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挑戦
 吹雪の北海道から、秋晴れの東京にやってきました。
束の間の休日?を北海道で楽しみ、いよいよ秋の催事の最終章です。


 時間と数字は、比例したり反比例することもあります。
当社の食品事業部も、早いもので7年目に入りました。
その間、従業員の皆さん、家族の協力、そして百貨店さんのお力により、時間が数字を作ってきてくれています。
決して一人では出来得る数字ではありません。

 
 催事をしている以上は前年をクリアし、前年以上に挑戦すのが普通ですが、私はあまり拘りません。
正直、お世話になっている百貨店さんには申し訳ありませんが、たくさん売れるより、そこそこで十分です。
所謂、「身の丈」です。
以前から言っているように、こと「しゅうまい」はメジャーな商品ではありませんし、売り方も素人です。
そんな商品が大爆発してしまったら時間と数字が反比例する時が必ず訪れます。
来ていただくお客様を大事にし、儲ける努力より美味しくする挑戦に時間をかければ自ずから数字は比例するはずです。


 
 新しい商品は、自分が「しゅうまい」に挑戦している結果であり、数字を大きくするための物ではありません。
自分が「しゅうまい」に挑戦する時間はこれからどれだけあるのか分かりませんが、困難な食材に立ち向かう、そこに醍醐味を感じます。
これからも、「しゅうまい」の本当の面白さと深い味わいに挑戦してゆきます。
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発信
 寒い北海道です。
今朝、屋根の上が薄っすらと雪が積もっていました。
今年は去年と違って本格的な雪はまだですが、必ず降ります。
長い長い冬が始まりました。


 大阪梅田阪急百貨店で「王様椎茸しゅうまい」を発信してきました。
ご存じ、七飯町福田農園の自慢の椎茸を使わせていただき、「しゅうまい」とコラボさせました。
お陰様で、評判も上々で沢山のリピーターさんに恵まれました。
これから全国の百貨店で発信してゆきます。
また、「がごめ昆布しゅうまい」も大分で発信しました。
これまた、好評でいい手応えを感じ、これもまた今後、全国に発信してゆきます。


 新しいものを発信すると、当社の工場は大変です。
必然的に従来のものを凍結しなければならない状況になります。
いつの間にか、数えたら13種類の「しゅうまい」を製造しておりました。
どれを凍結するか、社内で検討会を開催しなければなりません。
ただ、沢山の食材と向かい合うと、これ「しゅうまい」にできないかな?と思ってしまう悪い癖があります。
いま、とても素敵な食材が見つかりました。
作る前から絶対美味しい「しゅうまい」が出来る自信があります。
来年の春、全国に発信できればと考えていますが、作る前に乗り越えなければならないとても高いハードルがあります。
従来のものを相当凍結しなければハードルを越えれないかもしれません。



 新しいしゅうまいも発信し、新幹線の終着駅「北斗市」も発信しています。
まだまだ、理解されませんが時間をかけて発信を続けてゆきたいと思っています。




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行列
 激しく厳しい一か月が終わり、北海道に帰ってきました
一年一年,確実に老いを感じます。疲れました。
九時閉店のお店でしたのでなかなかブログを更新できませんでした。


 21日が、大阪梅田阪急百貨店のグランドオープンでした。
開店前から長蛇の列ができていました。
覗いてみると、お菓子の行列で最後尾の札には三時間待ちの表示が確認されました。
私は、お菓子を買うのに三時間は待てません。
物凄いエネルギーを感じます。


 沢山の大阪の人は、阪急百貨店が大阪では一番の百貨店と異口同音に口にします。確かに、初めて催事に参加させていただき、来場者の多さにはビックリしました。
しかし、試食も半端な量ではありません。
大阪は、試食することが当たり前の感覚を有している地域ということが分かります。勿論、「全国試食魔連絡協議会」の会員の方も沢山お見えになりますが、比率は会員の皆さんを凌駕しています。
しかし、なんとなく憎めない土地でもあります。
言葉なのか?態度なのか?の判別は出来ませんが、なんとなくです。


 試食をお出ししなくても行列ができる弁当屋さんが、改めて羨ましくなります。
「食して試す」本来の姿から、どんどん逸脱して人間の浅ましさや醜さが披瀝されている会場風景に幻滅を感じますが、「仕事」と割り切って試食をお出しし、商品を理解していただく努力を重ねていかなければなりません。
物産展の七不思議の一つですが、「試食」を出しているところは値切られる傾向があります。
お出ししていないところは(弁当屋:スイーツ)、何も文句も言わず何個でも定価で買っていきます。なんか変だと思いませんか!?ちょっと理不尽ですよね!




