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ふく
 昨日、業者懇親会の会場が「ふく料理店」でした。
百貨店の懇親会としては破格の会費でしたが、本場のふくを十分楽しむことが出来ました。
下関は「ふく」では日本一の町らしいです。


 個人的な話で恐縮ですが、北海道人はあまり「ふく」には縁がありません。私は「そい」の薄作りのほうがふくより好きです。
「ふく鍋の」最後に食す「雑炊」は確かに美味しい。
しかし、こと魚介を使った鍋料理の後の「雑炊」は大差なく美味しいと思います。


 大分でも「ふく」を食しますが、こちらは「肝」が食せます。
大分のふくの肝は食しても大丈夫なように加工されているみたいです。
あの豊臣秀吉は、朝鮮出兵時に大勢の兵士がふぐで食中毒を起こしたことに立腹し、食用禁止にしてしまいました。
時は流れて明治時代、伊藤博文公が下関の「春帆楼」において、女将が時化続きで満足な魚を提供できず、お手打ち覚悟でふく刺しを呈したところ、美味しさを絶賛されて、それから下関では全国に先駆けて食用禁止が解禁されたとの話が残っています。


 何れにせよまずい物ではありません。
しかし、価格が高級です。
天然物になったらものすごい値段がとられるようですので、なかなか手が出ません。
私なんかは先にも言った「そいの薄作り」「カワハギの薄作り」で十分満足です。

 そんな「ふく」の街、長州下関ともあと二日でお別れです。
下関。とっても良い所です。
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長州下関は入り江が望め、群青色の海が小春日和の日差しに美しく輝き、山々がまだまだ青くとても気持ちの良い景色です。
海を見て育った私は、やはり海の色と香りが何となく心を落ち着かせます。

 
 お陰さまで体調も回復傾向にあり安堵しております。
下関に来るといつもお邪魔する料理屋を覗いてみました。
沢山の海の幸と佐賀牛が私を待っていてくれました。
変わらぬ様子と味に舌鼓をうち、函館と似通っているけど函館と違う雰囲気を楽しみながら、熱燗と料理に感動しホテルにもどりました。


 「鯖」「鯵」の刺身と「蝦蛄」「穴子」の焼き物そして「佐賀牛」そして私の好物「出汁巻き卵」。最後に底味がする「貝汁」を楽しみました。
どれもこれも絶品ですが、対応してくれる年老いた兄弟の連携作業に見とれ、沢山のお客様を裁く様は感嘆に値します。
切り方も、焼き方も熟練の技が冴え渡り感心します。
つくづく日本人に生まれて良かったと感ずるひと時です。


 一方仕事の方は、お陰さまで順調に推移しております。
順調だからこそ、一仕事終えた後の「酒」が格別です。
「良いことで酒になり」「悪いことでも酒になり」「楽しい時に酒になり」「悲しい時にも酒」になり「今日もだめかと酒になり」「明日を期待して酒」になります。

結局、何でも「酒」になります。
酒を飲めなっかた若い頃、何故「酒屋」が繁盛するのかが分かりませんでしたが、今は納得です。


 体のことを考えているわけではありませんが、つまみの無い酒は苦手です。
料理に合わせて酒をセレクトします。
私にとって「酒」は食する料理の引き立て役です。
しかし、私の適量は生ビール2杯、日本酒熱燗二合が丁度良い酒量です。
勿論、それ以上の飲むこともありますが、美味しくはありません。
百薬の長「酒」
節度を持って楽しみたい物です。
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地団駄
 昨日の「道南食と観光」の商談会:交流会を終え、今朝一番の飛行機で下関に到着し、明日からの準備を終えました。
準備の最中に、軽いめまいに襲われ薬を服用してしまいました。
やはり、疲れているのでしょうね!
楽しく準備していたのに不安が過ぎり「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせ早めにホテルにもどりました。
今はほぼ安定しているようです。


 二日ばかり北海道に帰って驚いたことは、山々の紅葉が終いを迎え、街路樹の銀杏の葉が風とともにあっち行ったりこっち行ったりしていて、且つ鉛色の空が初冬の訪れを示唆していました。
北海道はこれから厳しい冬を迎えます。


