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価値観
 終日雨の江戸地方ですが、大した雨でなく安堵しています。
東海地方は相当な雨量で被害も出ていたようですが、江戸は今のところは大丈夫のようです。



 先日、アメリカ合衆国大統領オバマ氏が来日されました。
安倍首相が一番先に接待したのは「数寄屋橋次郎」というお鮨屋さんでした。
ご存知のように鮨は世界に類を見ないほど極めてシンプルな料理です。
簡単に言えば、酢飯の上に魚をのせるだけの料理です。
ただ、江戸前となるとその具材にひと手間もふた手間もかけた魚がのります。
単純だからこそ難しく、誤魔化しがきかない本物の腕が必要となります。




 数寄屋橋次郎はミシェランガイドで有名になったお店です
大将、小野二郎さんが握るお鮨は沢山のファンに愛されております。
ただ、確か左利きだったと記憶しています。
料理の世界の左利きは大変珍しい存在です。
小野二郎さんが握る鮨と、私がよく行く鮨屋さんとの違いは何か?
やはり、価値観の違いと思います。
物事の優先順位、重み付けの体系のことを価値観と言いますが、ブランドが顧客と深いつながりを構築する上で顧客の価値観との調和が大切となります。



 当社の催事におけるしゅうまいの中で一番高い値段の商品は「五種こだわりしゅうまい」です。
10個入りで1、620円(税込)します。
立派な値段です!
しかし、このしゅうまいセットが一番よくで売れます。
こんな高いしゅうまいを買っていただいているお客様の為にも、絶対手を抜いたり、品質を落とすことは許されません。
お客様との深いつながりを大切に、構築した信頼関係を維持し、これからもお客様との調和を目指し、努力してゆかなければなりません。



 改めて、作って売るという価値観を考えさせられます。



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田園
 ソメイヨシノが満開の越後国を後にまた、江戸に戻りました。 
今度は二週間ほど江戸での生活です。



 新潟駅を出て、燕三条:長岡:越後湯沢当たりまで、見事な程の田園風景が広がります。
田園の規模が私の住む北斗市とは全く違います。
流石、米どころ越後です。
すでに田植えの準備が行われていましたが、田植えが終わり暫くすると、一面緑の絨毯でも敷き詰めたような景色に生まれ変わり、季節が秋へと移行すると黄金色の絨毯に生まれ変わると思います。



 田園と言えば、ベートーベンの交響楽第6番を思い起こします。
今の時期に第一楽章を奏で、初夏に第二楽章、真夏に第三楽章そして、秋に第四楽章を奏で、田園の中でオーケストラを聴けたら楽しいだろうなと考えながら車窓から風景を眺め、レコードが擦り切れるくらい6番を聴いたことを思い出しました。
同じく、ベートーベンの5番:9番も、ドヴォルザークの新世界も擦り切れるくらい聴きました。



 明日から一週間、しゅうまいの他に帆立カレー弁当を限定出品します。
準備が忙しいですが、楽しく仕事をしていますので苦になりません。
お客様が喜んでいただける、そんな光景を楽しみに明日から頑張ります。 
 

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霹靂
 満開のツツジが咲き誇る江戸を後にし、越後国へやってきました。
どことなく雪国の香りが漂う感じがします。
車窓から景色を眺めることもなく、また本に熱中することもなく爆睡してました。
江戸での一週間、売り場と、別厨房と、ストック場の行ったり来たりが効いています。
とても忙しい現場でしたが、老いを感じます。



 消費増税後の動向は、食料品に関してはさほど影響がないようですが、百貨店全体ではやはり厳しいものがあるようです。
しかし、だんだんと慣れてきているように感じますので、連休明けくらいからはまったく増税前と同じような消費が復活するかも分かりません。
期待を込めてのことですが、そうなって欲しい願いもあります。