 大阪でとても良い販売補助員に恵まれ、楽しく仕事ができました。
また、友人やお世話になっている方々がご来場してくれ盛り上げてくれました。
最後の日しか名物を食しに街へ出れませんでしたが、大阪にも沢山の美味しいものがありました。
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美味
 毎日忙しい肥前佐世保です。
喉の調子も三件目の耳鼻科の薬か見立てが功を奏し、快方に向かっているような気がします。
まだ若干の違和感がありますが、殆ど前の状況に戻りつつあり安堵しています。


 相変わらず、青い魚が美味しい地です。
また、「西海みかん」なる美味なみかんも元気をつけさせてくれます。
長州下関や安芸広島で「西条柿」なる美味な柿に出会いました。
基本的に果物はあまり好みませんが、「メロン」「白桃」「柿」だけは大好きです。
共通していることは、「甘い」ことであり、酸味がほとんど感じられないところが好きです。
こと「みかん」は酸味を感じることの多い果物ですが「西海みかん」にはその酸味がありませんので、好んで食します。


 今日、肥前佐世保の小料理屋さんに出かけ、美味なる海の幸を堪能してきました。
ずっと前に更新したとは思いますが、醤油の違いが魚を美味にしているような気もします。
当地の甘い濃くのある醤油はこと「刺身」に最適なような気がします。
特に青魚には適しているようです。
ちょっとした調味料の違いが美味なるものに仕上げてくれる、これも一つの文化です。


 当地の醤油を買い込み、当社のしゅうまいをより美味にするための研究をしてみたいと考えています。
「美味」美味しいものには限界や際限がありません。
自分で満足し、お客様が満足してくれる。
物造りをしている者にとって至福の喜びです。
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診断
 医者が患者に対し、健康状態、病気の種類を判断したり、物事の実情の適正や欠陥の有無などの判断を下すことを診断といいます。


 今日、大分の耳鼻咽喉科に行ってまりました。
北斗市:広島市:大分市と、この20日間で診察、診断してもらったことになります。
判で押したように同じ検査、同じ治療そして、同じ薬を貰い、同じようなことを言われました。
しかし、今日の大分の病院は先の二軒とは若干違った診断でした。
声帯にある白いモヤモヤ?がとても気にかかること、そして蓄膿症気味ではないかとの診断でした。
蓄膿症に対しては、全く自覚症状がありません。
しかし、喉:声枯れは確かに患ってから長期化していることは事実です。
もしかしたら?などと考えると不安になる自分がいます。


 豊の国の催事も二週目に突入です。
全行程のまだ三分の一を消化したにすぎません。
大分:長崎:広島:札幌と四カ所の身の丈を超えた催事行脚をしております。
この一週間が激しく:厳しい最終章です。
それぞれの地で、それぞれの人が頑張って仕事をしています。
体調はどうかな?と心配になりますが、今のところ皆さん元気で安堵しています。
調子が悪いのは私だけのようです。
その私は、明後日の早朝5時に豊の国を後にし、肥前長崎へ移動します。


 診断の本質、当社の催事の実情や適性の有無を判断し、身の丈の商売がなされるような経営者の「診断」が急がれます。
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保持
 豊後の国、大分におります。
フグの肝はまだ未熟らしくお刺身についてきませんが、相も変わらず青魚の美味しいところです。
あの食感と甘みはなんとも形容しがたい美味しさがあります。
大分名物「りゅうきゅう」も絶品です。

 温泉つきのホテルです。
当然、体重計が備え付けられています。
広島での毎日のお好み焼き三昧のつけがあるだろうと恐る恐る体重計に乗ると、全く変わっていないのに安堵しました。
やはり、広島のお好み焼きはヘルシーなのかも知れません。


