初夏の催事が終了します。
軌跡を辿れば、尾張ー安芸ー江戸ー武蔵野ー越後ー江戸ー江戸ー筑前ー豊後ー肥前ー江戸ー肥前と合計12カ所の百貨店にお世話になりました
消費増税の影響も懸念されましたが、お蔭様で影響も受けず終了の見込みです。
高級しゅうまい(価格)を販売させていただいていますので、かなり心配しましたが、沢山のお客様に育てられ感謝しています。
更に、切磋琢磨を行いこれからも満足していただく商品に育てていきたいと、心から思っています。



 明日が最終日で、明後日は筑前に向かい、20日に蝦夷地札幌に向かいます。
札幌では、久し振りの屋外での仕事です。
天気が懸念されますが、なんとなく楽しみです。
約三か月ぶりに家に帰ったらすべてを忘れ、翌日から友人の温泉旅館に休養とダイエットのために向かいたいと考えています。
7月半ばからまた、江戸地と尾張で合計三週間の仕事が待っています。
新製品の開発やら、地元キャラクターとの関連、そして当社の決算で、本来はそんなことをしている場合ではないのですが、身体も自分自身の責任で管理しなければなりません。






 最近、男の責任の重さというものを考えます。
会社を守る責任:家族を守る責任、それぞれ重要です。
ある意味、だれも分かってくれない責任の重さ!
個人個人で全く違うと思いますが、私の責任の重さはとは?
浅学菲才な私には、とても困難であり葛藤が絶えません。
責任とは道徳的規則なのであれば、私の道徳はとても未熟なのかも知れません。


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朗報
 江戸での一週間が終了し、蝦夷地札幌にやってきました。
明日は本業の全道総会があります。
終了後、13日には肥前国へ向かいます。
20日にはまた、蝦夷地札幌です。



 江戸から当社に嬉しい注文が沢山来ているとの連絡を受け、とても有難い朗報を頂きました。
催事での商品を頂いたお客様や、自分で購入してくださったお客様からの注文です。
製造販売している当社にとって、この上ない喜びでです。
更に、美味しい商品の製造に努力を重ねて参りたいと心から思います。
作っている醍醐味を味あわせていただきました。
ありがとうございます。



また、タカアンドトシさんが14日に石狩浜で当社の「ホッキしゅうまい」を食する企画があるとの連絡が入りました。
先日、オンちゃんの放送で取り上げられたばかりですが、こんどは違う放送局です。
これも朗報です。
どんな反応示してくれるのか楽しみです。




 新千歳空港から電車に乗り、札幌へ向かう途中、蝦夷地の新緑の眩しさに目を奪われました。
正に、今が一番新緑が美しい時期です。
田畑の緑も眩しいですが、新緑の美しさには及びません。
催事行脚をする前には、この時期ゴルフ場に行くまでの山々の新緑、そしてゴルフ場の新緑を楽しんだものですが、今は全国各地を転々としているため真の美しさを忘れさり、背景よりも仕事になった自分が、ある意味今日の新緑の美しさを見、なんとなく情けなくなりました。
蝦夷地はこれからの約一か月ちょっとがとても良い季節です。




 江戸ばかりではありませんが、催事で年々冷凍品の需要が上向きです。
勝手に、冷凍品を買っていってくれるお客様は、前に買って頂いたことがあるお客様と解釈していましたが、そうでもないことが分かりました。
好きな時に、好きなだけ食べたいというお客様が増えています。
これも、当社にとって一つの朗報です。




 人間だれしも朗報を好みます。
悲報や凶報はできれば貰いたくないのが一般的と思います。
しかし、人生色々です。良いことばかりは続きません。
出来れば、良いことばかりの人生を!と思いますがなかなかそうもいかないのが人生です。」



 朗報を頂き、更なる切磋琢磨を!
自分自身に言い聞かせています。

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有為
 江戸での二日目です。
ここ日本橋地域は、新しい商業ビルの完成によりとても賑やかな街に変貌しました。
特に、土日の人出は顕著です。
老舗百貨店も昨年比30%〜40%増の来店客だそうです。



 ここ日本橋は毎年二回、春と秋に北海道特集があります。
毎回、業者の入れ替えがあります。
なかなか同じメンバーでの現場にはなりません。
催事場での物産展も同じで、同じ業者が毎回顔を合わせることがありません。
沈滞化を防ぐことと、新旧の入れ替えでお客様へ変化を伝える開催者の意図が伺えます。
ただ、全てが変わるわけではなく約2〜3割程度の新旧入れ替えが行われることが多いような気がします。


 
 世の中の事物一切は因縁によって仮に存在しているもので、常に移り変わってゆくはかないものであると「有為転変」は教えています。
まさしくその通りのことが現実です。
移り変わってはかなさを味わはないためにも新商品の開発と、真摯な態度が重要です。
定番として認められるには努力が必要です。
商品は勿論ですが、見せる努力:売る努力などが求められます。




 有為転変が激しい業界で約9年間お世話になってきました。
これからも益々の切磋琢磨が必要です。
有為転変は元より諸行無常など、仏教用語に教えられることは後を絶ちません。



 生きるって本当に大変なことです。


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皆勤
 豊後での二週間の現場が終了しました。
全体的に低調ではありましたが、何とか前年をクリアすることができました。
前年がよくなかったのも影響していますが、増税後初めて経験する低調さでした。
沢山の要因があるとは思いますが、筆頭格は増税後の価格設定にあるような気がします。
何が原因かは未知ですが、今後の現場が懸念されます。



 この二週間、お昼は「E楽庵」さん、夜は「K問屋」さんに皆勤賞、日曜日の定休を除き飽きもせず通い、欲求を満足させました。
どちらも本当に良心的で感じがよく、美味しく食事ができたことに感謝を致します。
体重への思考回路がこの二軒には全く働かず、お蔭で少々体重増です。
二週間、ありがとうございました。



 私たちは、毎日飽きもせず仕事をしています。
大人の責任や、家族を守るためなど、沢山の要因で飽きもせずに働いています。
多すぎたり、同じことが長く続いたりしたり、十分に経験したりして、それ以上欲しくなることが「飽きる」です。
飽きもせず仕事や様々なことができる人の源泉は様々ではありますが、人間の持っている勤勉性が、飽きもせずにできることの大きな要因と考えます。




 この仕事を初めて足かけ9年になります。
良く飽きもせずと思ったこともありますが、私の源泉は楽しいからです。
物事すべて、楽しくできることがとても大事です。



 明日は早朝、江戸へ向け出立です。
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