 下関は、まだまだ山肌は青々していて錦絵を眺めることは出来ません。
飛行機でたった3時間の距離です。
日本は狭いようで広い国です。


 明日から、下関で9日間の催事がスタートします。
私は、1日に別なところへ移動します。
11月は沢山の催事が重なり、全員出動です。
会社が心配ですが致し方ありません。
相変わらず、5年経過しても何にも考えない経営者であります。


様々なことが私を襲ってきています。
自分の能力の無さに地団駄を踏み、悲しい気持ちです。



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陸前
 尾張から陸前へ移動して三日目が過ぎました。
未曾有の震災の影響は中心部ではあまり感じられませんが、朝出勤の時沢山の作業服を着た方々とすれ違います。
復興作業をしている方々と見受けられます。
一日も早い復興を祈念しております。

 
 家を出て約二ヶ月が経過しようとしています。
累積した疲労のためか、兎に角「眠い」それに尽きます。
疲労回復には、一時でも早く寝ることです。
この仕事をさせていただいて約5年が経過します。
もう、慣れてもよさそうなものですが、年齢が慣れを邪魔しているようです。
出来るだけ早寝を心掛けていますが、中々適いません。
気持ちだけはまだ40歳代のつもりですが・・・・・。


 明日は約二ヶ月ぶりに家へ帰ります。
農商工連携の新しい「しゅうまい」のプレゼンのための帰北です。
日曜日にしゅうまいを作り、月曜日の朝から夜までの仕事が待っています。
火曜日には長州へ旅たちます。
何とも忙しい日程ですが致し方ありません。
せめてもの救いは三日間、家のベットで寝れる事です。


 山あり谷ありの今年の秋の催事行脚ですが、陸前の催事は好調です。
東北地方の方々の復興へ向けた元気な姿に力を貰い、11月から始まる超ハードな催事行脚を迷惑のかからないように頑張って働いてゆきたい心を新たにしています。

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勝者
 名古屋で必ず立ち寄る「おばんざい」のお店に行ってきました。
背景が厳しい割には超満員で、活気が溢れていました。
久々に、秋の味覚を堪能し、鼻歌交じりでホテルに戻りました。


 現場は悪いならずも底力をみせ、人の入りは程ほどです。
こと、「北海道物産展」が多すぎる傾向の中で、最後の開催なのに優秀と思います。


 「北海道物産展」での勝者は?。
?媒体(催事広告:テレビ)等で大きく取り扱われた業者。
?試食を兎に角沢山配る業者。
?おまけをつける業者。
上記、三者が勝者となるような気がします。
ただ、?の場合は三日ほどで効果が薄れます。


 添加物が沢山入っていようが、見た目がよければ関係ありません。
むしろ、拘りを持った業者は苦戦しています。
仮に、1000円のものを三つ購入したら、1000円の物をおまけにつける。
25%引きに相当します。
当たり前の価格設定で沢山の試食をお出しすることは中々困難なことですし、割引率も10%程度が限度と思います。
業者の企業努力で色々な物を圧縮し、お客様に買いやすい金額や、沢山の試食で商品を理解して欲しいと考えて提供しているのかも知れせんが・・・。


 会場では兎に角「試食」を沢山出すところにお客様が群がります。
何回も更新していますが、私の持っている「試食」概念の領域を超越しています。
百貨店は「試食を出しているところは、気持ちよく沢山試食をさせなさい」
「それが嫌なら試食を止めなさい」と何処の場所でも異口同音に言います。
近い将来、「試食」「おまけ」イコール「百貨店催事」になるような傾向です。
果たして、百貨店としてこれでいいのでしょうか?
こと、「試食」のお陰で迷惑しているお客様も沢山いることをお忘れではないでしょうか!
催事でおまけをつけなければ売れない状況になっていいのでしょうか?


 敗者は何を言っても聞いてもらえないかも知れませんが、現状の勝者は上記に挙げた三点に限ると思います。
確かに綺麗ごとばかりで通らないのは理解できます。沢山売り上げを取れた方がマルです。
しかし、改めて関係者に熟慮していただきたい問題と、私は思います。
もしかしたら手遅れかも知れませんが?!


