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行儀
 穏やかな気候の豊の国です。
一週間が過ぎました。あと、六日間です。


不思議に長く感じません。
温泉効果なのかどうかは分かりませんが、秋の三週間も感じたことがありません。
長く感じる所と、感じない所の分岐点は何処にあるかは分かりませんが、もしかしたら、温泉効果なのかも分かりませんし、地域性なのかも分かりません。



 ここ豊の国は行儀の良いお客様が多数です。
試食魔が見当たらない珍しい百貨店です。
勿論、全く試食をしないわけではありませんが、行儀がいいです。
とても気持ちがよく仕事が出来ます。
長い期間ですので何回も会場に足を運んでくれるお客様が沢山いらっしゃいますが、必ず何かを買い求めて帰ります。
今日も沢山のリピーターさんがお見えになりました。
以前にも更新しましたが、目の不自由な方がお見えになり、前回同様沢山お買い上げいただきました。今日で三人目です。
本当に心から有り難いと思っています。
感心するのはその方々の礼儀の面から見た立ち居振る舞いです。
感心します! 健常者は見習うところが沢山あります。 



 先日、テレビで幼い調理人の「箸」の使い方の良し悪しの報道がなされていましたが、「行儀」とはとても大事なことだと思い知らされました。
因みに、私は「箸」と「鉛筆」の使い方がとてもよくありません。時に、孫にも注意されます。
現在、湯布院の「矯正箸」を購入してこの年になって特訓中です。



 
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発汗
 豊の国の暖かい気候が、清々しい毎日を提供してくれています。
まだ、梅雨には入っていないらしくとても爽やかです。
しかし!!


 外は爽やかですが、会場内は大変暑く、私の場所は毎日36℃を越えていて、体温と同じくらいの暑さです。
毎日、大量発汗しますので、3リットルほどの水が必要です。
節電しているわけでは無いようですが、会場内のエアコンをあまり強くすると吹き出す風によって冷蔵:冷凍オープンの冷えに影響するみたいで抑え気味らしいです。


 とにかく北海道展は冷蔵:冷凍オープンケースが平台を凌駕しています。
そこから出る排熱と無数のスポットライトで会場内は超暑い状況です。
更に、私のところはフライヤーが近くに4台、私の蒸し器が一台と、それぞれが稼動すると36℃超えは当たり前です。
食中毒も懸念される現場なため、細心の注意が必要です。
暑いのは好きな方ですが、朝エアコンも入っていない現場に入った時の暑さと息苦しさは想像を絶するほどです。
開店30分前にならないとエアコンが稼動しません。



 救いは温泉付きホテルと風呂上りのビールです。
一日の仕事を終えたら、一目散にホテルに戻り温泉へ直行です。
とても食事をしてからホテルに帰る気持ちにはなれません。
ゆっくり湯に浸かり、部屋で飲むビールは格別です。
 
| | 日記 | - | - |
豊後
 明日、豊後の国大分に向かいます。
束の間の北海道生活でした。
これからどんどん北海道は魅力が開花する季節ですが、何ともここ5年程魅力を謳歌したことがありません。
そろそろ豊後の国は北海道にはない「梅雨」の季節です。
とても良いところですが、どうも「梅雨」だけは馴染みません。


 豊後:江戸:蝦夷:肥前と日本縦断し、六月末までの「春から初夏の北海道展」の最終章です。
二月から休みもなく各地の百貨店でお世話になってきましたが、いよいよです。
「北海道物産展」「自社商品」のマンネリ化と戦いながらの行脚でした。



楽しみもありますが、気がかりもあります。
楽しみは、豊後の国の青い魚です。
「鯖」「鯵」の琉球を食するのがとても楽しみですし、お湯割り、ロックが美味しい麦焼酎も沢山あります。
また、なんといっても温泉付きホテルですので体が癒されます。
気がかりは、沢山の全国各地のバイヤーさん達がこの時期北海道を訪れます。当社にも沢山の来社予定の通知が届いていますが不在です。
毎年のことではありますが、大変申し訳なく思っています。



