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始動
 昨日、今日と百貨店の搬入作業があり、いよいよ平静23年秋、当社の北海道物産展が始動しました。
時を同じくして、民主党の新代表も決まり、新しい総理大臣が誕生しました。新総理のことはよく分かりませんが、国会議員が総力を挙げて復興を一日も早く実現させえるリーダーシップを期待し、政治の信頼を取り戻して欲しいと願っています。


 世のなか中々うまくいかないもので、始動した途端に台風が関東地域を直撃しそうです。
二日間くらいは影響でますので、仮に7日催事であれば5日間で7日分を消化しなければなりません。
背景を考えると辛いものがあります。


 今日、ある老舗百貨店の北海道展が始動しましたが、開店時のお客様の勢いの無さに不安を覚えました。
少し前に「メガヒット」商品が存在し、開店時の勢いが脳裏に焼きついています。
是々非々は別としてこと「勢い」に関しては必要なのかも分かりません。
明日から始まるもう一つの老舗百貨店の開店時の勢いが懸念されます。


 新宿地域は、三つの百貨店が同時に北海道物産展を始動しました。
これからの関東地域は「犬も歩けば北海道物産展にあたる」と言っても過言ではなく、沢山の百貨店が始動します。
それぞれの百貨店が、盛況のうちに終了することを願うばかりです。
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銀行
 本当に秋風が吹き始め、朝夕がめっきり涼しさを通り越して寒くなってきた北海道です。
いよいよ、明日から本州へ「出稼ぎ」に向かいます。帰ってくるのは11月末日の予定です。
三か月、会社:家を留守します。


 長く会社を離れていると、心配なのは資金繰りやお金の事です。
各問屋さんに迷惑をかけてはなりませんので、しっかりした資金運営が必要です。
近年の銀行さんは、預金をしてもあまり喜ばない傾向にある様な気がします。一昔前、定期預金などをお願いに営業マンが必死になっていましたし、積み金をすると、サランラップやタオル等をいただけました。
お金を集めても運用が出来ない社会になったのが大きな原因とは思いますが、俗に「手のひらをひっくり返す」諺にまともに当てはまるのが銀行のような気がします。
順調に行っている時は、頻繁に顔をだし営業してくれますが、逆になると全く相手にしてもらえないと聞きます。
銀行さんの悪口を書いたら相手にされなくなるかも分かりませんが、結構巷ではよく聞く話です。


 銀行さんの手数料収入は相当なものがあると思います。
定期預金の年利より、振込手数料の方が高い現実がありますし、小切手帳なども、一冊2000円を超える銀行もあります。また、両替にも手数料がかかる有様です。
経営破綻しても国が面倒を見てくますし、立ち直りも早く、すぐに業績がプラスに転じ、まともな給料が払える状況になる源泉はその辺にもあるのかもしれません。


 とは言っても、私ども零細企業の経営者は銀行が頼りです。
経営状況の良い銀行さんとお付き合い頂ける幸せは、本当にありがたい物があります。
「手のひらをひっくり返される」事の無いように仕事に励み、お互いが将来的にも良い関係でいられるように「身の丈」を考えながら精進してゆきます。


 これから三ヵ月間はホテル暮らしです。
なんとも「あずましくない」生活ですが、健康に留意しながら頑張って来ます。


| | 日記 | - | - |
連携
 お盆が過ぎたら秋風が吹く北海道が現実となり、朝夕とても過ごしやすい気候となりました。
今月末から、また暑い東京かと思うとちょっと引いてしまいます。
食べ物が旨く、気候がよい北海道を離れるのは辛い物がありますが、仕事ですから頑張ります。


 新しい「しゅうまい」の開発が終了しました。
開発途中、色々な苦労と直面し、楽しくクリアしながらどんどん自分が納得する姿に近づくプロセスは応えられない快感です。
当社のコンセプト「海と大地と風」
今迄、海の幸と豚肉の調和したものを中心作って来ましたが、今回開発した商品は、大地の幸と豚肉が調和した商品です。
ここ北斗市は、海と大地の幸が沢山収穫されます。
新鮮で安全な「地域の産物」をこれからも利して、面白い商品づくりを発展させてゆきたいと考えます。
農業と商業、漁業と商業。これからの時代は連携の風が更に強く吹くと思います。
しっかり風を捉え、更なる美味しい物作りへ拘って進みます。


 商品が出来ると、デザイン関係へと進みます。
全く、センスがない私ですので、専門家と綿密な連携を取り、十分な打ち合わせ重ねデビューの日を待ちます。
| | 日記 | - | - |
検査
 椎間板ヘルニアの手術をして、早三年が経過しました。
一年を通して立ち仕事が多く、肥満の影響もあって腰にかかる負担は相当なものがあります。
体重減が効果的なのはよく理解していますが、中々上手くゆきません。


 手術した病院で腰の検査をしてきました。
何度入ってもMRIは、あまり気持ちの良い検査機械ではありません。
音もさることながら、閉所恐怖症の人なら無理です。
あの15分は辛いものがあります。
結果、ヘルニアの再発もなく、骨同士の間隔も適正との診断をいただき安堵しております。
時々痛くなるのは、疲労からくる筋肉痛と運動不足かも分かりません。