 人間、色々なものを保持することは並大抵ではありません。
私にとって体重はもちろんですが、各地での従業員が体調を保持しているか、また経営者として売り上げが保持されているかなどが気にかかります。
人間、様々なことを保ち、持ち続けることはなかなか困難です。
どこかで挫折しないようなコントロールが必要です。
そして、その保持を更に上へ持ち上げる努力もその土台の保持が重要となります。
大成した方々は、それぞれの土台の保持を貫き、それををステップアップさせたことが要因ではないでしょうか。


 私の場合は、保持が精一杯でステップアップさせる術が身についてないような気がします。
相も変わらず、能力のなさに幻滅します。
ただ一つ、一生懸命することの保持だけは持ち合わせているような気がします。
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広島お好み焼
 五日間の安芸広島滞在で、毎日名物「お好み焼き」を食しました。
良く飽きもせずと思いながらもその美味しさに舌鼓をうち、酒都広島の日本酒を堪能しました。
五日間とも違うお店で食しましたが、それぞれに特徴があり美味しさは一級品です。


 折角減量に成功したのにと・・・・・・。
風邪からだとは思うが、声が出なくなり病院にも二回ほど行き、快方には向かってますが、まだだみ声です。
そんなストレスもあり、食の方に逃避してしまいました。
しかし、広島のお好み焼きにはマヨネーズが使われておらず、キャベツが一杯使われ勝手にヘルシーだ、などと決めつけ太らないように、太らないようにと念じながらの毎日でした。



 昨日は下関の最終日でしたので、広島ー下関を往復しました。
今日、豊の国大分へ移動します。
また、13日には広島に撤収にこなければなりません。
その間、大分:長崎:大阪と移動です。
何とも忙しいですが、能力のない社長ゆえ仕方ないと諦めながらです。


 一日も早く声が回復し、各地での名物を少し食せればと思いながら、激しい:厳しい11月を乗り越えたいと考えています。

 
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名物
 名物というものは、とかく美味しくなく名は必ずしも実を伴はないと言われますが、ここ安芸の国の名物「お好み焼き」はとても美味しくまた、「牡蠣」焼きも大変美味しいものです。
常に思いますが、それぞれの地に「名物」が存在することはとても良いことで、実を伴う伴わないは「名物」が存在する以前の問題だと思います。


全国各地で「名物」造りに躍起になっています。
先のB級グランプリで優勝した八戸の「せんべい汁」も新しい名物づくりの象徴です。
当地北斗市もこと「名物」に恵まれない地域です。
それが故に、名物を有している地域は羨ましく感じます。



 新しい「名物」を作るのも大事かも知れませんが、昔からある「名物」を大事に育む方が大変かもしれません。
その地域の文化です。
やはり、地元の人に愛されて初めて「名物」が存在するような気がします。
新しい「名物」造りは、とかく他の地域への情報発信が優先されるような気がします。
新しい「名物」を作るには、昔からの文化や風習を踏襲しなければなりません。
なかなか難しいものです。


 当社の「ホッキしゅうまい」も北斗市の名物にとは考えていますが、如何せん地元が反応しません。
地元で評判ができて初めて可能性が生まれてくるのですが、なかなかです。
他の地域への売り込みが先で、地元を疎かにしていた販売方法も良くなかったと、反省もします。
毎週土曜日の「ホッキしゅうまいの日」も新聞広告でもう5年以上掲載させていただいていますが、浸透は薄いようです。
買いに来ていただくのは、主に近隣、特に函館市の人が圧倒的です。


 こと「名物」に仕上げるには地元の熱意が必要と思います。
残念かなその意は当地からは感じられません。
商品の是々非々もあるかとは思いますが、先発後進地域はその壁を破壊するのは容易ではありません。
福岡の「もつ鍋」仙台の「牛タン」広島の「お好み焼き」名古屋の「味噌カツ」大分の「とり天」佐世保の「バーガー」新潟の「栃尾揚げ」など各地に数え上げたらきりのない沢山の名物が存在します。
とても羨ましい限りです。
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