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よか
 降り続いた雨の後は、蒸し暑く不快指数満点の佐世保です。
いよいよ、明日で最終日を迎えます。

 佐世保弁は、理解するのに中々困難な方言です。
私の場合は「訛り」であって、若干?の方言も入りますが、佐世保人同志の会話は理解するのに一苦労します。


 よく、「よか」と言う言葉を使います。
語尾が上がった「よか」と上がりも下がりもしない「よか」では意味が違います。
引用例は「このしゅうまい1000円でよか」「店の人が1000円でよか」と言っているよ。
前者は1000円でいいですか?であり、後者は1000円だってと理解できます。
方言を文章にするのには中々難しいものがありますが、津軽弁でも同じような使い方をする言葉があります。
い、と、えの中間で発することばで、語尾が上がると疑問符、語尾が下がると納得であり、上がりも下がりもしないのは同調した時に発する言葉です。


 明日が終了して、この秋にまたお邪魔できるかどうかは分かりませんが、
「佐世保は好きな街なので、また来てもよか」と、問いた場合「よか よか」百貨店の人が言ってくれればば幸せです。

 とにかく、雨と、蒸し暑さが例年に比して異常なくらい環境が最悪でしたが、「しゅうまい」と「帆立カレー」の売り上げが伸長していることに対し、百貨店はもとより佐世保のお客様に感謝です。
当社にとって、初夏の玉屋さんの物産展は「よか」でした。
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販売機
 佐世保も8日目を数えます。
昨日は、曇天の中にも若干の青空が眺めれましたが、今日は朝方からまた、雨でした。それでも、午前中には止んだみたいでそれからの湿度をたっぷり含んだ暑さに閉口です。

 催事業者は、各種飲料水の自動販売機に群がります。
特に、北海道物産展の場合は、その量が半端ではないみたいです。
まだ、こんなに自販機が普及していない時期に私の仲間の酒屋さんが、自販機でとんでもない売り上げを記録していました。
私も度々お世話になっておりましたが、一つ気がついたことがあり注意した記憶があります。


 それは、お店で、例えば缶コーヒー一本を買うと、必ず有難うございましたという言葉がお店側から発せられます。ところが、外の自販機で同じものを買って、お店の人が外にいても有難うございましたの声を聞いたことがありません。店も、外も同じ人が商っている現実を、どうして内と外が違うのか?
私の後輩に、外こそ大きな声で有難うございましたと言いなさいと諭したことがあります。
近年、自販機が自動的に有難うございましたと発する自販機もありますが、やはり人間が伝えるのとは訳が違います。


 世のなか便利になり過ぎ、旧来からの仕来りが失せてきているのは否めませんが、差別化の一つに「温故知新」があります。まだまだ、日本人の心は旧態依然とした慣習を好む傾向があります。
基本的なことをより理解し、日常に活かしてゆきたいものです。
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理不尽
 物産展も五日目を数えましたが、連日の雨です。
さすが、入梅の佐世保です。
相も変わらず多くの来客で賑わっておりますが、連日の雨が精神的に大きな苦痛になってきております。

 今日、知人の車で世知原にある公共の宿「山暖簾」の温泉に浸かってきました。毎日、ホテルの小さな浴室で我慢をしてきましたが、今日は広々としたまた、雄大な環境の中にある温泉宿でゆっくり湯に浸かり体をリフレッシュさせてきました。
聞くところによると、世界的建築家、今は亡き黒川紀章氏が総合プロデュースした自然と近未来の和との融合をコンセプトによって建てられたもののようです。

 九州には沢山の温泉が存在しますが、佐世保近辺は嬉野温泉だけではなくここも有名なところと紹介されました。大分の時は、ホテルに天然温泉が湧き出ていたため苦労をしませんでしたが、やはり、温泉は疲れを取るのに有効な手段です。


 催事をやってて常に思うことがあります。
私のとこみたく実演する業者と、乾物や冷凍食品を売るお店では、出勤時間も違いますし、準備の忙しさも違うと思います。
それでいて、実演の業者より売り上げがいい場合が多々存在します。
また、試食を出しながらの販売よりも、スイーツや海鮮弁当のように試食無しでより売り上げている所は数え切れません。
そして、試食を出している所は必ずや値引き対象になります。
全く理不尽です。

 催事での理不尽さは切りがありませんが、この理不尽さをなくするには、「講釈」「口上」が有効手段なのかも分かりません。
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講釈
 豊の国同様、毎日雨に見舞われております。
歌の文句通り、「長崎は今日も雨だった」です。
毎年のこととは言え、澄み切った青空が恋しくもなります。
朝、ホテルの窓のカーテンを引くと朝もやに煙った新緑の山が目に入ります。
何とも叙情的でですが、まだ澄み切った新緑が青々した山肌を眺めることは適いません。


 俗に、「講釈師見てきたような嘘を言い」という諺があります。
書物の内容や意味、物事の道理や心得などを聞かせることとは思いますが、自分が経験もしていないことを、あたかも経験済みのような口調で伝える輩のこととも理解できます。