 最終楽章のタクトをしっかり振り、体調管理に十分注意を払い、目的を成就してくるよう頑張って仕事をしてきます。
| | 日記 | - | - |
 昨日、岩内の旅館を経営している友人から、今が旬の「小女子」が届きました。
毎年この時期になると、釜揚げと自家製佃煮が必ず届きます。
かれこれ20年も頂いてますが、初夏を感じる送り物に舌鼓をうち、有難いと頭を下げながら食べます。


 もう彼とは20数年来の友人です。
私が北海道商工会連合会の役員をしている時、座長をしていた「異業種交流会」で知り合い、以来20数年のお付き合いをさせていただいております。
真面目な性格と、商売に対する熱意が伝わり友人になるのに時間を要しませんでした。
旬の味を提供し、なるべく素材の美味さだけを引き出した料理は、北海道では予約がとりずらい超有名な旅館です。
初夏の催事が終了すると、岩内の彼の経営する旅館で温泉三昧するのが楽しみです。
また、大晦日には大量の蝦夷アワビが必ず届きます。年越しの食卓にはアワビ(刺身:ステーキ:煮アワビ:)が必ずのります。



 やはり食べ物は「旬」の時期が一番美味しいと思います。
なんでも揃う世の中になってしまいましたが、それぞれの旬を楽しみにする心は人間にとって何とも言えない楽しみだったと思います。
便利さは否定しませんが「旬」を大切にする生活がとても大事と考えます。



 酒の肴でよし、ご飯と一緒でよし、何とも「旬」の「小女子」は絶品です!
| | 日記 | - | - |
山積
 ソメイヨシノもすっかり散り、八重桜が満開を迎えています。
どうも私の見た感じでは、内地の桜の散り方と北海道の桜の散り方に差異を感じます。
散り際の桜の木の緑葉の出方が違うような気がします。
北海道の桜のほうが葉が出るのが早い様な感じです。


 税務署さんの、税務調査が終了しました。
何事もなく終了し安堵しています。
勿論、法的会社としての事務作業は万全ではないと思いますが、出来るだけ分かりやすい様に、そして真面目に記帳することを常に心がけていたのが何事もなかった要因と考え、更に気を引き締めて事務作業を行いたいと思います。


 長期出張まであと数日です。
本当に仕事は尽きません。
毎朝、5時から仕事をしても中々追いつきません。
能力のなさを思い知らされてます。



 沢山の仕事が山積はしていますが、浅学な頭の中でも整理しなければならないことが山積しています。
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葉書
 11日、自宅に戻りました。
桜が満開を過ぎ散り始めています。
まだまだ眩しい新緑を望むことはできませんが、庭先のチューリップが目を癒してくます。


 机の上は相変わらず各種書類や郵便物で、山のように積まれていました。
新年度に移行したため、沢山の友人から転勤挨拶の葉書が届いていました。
皆さん元気なようで何よりと思いました。
今年は出張中のため、新聞で確認することがかないませんでしたので、動向が気になっていたため新鮮でした。


 嬉しい葉書も届いていました。
山口県山陽小野田市からで、「先般、下関大丸にて貴社のしゅうまいの味がわすれられんので後日電話にて注文します」という文面でした。
大変ありがたいことでそして、嬉しいことです。
過去にも何通かの手紙や葉書、そしてメールをいただいたがありますが、疲れた体が吹っ飛びます。
葉書、有難うございました。


 今日、私も札幌で月末に開催される催事の案内葉書を久し振りに認めました。
手紙の形態の一つの「葉書」。
安価で便利です。



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術(すべ)
 二週間の長きにわたる長州下関の催事が終了しました。
本当に、何回も書きますが、一仕事を終えた後の気持ちは、長かろうが短かろうが充実感で一杯です。
 山あり谷ありの催事ではありましたが、数字的には前年をクリアし大台に乗って関係者は満足しています。