 五年ほど前の私のブログの表題に「青天の霹靂」というタイトルでブログを記した記憶があります。
たしか、Nテレビズムサタの取材時のことを書いたと思います。
今回はその「青天の霹靂」が二日間続きました。
比較的のんびりだった我が社の連休に雷鳴が響きわたり、俄かに忙しくなってしまいました。
全く予測がつかない、稀な展開です。
しかし、仕事があるうちが華ですので雷鳴に驚かず、淡々と仕事をしてゆくことが最も大事です。



 今日は越後国でゆっくり「日本酒」を常温:ぬる燗で、地元で飲む所謂「地酒」を楽しみます。
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格闘
 約5年振り?!にNテレビのFアナウンサーが催事場を訪ねてくれました。
相変わらずの誠実実直さを感じ、とても爽やかな気持ちになり、充実した一日になることができました。



 人間毎日、困難なことに遭遇し一生懸命生きています。
格闘無き人生はありません。
特に仕事においては格闘の連続です。
食品事業を行っている者は、物を生み出すのに格闘し、作るのに格闘し、売るのに格闘する。
どんなに格闘して作っていても売る格闘の際に間違ってしまっては元も子もありません。
衛生的な環境で、安心安全を貫き商品を作っていても、売る際に素手で触って仕事をしては、何のために作られてきたのかが分かりません。
催事現場ではままあることとは言え、最大の注意を払って仕事と格闘しなければなりません。



 今日はFアナウンサーが来場してくれ、久々の再会にとても気分よく過ごすことができました。
Fアナウンサーも毎日膨大なニュースの量と格闘しながら番組を作っていると推察されます。
益々のご活躍を祈念しております。
| | 日記 | - | - |
大賞
 長閑な春の江戸地方です。
桜の花も終わり、間もなく躑躅の花が咲くと思いますし、藤の開花も間もなくと思われます。



 「本屋大賞」という、2004年に設立され、本屋大賞実行委員会なる組織が運営する文学賞があります。
世の中、沢山の「大賞」が存在します。
数え上げたらきりがありません。
ただこの本屋大賞は、一般の文学賞とは異なり、作家や文学者は選考に加わりません。
書店の書店員の投票によってノミネートされるそうです。
ある意味、稀有な「大賞」です。



 本屋大賞本は、以前から知ってはいましたが、佐伯文学にはまっており、なかなか購入できませんでした。
きっかけは、広島の街に「村上水軍」なる料理屋さんが存在します。
行ったことはないのですが、今回の受賞作品のタイトルが「村上海賊の娘」でしたので、双方の思いから、購入してみました。
しかし、中々読む機会がなく、まだ序章です。
なんとなく序章を読んで、面白そうな小説と感じていますので、早く時間を見つけて読んでみたいと思っています。



 消費増税後の催事の二回目です。
私の感覚ですが、なんとなくお客様も慣れてきたように感じます。
食品ゆえのことも十分に考えれられはしますが、なんとなくです。
こと、マスコミが騒ぎすぎるために消費者も異常に敏感になり、消費低迷に拍車をかけている様な気がしてなりません。
楽しくお買い物ができる雰囲気を、メディアを通じて発信する工夫が全くないのが今のマスコミです。



 煽るだけでなく、きちんとした描写を国民に伝えることができるところがあったなら、「マスコミ大賞」を授与します。




 

 


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小鰯
 消費増税後の初めての催事に、私自身初めて参加させていただきました。
お蔭様で私のところはたいして影響でませんでしたが、全体を見渡せばやはり影響は深刻です。
暫くはこの状況が続くとは思いますが、関係ない人も沢山存在する現実もある意味直視しなければなりません。
相対的な数の問題ではありますが、業種によっても相当違います。
お客様も、売る方も慣れが必要です。
少しの時間がかかるのは仕方ないことかも分かりません。