 催事の世界に入ってまだ5年の月日しか流れておりませんが、各種の出展業者の「講釈」「口上」には納得するものもあれど、あれ?と思うこともあります。
「天然物の紅鮭です」「釣り鱈子です」「切切り立ての鮭」「本たらば蟹」など、数え上げたらきりがありません。
基本的に紅鮭は天然物です。多くを語ると差しさわりがあるので、沢山のフィクションで構成されているのが現実のようです。


 講釈:口上は物産展においてはとても大事なことですが、本当のことを伝えなければその内、お客様に見放されること必定です。
どんなものを、どのような形で使っていても、その真実をきちんとお客様に伝えれば理解していただけることもあります。
物産展での「講釈師」は必要ありません!
いかに長く継続できるかは、昔と違い今はその辺の所がキーワードになるような気がします。


 一つの物産に関わる文化かも知れませんが、これからの世のなかでは通用しなくなるような気配も感じられます。
「正直者は馬鹿を見る」という諺もありますが、「正直は一生の宝」というのもあります。
人間の真の幸福は、正直によってもたらされ、一生大事に守るべき宝と信じて、いい意味で「講釈師」にならないように生きてゆくことの大切さが肝要です。
催事においての「講釈」「口上」は、指し差わりがあるのを承知であまりにもいい加減です!
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定義
 お世話になっている街、佐世保に「佐世保バーガー」なる全国的に有名なハンバーガーがあります。
私は、その元祖とも言うべきお店にお邪魔しますが、何を以って「佐世保バーガー」なのか、その定義は在るのか疑問に思いたずねた所、別に定義は無いとの返答でした。
手作り、注文を頂いてから作る、作りおきをしないこだわりのハンバーガーを「佐世保バーガー」と呼ぶらしいです。
唯一共通しているのが、甘めのマヨネーズソースをたっぷり使うのがこだわりの一つらしいです。


 北海道に、沢山の定義を持った食品が存在します。
「北見塩焼きそば」「白いプリン」などが代表格です。
歴史の浅い北海道は、ご当地グルメを生み出そうと懸命ではありますが、やはり食品では一過性のものになるような気がします。
「定義」を定められ苦汁を舐めることもありますし、うまく回ることもあると思います。
一つの定義の中で競い合うことも必要でしょうが、自由な発想のもとに素材そのものを活かした商品の創造が求められます。
物事の内容や意味を、他と区別出来るように言葉で表現することも大事でしょうが、生き残れる確立は食品の世界では稀有のような気がします。
私のお邪魔する「佐世保バーガー」店は間違いなく美味しいですが、人間の味覚は千差万別です。
ある意味、この味覚の千差万別が私を食品事業に走らせた原因の一つでもあります。


 一方、世の中においては「定義」が重要です。
「定義」という言葉の中で、正確な意味や用法、人間の共通認識を抱くために必要な言葉です。
世の中には沢山の「定義」が存在しますが、当社は当社なりに甘いかも分かりませんが、一つの決められた「定義」によって毎日が繰り返されています。
人間社会にとって、「定義」は重要です。

当社においても
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肥前国
 浦和を経て、肥前国佐世保に入りました。
毎年のこととは言え、曇天の梅雨空が迎えてくれました。
今日から暑い暑い、12日間の長丁場です。

 昨日、食事に行った所での情報によると、景気が悪くあまり期待できないとのことですが、どんな状況であれ一生懸命取り組む姿勢には変わりありません。
震災後はどこも良い話を聞きませんが、華隆のしゅうまいと北斗市の情報発信は、変わらず継続してゆきます。

 蓋を開けて今日、沢山の来場者であふれかえりました。
やはり、北海道を楽しみにしているお客様に感謝です。
予想を上回り、上々の滑り出しです。不景気と北海道は結びつかないのかも知れませんが、客単価を客の入り数で凌駕しています。
今日の当社は、祝着至極です。

 屋上から見る佐世保湾の郡青色の海を眺めることは適いませんでしたが、餌を求め飛び交うツバメの姿が印象的でした。
予報によると、明日は大雨注意報が出そうな様子です。
大分の時のように行くのかは、神のみぞ知ることです。
毎年の入梅の九州。
慣れてしまいました。





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祝着
 8日に豊の国から帰って、9日の朝一番で札幌へ向かい、今日、戻ってきて、明後日には東京:長崎へとまたまた催事行脚です。

 昨日、一年振りにゴルフをしました。
今日は身体のあちこちが痛く難儀しています。素振りも一回もせず、いきなりコースです。しかし、一年振りの割にはなんとか迷惑をかけずに回れ嬉しく思っています。