 どんな状況に陥っても、専門の業者さんは良い成績を上げています。
見習うことが多々あります。
一般に、スープものを食させるところが好成績のようです。
お客様が立ち止まり、食するまで移動しないのが効果的なようです。
催事において、お客様の心理を掴むのはとても難しいことです。
何故?と思うことが多々ありますが、結果は明白です。



 催事における、売れる売れないの「術」は人であり商品です。
人と商品のバランスが重要です。
何回も更新していますが、美味しいイコール売れるの図式にはなりません。
ここに、催事業界の「術」の技が隠されています。
その道のプロの方々はやはり違います。
少なくとも私も、こと「売る」ことはプロだと思っていましたが、どうも違うようです。
催事の売る「術」と会社の営業の売る「術」は似ている様で似ていません。
何れにせよ、「術」は磨けばそれなりになるような気もしますが、ならないような気もします。



 身の丈の商売を心掛けてはいますが、悔しい思いをすることも多々あります。
「術」イコール「試食」とまでは言いませんが、人間不信をなくさない限り、私には出来ないハードルです。
| | 日記 | - | - |
 毎朝、大空に沢山の鳶が舞っています。
むしろ通常見られる「からす」より多い気がします。
猛禽類なのに食生活は「からす」と似通っているため、からすにはとても厄介な鳥であり、よくからすと喧嘩をしている様子を見ることがあり、競合関係にあるのを確認できます。


 空中で尾羽を巧みに使い、殆ど羽ばたきせず舞っている姿は上昇気流を使う鳥として、とても優雅で格好が良いと思います。
タカ類でありながら残飯や死骸をあさり、狩猟に頼らない面が多々あり、勇猛な鳥との印象が薄く、タカ類の中では一番低い印象があるような気がします。
「鳶が鷹を産む」の諺はこのような生態から来ていると思います。




 催事の世界では、皆さん似通っているものを販売しています。
本来は、競合関係にありながら、お互いに「凄いね」「しょうがないね」とかという言葉で処理されている現実に戸惑うこともあります。
お互いに皆さん「大人」です。
鳶のように、尾羽を巧みに使い上昇気流を利して立派な成績を残している方々に、ある意味敬意を表します。
私なんぞは、とても真似できません。


 
 いずれにしても、鳥類のみに関わらず、自然界から教えられることは後を絶ちません!

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 麗らかな初夏の日差しだったり、暴風雨が暴れたりの長州下関です。
通勤時、毎日目を楽しませてくれる「つつじ」も今は満開です。
昨年よ一層、花を付けてくれている印象があります。


 ここ下関の通勤途中に、「大洋漁業社屋の跡地」という石碑を見ることが出来ます。
私の小さい時、プロ野球チーム「大洋ホエールズ」を有していた会社です。
私は、むしろ野球の球団よりマルハ印の「鯨の大和煮」の缶詰の方が印象あります。
鯨の肉は勿論のこと、あの煮凝りの旨さは今でも忘れることが出来ません。
本当に美味しかった!「刺身」「生姜焼き」「竜田揚げ」なども忘れられません。そして、何と言っても北海道人の正月に欠かせない「鯨汁」も食文化に欠かせない物と思っています。


 鯨は私たちの年代では重要なたんぱく源であり、捨てるところが無い哺乳動物です。
近年、絶滅危惧のため、調査捕鯨しか許されていませんが、将来どのように展開していくのかは未知です。
ただ、あれだけの大きな体を維持するには、沢山の餌を必要とするはずです。勿論、餌は魚と考えますが禁猟となった鯨が沢山の魚を食し、その魚が逆に絶滅したのでは本末転倒です。
シロートの私には理解できませんが、適度な捕獲は重要と考えます。


 ここ下関はいま、巌流島対決400周年やら、平家ゆかりの地として脚光を浴びています。
日米和親条約なる物は昔、下関条約と言われていたような気がしますが、定かではありません。
伊藤博文公がふくを食した「春帆楼」も健在です。


 沢山の捕鯨基地があったかつての日本ですが、下関も「鯨」で栄えた町と認識しています。
鯨の適度な捕獲によって、また各家庭に鯨料理が並ぶ日が来ることを期待しています。
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