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血統
 日曜日のダービーは、見事ステイゴールド産駒のオルフェーブルが制しました。
ディープかステイの産駒の馬の勝利を願っていたのが現実となりとても晴れやかな気持ちになりました。


 ステイゴールドは、競走馬時代には50戦7勝という成績でしたが、掲示板をはずす確立が少ない名馬でした。必ず追い込んでくる勇姿を見るたびに、小さい体でよく頑張っていると大好きな馬になりました。
4才未勝利を勝ち上がってから、900万条件で一回勝ちを収めて、目黒記念で重賞を勝つまで33戦くらい費やしていますが、掲示板が多く賞金もそれなりに加算されていました。最後は香港ヴァーズ(G1)を勝ち引退しています。
沢山の産駒が活躍していますが、私はダービーの一着はオルフェーブルと決めていました。
根拠は、ステイが好きなこと、皐月賞で力の違いを見せて勝ったこと、母の父がメジロマックイーンであることから、かなりの確信がありました。
これで二冠です。夏を順調に乗り切れば菊花賞を勝ち上がり、三冠は間違いありません。
なにしろ、長距離血統の血が流れています。

 今日、出張する前にした血液検査の結果が送られてきました。
競馬の血統とは違いますが、血糖値も正常で他にも異常が見られず安堵しています。
何よりも大切なのは「健康」です。
不規則極まりない生活は、固い信念を持たなければ健康を害します。
若い時は良いのかも知れませんが、還暦を迎えた私は十分な管理が必要です。野菜の量を増量しながら食生活に気を使う毎日です。
俗に、「がん血統」「糖尿病血統」などとよく耳にしますが、自分自身の管理を徹底すれば避けて通れるかも知れません。
何故なら、強い馬が強い後継者を出すとは限りません。
確立は多いとは思いますが、血統では無く自分で管理できる精神が大切なような気がします。
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一過
 台風が進路を変えてくれたお陰で、今日の豊の国は台風一過の素晴らしい初夏の気候に恵まれました。
五日目にして初めてみる青空です。
皮肉なもので、荒天の昨日よりお客様の入りが厳しい一日でしたが、夕方から盛り返し無事着地できました。


 さっと通り過ぎることを指す言葉と認識しますが、夏目漱石の「我輩は猫である」の文章に「「主人は黙読一過のあと」というの言葉遣いがされていたのが思い出されます。
所謂、ざっと目を通すことも一過と言うらしいです。


 毎日ホテルに帰ってから、大好きな江戸時代小説に向かいます。
近年、移動の時も片時も忘れず本に熱中して、周りの景色を見たことがありません。
豊の国に入って3冊目に入りました。
漱石の主人とは違い、黙読一過ではなく、入り込んで読みふけってしまいます。続き物は面白いですし、その次が気にかかります。


しゅうまいの販売も、豊の国では4年目を数えます。
以前にも書きましたが、目の不自由な方々が必ず買い物に来てくれます。
私の声を聞いて、「暫らくですとか、ああこの声だ、楽しみにしてました」とか言って、自分で各種のしゅうまいの名前を言って、沢山お買い上げくださいます。
大変失礼ですが、見せ方とか、ボリュームとかは残念ながら認識できません。ただ、舌で感じてくれる感覚はもしかしたら健常者よりも確かかも知れません。本当にありがたいです。現象が一時的ですぐ消える一過性商品ではないと後押しされたような感じになります。
何度も言いますが「ベストセラー」より「ロングセラー」これが当社のしゅうまいのポリシーです。
一過性なものではない商品の持続、そして上をゆく努力が肝要です。
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勘違い
 こんなことは初めてですが、豊後豊の国の催事はスタートから四日間雨です。五月なのに台風が発生しその余波も受けた一日でした。
豊の国は、暫らく纏まった雨が無く恵みの雨らしいのですが、短期勝負の催事屋稼業は雨は厳しいのが現実です。
しかし、平素の百貨店の努力が雨の日でも沢山のお客様をお呼びしてくれます。
百貨店も出展業者も中々いい数字のようです。雨が無かったらと勘違いしたら撥が当たります。


 間違って思い込むことを勘違いと言うと思います。
特に催事の場合は、自分のところの商品の良し悪しと、百貨店の努力が相乗的に効果をもたらし毎日の売り上げが成就していると考えた方が正解です。
よく、あの人はいい人だねと耳にすることがありますが、頭に「どうでも」とついた場合、「どうでもいい人」になってしまいます。