 函館時代に良くして頂いたガス器具メーカーの方が、札幌支店長に昇進しとても嬉しく思い、昨日はささやかながらお祝いの席を設けました。


 私の大好きな百貨店のバイヤーさん企画の催し物が大爆発したとの情報が東京より届きとても嬉しく、今後の益々のご活躍が期待されます。

 北海道の5月末から6月は、本州の北海道物産展担当のバイヤーさん達で百花繚乱になります。
私のところもお陰さまで沢山の百貨店からお声がかかり、本当に嬉しく思っております。何とか期待に応えれるよう頑張って調整をしてゆきたいと思っております。

 「嬉しく思うこと」「喜び祝うこと」「満足に思うこと」などを表す言葉に祝着という言葉があります。
良くテレビの時代劇や時代小説に沢山登場する言葉です。
「祝着至極」といったら、嬉しいことこの上ないとの事です。
催事移動中や就寝前に、大好きな時代小説を読み耽っています。
現在は佐伯泰英著「酔いどれ小籐次」に夢中です。
やはりこの小説の中にも、沢山の祝着や祝着至極が登場します。

 残された「春から初夏の北海道展」を成し遂げ、秋のシーズンが始まるまでの短い間の研究開発、そして「秋から冬の北海道物産展」が当社にとって『祝着至極』であることを祈念し、疲れを取る暇もない自分ですが、健康第一に頑張ってゆきます。
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関さば:関あじ
 豊の国大分での催事も今日で終了しました。
雨に祟られながらも、連日沢山のお客様でお買場が盛り上がった催事でした。

 大分と言えば、沢山の産物が知られています。
「麦焼酎」「しいたけ」「かぼす」「ふぐ」「関さば:関あじ」「城下カレイ」「鳥てん」など数え上げたらきりがありません。

 中でも「関さば:関あじ」は筆頭格です。
豊予海峡は潮の流れが早くプランクトンが多く、ここで育つさば:あじは肥育がよく身が絞まってて、適度に脂があるために生食(刺身)にするのが最適と言われる逸品です。
確かに、適度の歯ごたえと適度な脂が口の中を刺激し至高のひと時を演出してくれま。さすが、ブランド品です!
高いけど美味しい。率直な感想です。

 ある居酒屋にお邪魔した時、「縞ほっけ」を「島ほっけ」とメニューに記しているのがあり、店主に教えた方が良いのか悪いのか判断がつかず、そのままにして帰ってきました。
とても立派なメニュー表だっためひいてしまいましたが、滑稽でした。
函館のある居酒屋さんでも、「関あじ」ありますと書いたメニュー表があったので「関あじ」って何処の産地ですかと聞いた記憶があります。
店主は自信を持って「下関」でとれたあじと言ってました。
「佐賀関」の間違えでは無いですかと言っても、これだからシロートは困ると言われた記憶があります。
間違いは誰にでもあることです。
本当に間違えていたならば、一日も早く是正するべきです。

俗に「関さば:関あじ」は体色は金色がかり腹部に線が入り、脂肪量が季節によって変化が少ないといわれています。
偽者を防ぐためタグシールが付けられ、商標登録が認められた魚では、全国初です。

 私のところの「ホッキしゅうまい米の華」も地域資源に認められている商品ですが、「関さば」は地域団体商標の第1弾として登録されています。


 なかなか、類似商品に対抗は出来ませんが、わが道を貫く精神の維持に、力を傾注してゆきます。明日は、孫の待つ北海道です。
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滑稽
 あの、東北関東大震災のあった時から、政治に対するブログを更新してきましたが、正直、政治家は何にも考えれず、優位になる保身しか頭に無い集団だと再認識しました。


 今日の内閣不信任案が否決されました。
菅総理の退陣が前面に出されての否決です。もし、退陣が表明されて無ければ可決になっていたのかも知れません。
震災直後のブログに「野党も与党もない!一致協力をしてこの難関を乗り越えなければ政治家の皆さんが国民から酷評されます」と更新してきました。
正しく滑稽な政治家の皆さんに、猛省を促します。
何度も書きますが、菅総理ならだめなのでしょうか?未曾有の出来事です。
違う人が時の権力者であっても、結果は同じではないかと思います。
それよりも、何故協力体制を確立し復興に力を傾注できないのでしょうか。
私の一番滑稽に思えるのは、ただそのことだけです。
断っておきますが、私は菅総理を別に好きなわけでもありません。


 何の力も無い私ですが、政治に対する無力感は否めません。
私が総理ならと考えた場合、兎にも角にも協力を頂くことに全力を注ぎます。自分、党の保身しか考えれないから国民にとって滑稽に写る現実を国会議員の皆さんは認識するべきです。
こんなことばかりやっているから、投票率は下がり政治不信に陥るのです。
運転手付きの車に乗り、料亭で会談をし保身しか考えてない皆さん、国民はそれほど馬鹿ではありません。
あなた方の近年の在り方が滑稽です。
あなた方を選んだのは、派閥の領主でも党のお偉い方でもありません。
国民が選択したのです。
その国民を敵にまわした国会議員の皆さんが滑稽に写るのは私だけでしょうか?
終わってます!!!!
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