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味噌
 尾張名古屋もあと、二日を残すばかりです。
今日は「名古屋まつり」なるお祭りが開催されていました。
英傑行列が練り歩くようですが、見ることは適いません。


 名古屋と言えば、「八丁味噌」です。米麹を使用せず作る味噌をそのように言います。
八丁味噌を使ったものとして有名なのは「味噌カツ」です。
「味噌カツ」の老舗「矢場とん」味噌かつ丼の老舗「叶」など沢山のお店があります。
ルーツを辿れば、誤ってどて煮鍋の中にカツをおとしたのが始まりとかまた、串カツをどて鍋に付けて食べたのが始まりと諸説色々です。


 私はこの味噌カツが大好きです。
何となく、カツの脂(ころもも肉も)を感じなく食せるような気がします。
ですから、ひれ肉でなく必ずロース肉を注文します。
そして、すりごまがよく合います。
いつもお邪魔をするお店の若いスタッフが、開店早々しゅうまいを買いに来てくれました。
とても嬉しく、今日一日気分よく働けました。


 体は疲れていますが、一向に体重は減りません。
疲れと比例して体重減があるとしたら、今の私は骨と皮?です。
まだ、家を出て50日しか経っていません。
あと、70日間行脚は続きます。
楽しいはずの仕事も、沢山の要因で辛くなる事がありますが、一晩熟睡すれば良い方向を向いてくれます。
考えても仕方ないことを考えて神経病を患っていますが、ある意味、旅に出ていた方が体はキツイのですが神経は楽です。


 中日の優勝が決まりませんでした。
お陰で、一週目でお別れする現場ですので、優勝セールに巡り合う事はありません。


優勝セールでお客様が沢山集まる「そこがミソ」です。
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触媒
 ドイツの化学者、ヨハンデイベライナーは、白金のかけらに水素を吹き付けると発火することに気がつき、水素と酸素を反応させることのを明確にしました。
その際、白金は全く変化、消耗しないことを突き止めました。
正しく、化学反応の速度を速め、自身の反応は変化しない、これを触媒と言います。


 催事で、お世話になる派遣会社の販売補助員は「触媒」のような気がします。
「触媒」の良し悪しの影響力はとても大切です。
ただ立っている販売補助員もいれば、一生懸命な方もおります。
催事業者の販売補助員のセレクトはとても大切なことです。


 販売補助員を斡旋する会社が存在します。
ただ立っている方も、一生懸命販売している方も、基本的には賃金に大差は無いようです。
ここで問題なのは、派遣会社の「教育」です。
全てがまともに販売補助の役目を果たす教育体制の確立が急務です。
先般、ある百貨店で販売補助員が4日立ってもレジを打てない、商品を「この商品美味しそうですよ」と発したなど、あってはいけない販売補助員がいたとのことを耳にし、「販売教育」の不徹底さを感じました。
販売補助員も、仕事と認識して関わっている業種の勉強が求められます。


 私はある意味、販売補助員を「触媒」と認定しています。
質の良い「触媒」は良質な結果をもたらします。
しかし、なかなか地域によっては困難な場合もあります。
質のよい「触媒」に育てる努力も催事業者に課せられた業務の一つかも知れません。
「触媒」探しは催事の浮沈を左右します。何においても人生勤勉さは重要で、とても大切なことです。


 「触媒」という本来の意味から外れているかも分かりませんが、当社、尾張の国の「触媒」は良質です。

 
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比例
 尾張の国のスタートが切られました。
耐震工事等の影響で、会場が狭い分二週間と期間を長くしています。
この地域は、五つの百貨店があります。
栄地区の3M(松坂屋:三越:丸栄)と駅前地区の高島屋と名鉄です。
それぞれ、競争には激しいものがあると推測されます。
その全ての百貨店で「北海道物産展」が開催されますが、「先んずれば人を制す」の諺とうり、開催時期が重要な気がします。


 一般に、人の入りと比例して売り上げも伸長します。
開催時期と会場の問題か?開店してからの勢いが感じられません。
仕方ないとは言え、昨年の秋とは相当の開きがあるような気がしました。
今年の「北海道物産展」は全国各地良い話は聞こえてきません。
対前年をキープしているところは稀のようで、前年比93〜95%が多いようです。
毎年毎年、天井知らずと言うことはありえません。
ある意味、目標数値の見直しが必要な「北海道物産展」なのかも知れません。