 瀬戸内海は、小魚の種類が豊富な海です。
中でも、「小鰯」は広島料理の定番としての地位を確立しているような気がします。
ようはカタクチイワシです。
本来は独特の臭みがあると思いますが、ここ広島では「七度洗えば鯛の味」とも言われるほど、下処理が施されています。
刺身はもとより、天麩羅:揚げ物とすべてに○がつく美味しさです。
牡蠣と比べ値段も手ごろなのがとても良いと思います。
何回も言いますが「酒都広島」です。
小鰯くらい酒に合う肴もありません。



 今日は、最終日ということでテンションも上がり、瀬戸内の「穴子」の刺身も食しました。
自身、初めての経験と思っていますが、小鰯に劣らない旨さが口の中に広がり、広島の銘酒「竹鶴」を片手にゆっくり楽しみました。
「竹鶴」いう日本酒はぬる燗の似合う酒で、お米の味が口の中で踊ります。
最近、ぬる燗か常温で日本酒を楽しむ癖がついています。
勿論、熱燗も冷酒も美味しいのですが、お酒の味がよく分かるのは「常温」「ぬる燗」のような気がします。



 いずれにしても寅さん生活は、その地方の美味しいもと出会え、満足させてくれます。
それしかないと言ったら過言になるでしょうが、もしかしたら、働ける源泉の一部かも分かりません。
土地土地によって寝るベットは変わりますが、美味しい物は変わらないような気がします。



 因みに、今回のホテルのベットは大外れでした。
バネがおかしくなったベットは取り替えるべきです。
単に重さだけの問題ではないことを付け加えておきます。


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増税
 昼過ぎから春雨が降りだしました。
しかしながら、寒さは感じられず長閑な暖かさが漂う安芸広島です。


 私自身、消費増税後の初めての催事です。
すでに、従業員の方々は昨日から増税後の洗礼を受けています。
お蔭様で、今日だけを見ると私のところは前年を上回りました。
とても有難いことです。
他の地域も昨年比よりは落ちてはいるものの、幅は大したことがありません。
しかし、増税の影響は私の拙い感からしても、約一か月は続くと思われます。
お客様が慣れるまで、私達が慣れるまではどうしようもありません。
多分、6月の声が聞こえてからかも分かりません。



 国が困っているから国民に応分の負担をお願いする。
誰が国を困らせたのですか?
政治家の皆さんの責任は大変大きいと思いますが、その政治家を選んでいるのは国民です。
結局、国民が悪いんです。
来年には更に2%の増税が行われようとしています。
この増税によって、何が変わるのかを国民は注視しなければなりませんし、従来通りの候補者への投票を考えなければならない時代に突入しているのは間違いありません。


 閑古鳥が鳴く催事場は様になりません。
批判するのは簡単ですが、何をどうすればという疑問の答えを持ち合わせていない自分が情けないとも思いますが、感覚的に今の政権はもうすぐ破綻するような気がしてなりません。


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花見
 増税前の六日間の仕事が終わり、今日は休日です。
札幌と東京と京都で搬入作業がありますが、休ませていただいております。
本州の春は、北海道の春と違い、とても暖かく長閑です。
山に雪があるうちは北海道に本当の暖かさはきません。



 尾張名古屋の桜の名所「鶴舞公園」に足を延ばしてみました。
超満開の桜花に圧倒され、改めて桜花の偉大さを認識しました。
北海道の桜と咲き方が違うような気がします。
葉の出方が遅いからかも分かりません。
全く、緑色を感じず薄ピンク色の花が心を癒してくれます。
桜の木の下は、ブルーシートが敷き詰められ、花見の場所取りが行われていました。どこの地域もやることは一緒です。
北海道の場合は、ジンギスカンの臭いがしますが、名古屋はお弁当を拡げていました。



 当社の従業員とお花見を一緒にしたい夢を持ってはいますが、どうしても適いません。
北海道は4月の末から5月初旬が花見時期ですが、必ず本州での仕事が入っております。
残念ですが仕方ありません。



 明日から安芸広島で仕事です。
広島も超満開だろうと想像しています。
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