 後は、人間ドックの検査結果待ちですが、何も異常の無いことを祈ってます。何もかもが基準通りとはいかないかも知れませんが、検査によってその有無を調べることは大事です。
還暦を過ぎ、交換部品もない自分の体を健康に維持するには「検査」が大切です。

 検査によって安心をいただき、秋の北海道展に迷惑のかからないのが一番の願いです。

 
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刻一刻
 天気の良い、お墓参り?日和です。
今年も、二か所のお寺でご先祖様のお墓参りを済ませてきました。
私の方は「曹洞宗」妻の方は「浄土真宗」です。
同じ仏教でも多くの違いがあります。
「迎え火」「精霊棚」「送り火」なるしきたりは「浄土真宗」には存在しません。
私の実家にゆくと、「きゅうり馬」「なすび牛」が並んでいます。
きゅうりの往き馬は迎え火に導かれ、一刻も早く帰ってきてほしいとの願いで、なすびの帰り牛はゆっくりあの世に帰って欲しいとの願いがあると、小さい時に母親から聞いたことがあります。
妻の実家は何にもありません。俗に「浄土真宗」の事を「門徒宗」と言い、良いか悪いか分かりませんが「門徒物いらず」とか「門徒物知らず」とか言います。
元を正せば一緒なのに、確かに禅宗から比べたら楽かも分かりません。
余談ですが、今年の実家の馬と牛の足は、割り箸でなく爪楊枝でしたので、兄に直させました。




 今月末から始まる「北海道物産展」が刻一刻と迫ってきています。
今年も三カ月、家に戻れそうにありません。
時間の経過につれ、状況が変化して来る筈なのに、何故か落ち着いております。
この余裕?は何なのだろうと自分でも思います。
やはり、慣れてきたのでしょうか?それとも、諦めでしょうか。
いや、違います。
用意周到で何事も早めに準備する癖がついたからです!
手抜かりなく用意することも、催事において重要なことです。

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差別
 二泊三日で音更町の友人の所へ出向き、帯広の定宿「北海道ホテル」で自慢の「モール温泉」に入りリフレッシュしてきました。
真夏の温泉もいいものです!

私の町から片道約450kmあります。
道南は北海道らしくありませんが、十勝地方へ行くと私でも北海道は広いなあと思います。
作物の作付面積が違います!
真夏日の中、十勝地区を「東西南北」車で走りまわり、美術館やらガーデンやら牧場を見て回りました。

 車で走っていると、沢山の虫と交通事故を起こします。相手は即死です。
蛾などが窓ガラスにぶつかってきてもあまり感じませんが、蝶やトンボがぶつかってくると可哀想にと「差別」する自分を反省しています。
生き物は必死に毎日を生きていて、蛾でも蝶でも生き物には変わりありません。見た目や容姿で差別をしてはいけません!

「人種差別」「障害者差別」「民族差別」「職業差別」など数え上げたらきりがないほど「差別用語」があります。
「差」をつけて「区別」することは決して良いことではありまあせんので、
蛾も蝶も道路上を横切らないでほしいと願います。


 それにしても道路上で交通事故死する「虫」さん達は相当な数です。



P:S
私の机の上に一冊の本が届いてました。
先日、更新したSさんと同じ頭文字ですが、こちらのSさんは東京の人です。私が尊敬する数少ない人です。
大変読書家であり、面白い考え方を形に替えれる達人で、差別を知らないとっても良い人です。
そのSさんがハマった本らしく、私も読むのが楽しみです。


Sさんの勤めている会社が「好きなように仕事していいよ」他の社員と「差別」し自由にさせたら、根底から全てが変わるような、そんな気を持たせる元気なSさんです。
これからも活躍していただきたいと心から願っております。
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無念
 当社の催事を後押ししてくれ、常に暖かく見守ってくれたSさんが、会社を辞めることにしたとの連絡をいただきました。
Sさんの力量と人柄は、沢山の方々が認識していて私にとっては「まさか」です。
北海道展でも勿論のこと、バレンタインでは他の百貨店の追随を許さず、途轍もない数字を上げていた中心人物です。
無念です。本当に無念です。
特にSさんは会社を愛しておりました。
時々、一緒に食事しても会社を愛しているのが伝わってくる程だったのに。
何が決断させたのかは分かりませんが、私は今でも反対です。
今からでも間に合います!上役は辞表を捨てて下さい。
あなたの会社にとって大きな損失です。


 何軒かの百貨店で、不採算によるリストラや、統合による人員整理等を見てきました。
俗に、リストラを断行すれば能力のある人から辞めてゆくと聞きます。
実際能力の無い人は、必死で掴んでおかなければ、新しい所では勤まりません。
しかし、現実問題に目を移せば、いかに能力のある人でも新しい職場では一年生です。辛いものがあります。
何人もの能力のある人が悩み苦しむ姿を見ています。


 職を辞する年齢は、丁度子育ての終盤で、これからお金がかかる年頃が多いように感じます。
他人事とはいえ、とても心配です。
子供の事を考え、勿論、家の事も考えながらの決断と思いますので中々口を挟めませんが「無念」です。