 「自信」と「天狗」、良く聞く言葉ですが、前者は反省するキャパを有していて、後者はそのキャパが無いと考えます。
呼んで字の如しの例えのとおり、自分を省みる力を有したのが「自信」です。逆に、「天狗」は自分を省みる術を有していません。
人生生きて行く上で、自信を持つことは大切ですが、天狗にならないように気をつけなければなりません。
「垂がるほど人が見上げる藤の花」と教えのとおり、人間謙虚さが大切です。


 ついつい慣れてくると上、上を見たがりますが、はじめた時から比したら
勘違いしています。自分のしゅうまいの身の丈と思えば、とても楽な気持ちで毎日が過ごせます。上を見たらきりがありません。
これからも進路を勘違いしないように舵取りをしてゆきたいと思う、こんにちです。
明日も勘違いしないように頑張ります!
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伯楽
 日曜日の競馬牝馬優俊オークスは、8番人気のエリンコートが鮮やかにゴールを捉え優勝しました。
話題のディープインパクトの産駒マルセリーナは4着と敗れました。
デュランダル産駒がクラッシックを制したのは初めてと思います。
現役時代の好きな馬の子供が勝利すると、何かとても嬉しくなります。
スティゴールドも大好きな馬で、牡馬なのに牝馬並みの体重しかなくそれでいてしぶとい競馬をする馬でした。ディープ同様種牡馬になって活躍しています。

 元々は伯楽とは、馬の善し悪しを見分ける名人で、転じて人物を見抜ける人の事を言います。相撲の世界でも初代若乃花は親方になって、名伯楽と言われたのを記憶しています。 
定かな記憶ではありませんが昔、中国の故事に、馬が中々売れなくて困っていた若物の前を通った伯楽が、通り過ぎた後,うしろを振り返その馬を見たところ、馬が高値で売れたという記憶があります。
来週は牡馬優駿ダービーです。俗に競馬のお祭りと言われいます。
スティゴールド産駒が三頭くらい、ディープ産駒がやはり三頭くらい走るはずです。どちらかの産駒が勝ち上がることを期待しています。


 私の新しいしゅうまいが中華料理の達人に監修を受けデビューするかも知れません。いま、準備中です。
伯楽が料理人に当てはまるかどうかは分かりませんが、よりよき物が出来れば満足ですし、考えている理想の形に一歩前進できます。
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困憊
 土曜日の夜中の1時に布団に入り、日曜日の夜の7時迄ずーと布団の中にいて、食事をして9時にはまた布団に入り、今朝の6時迄ぐっすり寝てました。よく寝れるなと私も感心しますが、まだ寝足りないような気がしています。
振りかえってみると、二月の初旬から自分の布団で寝たのはごく数日です。
知らないうちに疲労が蓄積し、身体が疲労困憊してたのでしょうね。
若い時は、回復が早いですが還暦を迎えると中々若い時のようにはなりません。

 道南は「八重桜」が満開を迎え、山にも街路にも鈴なりの花が、まるで運動会で子供たちが使うボンボンみたいで愛らし。
ソメイヨシノより、花の命が長いと感じるのは私だけでしょうか?
藤の花に続く私の好きな花です。
花言葉は「理知に富んだ教育」とは恐れ入ります。因みに藤の花は「あなたの愛に酔う」です。

 今日は気持ちの良い天気に恵まれました。
やはり、北海道は空気が綺麗で、水が美味しく食べ物も美味しい国です。
明後日からは、豊後の国に二週間の出張です。
大分もその昔「大分:北海道一村一品運動」が展開された県で、今の「地産地消」の草分けです。
北海道と大分はかなり前から「地産地消」運動を展開してきましたので、今、双方の堅調な物産展を支える原点になっているのかも知れません。

 お世話になるホテルは、温泉付きです。さらに、露天風呂が三つもありとても快適な環境にあります。
閉場も7時で、お世話になっている現場での環境は第一位です。
明後日から、仕事に精を出し、ゆっくり温泉を楽しみ、地元の青魚を肴に特産の麦焼酎をチビチビやりながら過ごします。
ただ、20日も早く九州は梅雨入りしたとか?!
仕事だから仕方ありませんが、若干憂鬱です。