 二つの正数xとyとの間にy=ax(aは定数)の関係が成り立つ時、yはaに比例するといいます。
こと、「北海道物産展」に置き換えればxは百貨店:yはお客様であれば、沢山の来場者があれば、売り上げも必然的に伸長します。
定数aも大切で、仮に出展業者とすれば、定数aはとても大切な役割を果たすことになります。
面積一定の長方形の縦と横の長さ、所謂y=x/aにならないような工夫が必要な時期かもしれません。



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変節
 筑前の国での三日かが終わり、また、江戸に戻ります。
合併してからの初めての催事でしたが、会場は一緒ですが、何となく違う雰囲気が漂っていて、初めての所で催事をするような錯覚に陥り、慣れるまで時間を要しました。


 合併した市町村が完全に融和するのに、百年かかるという人もおります。
会社の合併もトップと底辺では相当の相違が見られる様な気がします。
現場の人達は戸惑いながら仕事をしているのが分かります。
私の感じですが、どうも全国的に、江戸時代から創業の老舗百貨店が苦労をしているように受け取れます。
どちらかが主導権を握って運営して行くのでしょうが、この先は謎です。
現代は様々な面で、一瀉千里のごとく変化を遂げています。
先を読み、経営をしてゆく難しさはなかなか文字では表せません。


 守ってきた節義を変え、それまでの主義:信念:主張などを変えながらこれから先を柔軟に進むことが大切かと思います。
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散歩
 最終日は雨でしたが、沢山のお客様で賑わい、無事何事もなく終了することが出来ました。
改めて、百貨店の関係者の皆様そして、武蔵野地域の皆様有難うございました。


 東京で住みたい町のナンバーワンが「吉祥寺」だそうですが、確かに実感できます。
閑静な住宅街の中に、活気あふれる商店街が調和しまた、サブカルチャー発信地としても有名です。
個性あふれる飲食店も魅力の一つで、ランチなどを食べ歩いたら相当の月日を有するような気がします。
また、学生が多いのも目立ち近辺に沢山の大学が存在するのが伺えます。


 テレビで「地井散歩」なる人気番組が存在します。
私も、地井武男さんみたく、ゆっくり吉祥寺を散歩してみたい誘惑に駆られ、催事期間中、お店が終わってから真似事をしてみました。
沢山の飲食店、特にイタリア料理のお店が多いような気がしました。
新しいお店と、老舗が何故か融和し、らしい雰囲気を醸しています。
住みたくなる街のナンバーワンが納得できます。


 今日から、東京と福岡で催事がスタートしました。
これから隙間無く日程が詰まっています。気温もかなり下がり、今日などは寒いくらいでした。
体調管理に気をつけ長丁場を乗り切ります。
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笑顔
 大好きな百貨店催事の4日目が終了しました。
今日も、相変わらず沢山の来場者で会場が賑わいました。
「おんちゃん」効果もあると思いますが、いつもの開催時期より約一ヶ月ずらしたのも否めません。
涼しい環境での開催は、出展者はもとより、来場者も大歓迎と考えます。
いずれにせよ大盛況です。


 朝の準備の時、Mマネージャーから「社長、笑顔笑顔」と指摘されました。自分では気がつきませんでしたが、確かに疲れがピークみたいで、必然的に笑顔と言うよりも、顔が険しくなっていたのだろうと思いました。
こんな小さなことまで気を遣っていただいた思いやりが、私の大好きな百貨店の源泉でもあります。


 よく言われることで、自分は相当怖い顔を良くするそうです。
別に作っているわけでもないのですが、気をつけなければとは考えていましたが、聴牌するとどうも柔和さが欠如するみたいです。
Mマネージャーに改めて感謝です。


 百貨店同様、当社も好調で毎日が「身の丈」を超越していますので「笑顔」がなくなる原因は見当たりませんので、気をつけたいと思っています。
明日は懇親会です。
満面の笑顔で同業の方々と親睦を深め、楽しくやりたいと思っています。


 気になるのは,S統括の笑顔が私より少ないことです。
いつも軽口をいいながら、笑顔が耐えない人でしたが、相当疲れているみたいで、本当に少ないのが気がかりです。
職責のせいだとは思いませんが、自分の「笑顔」の無さを棚に上げて人のことを論ずるのは失礼ですが、早く「あの笑顔」が見たい気もする自分です。
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