 
会社で思い切り悩みながら、昔と違って適当に仕事をする、転勤を希望する、自分を徹底的に殺す、配置転換を願うなど選択肢は沢山あったと思われますが、Sさんの決断は「辞職」でした。「無念」でどう仕様もありません。
ただただ、新しい環境で一日も早く敏腕を発揮できる場所を見つけて頂き、家族と末永く仲良く生活していくことを願っています。


 沢山、言いたいことはありますが文章に書けません。
「無念」です。
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無我
 暦の上では「立秋」で、今日から秋です。
北海道はどうしたことか、毎日暑い日が続いていて合言葉は「暑いね」です。なかなか北海道は真夏日を記録しませんので、暑さを楽しみます。


 今月末までの催事の無い日々は、少しは暇かなと若干期待していましたが、中々どうして考えた様にはゆきません。
「決算」「補助事業の整理」「新製品の試作」など、沢山の仕事が山積し、ある意味催事に出ていた方が楽かも分かりません。


 前々から考えていたことや、閃いたことを実際に作業に移す時の心の弾み具合はスーパーボール並です。
考えていたことが、そのとうりになった時の喜びは全てを凌駕します。
また、違った場合はファイトが湧いてきます。
何れにせよ、料理が好きです。作ることが好きです。
政治家は嘘つきますが、料理の素材や調味料は嘘つきません。
色々な調味料に頼らず、素材の美味さを引き出させた一品の完成を見た時の喜びは一入です。


 新製品がお客様の前へ登場させるのには、まだまだ様々な壁を乗り越えていかなければなりません。
製品がどんなに良くても、デザインがまずいと、また逆の場合もあります。
色々な過程をへて世の中へデビューしますが、生き残る確率は厳しいものがあります。
「無我」の境地で新製品へ思いを放出し、自分も愛し、お客様に愛される商品開発へ邁進です。
暦の上での季節の変わり目同様、当社もシフトチェンジです。



 
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ハンデ
どうしたことか?真夏日を記録した北斗市です。
「社長が東京から暑いのを持ってきた」などと従業員に言われてます。
夏はやはり暑い方がよいと思います。
暑い暑いと言っても、北海道はお盆が過ぎれば確実に秋風が吹き始めます。
もう少しの辛抱です。


 久々にゴルフに出かけます。
催事に出る前は、年間30回以上ラウンドしていました。
当時のオフィシャルハンデは6でしたが、現在はそれに10を加えた位と思っています。
ハンデキャップとは、もともとゴルフの技量を示す尺度であって、柔道でいえばシングルは黒帯となるのかも。
しかし、何年もゴルフを競技してないと技量も落ちるのは当たり前で、本来は頻繁に変化するものと考えます。
ところが、囲碁や将棋そして、柔道や剣道の段位制度同様、一度取得したハンデは落ちません。とても正確なハンデと言い難い現実があります。
勿論、色々な規定が存在しますが、現実には中々実行されておらず不透明です。


競馬にもハンデ競争が存在します。競馬のハンデキャップレースは殆どが負担重量で決められ、一番負担重量の重い馬から順次重さが決められていきます。
レースで全馬が横一線で入着するのが、ハンデキャッパーの理想とされていますが、軽量馬が勝利を得た場合も見ていて楽しい物です。


 物産展も場所の善し悪しで売上が左右されることもあります。
会場レイアウトを決めるのは主にバイヤーさんと思いますが、総体の売上はレイアウトも重要です。バイヤーさんの腕の見せ所と思います。
競馬同様、出店業者の売上が横一線と行かないのは理解できますが、下位グループが高いレベルで横一線になる催事であれば盛況間違いなしです。
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長編
涼しい北海道です。
湿度が違います!朝夕がちがいます!空気の比重が全く異なります。
束の間の休息!?いやはや、その束の間に達成しなければならないことが沢山あり、単なる催事の休息に過ぎないようです。

 小説のうちその分量が特に多く、構造的に長編な物を「長編小説」と言いますが、催事の場合期日の長編と、期間の長編があります。       期日の「長編」は通常7日間ですが、10日間:14日間:21日間などがあります。
近年、西国の方が二週間:三週間と長くなってきている傾向にあります。

北海道展にかかわる催事業者は、秋は期間の「長編」です。
沢山の業者が8月中旬から、12月上旬までの期間があります。
私も、9月から11月末まで長編が強いられます。
今年も昨年同様で、なんら改善されずに秋を迎えようとしております。
反省もさることながら、頭の回転の悪さに自分自身閉口します。


 まだまだ、「佐伯泰英」さんの江戸時代長編小説にハマっています。
「居眠り磐音」「密命」「夏目影次郎」「鎌倉河岸」「古着屋」「酔いどれ小籐次」「吉原裏同心」と読破して、次作を楽しみに首を長くして発売日を待っている状況です。


 本の「長編」は長くすることができても、短くすることは難しそうです。
催事の「長編」も長くなっても短くなることはありません。
「北海道展」は幸せです。
行う方も、行く方も!

 
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