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改革
 江戸時代の三大改革と言えば、「享保の改革」「寛政の改革」「天保の改革」が挙げられる。
それぞれ、徳川吉宗:松平定信:水野忠邦が中心人物である。
神君家康公が築いた江戸幕府も、時代の流れとともに変化をとげ改革をしなければ成り立たない現状に陥ったと思います。

 それにしても、徳川家康という人物は、色々な書物を読めば読むほど、とても魅力的な人物です。
幼少の時の苦労を人生の糧とし、江戸幕府の礎を築いた功績は、明治維新まで続きます。現代の政を担当する人には見当たりません。
皆さん、お坊ちゃんです。貧乏や苦労を知らない人が政の長になっても、庶民の生活は理解できません。


 今日で約20日間の催事が終わりました。
山あり谷ありの行脚でしたが、楽しくやり遂げれました。しかし、今回ほど体に疲れを感じた20日間はありませんでした。
年齢から来るのもありますが、とにかく自分で疲れているのがよく分かります。栄養ドリンクは一時からだを覚醒させますが、長続きはしません。

 江戸時代の改革同様、当社にも改革の嵐が吹き込んでいます。
それぞれの改革担当者同様の改革が私に出来るかが問われています。
疲労感を感じながら、改革の有無を考えさせられます。
いつもの催事終了時の達成感や、充実感と違った感覚が自分の中にあります。
従来の制度を改めて、より良い制度を構築するのが改革と思いますが、中々困難です。
やはり、「身の丈」が自分の頭の中を駆け巡り、到底江戸時代の三大改革に及ばない現実が、おかしな話ですが自分の中に存在します。

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あずましい
 私の住む北斗市に「あずましい」という方言ががあります。
全国どこにお邪魔してもこの言葉に勝る言葉はないかも知れないとても愛着がある方言です。

「すごく落ち着く」「居心地がいい」「快適」などを表す方言です。
掘り炬燵の居酒屋などに行くと「この店あずましいな」とか、広い便所などは「この便所あずましいな」新居を訪ねて「このうち広くてあずましいな」などと形容します。

逆に「何かしっくり来ない」「落ち着かない」のは「あずましくない」との言い方をします。「東京の店は狭くてあずましくない」や「ホテルの風呂も、便所もあずましくない」などの言葉が使われます。 
「あずましい」の肯定型と「あずましくない」の否定型がありますが、日常的には後者の方が多く使われるような気がします。
この「あずましい」を漢字で書くと「吾妻しい」なるそうです。
「我が妻が側にいるような居心地の良さ、安心感」が語源なんだそうで、なんとも素敵なルーツを持っている言葉です。

 今お世話になっている現場は、なんとも「あずましい」現場です。
あまり難しい決まりもありませんし、何より設備が充実していてなんとも「あずましい」毎日です。
平素、お世話になる百貨店は、場所の関係から、どちらかと言うと「あずましくない」のが現状です。
ストレスが溜まらない分、とっても「あずましい」現場で助かっています また、「あずましく仕事も出来ないで」という言葉も地元ではよく耳にします。この言葉は否定形で、満足にきちんと仕事が出来ない様を表す言葉です。


 関東はもとより、お世話になっている全国でこの言葉を使ったら必ず、なにそれと言われます。
北海道の人は「ゴミを投げて」と言いますが内地の人は「ゴミを捨てる」と言います。「投げてけれ」などはもってのほかで、「投げて、蹴った」マネキンもいると笑い話に聞いたことがあります。

 私の住む北斗市は、津軽の影響を沢山受けており、全国で通じない方言が沢山ありますが、恥じること無いとても良い言葉、表現と思っています。
今日も、明日も「なまら美味いしゅうまい」「うだで美味いしゅうまい」などと、二か国語を駆使しながら「あずましく」しゅうまいと北斗市の情報を発信してゆきます。
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武蔵国
 催事で初めて武蔵国にお邪魔しました。
江戸時代は、広い範囲(東京も神奈川も含む)の国でした。
私のお世話になっている場所は埼玉です。

 地上にあって上を見上げた時、そこに見えるのが空という定義が在りますが、空から下を見たとき、そこに見えるのは地上の定義も成り立ちます。
下関から帰る途中航空機から平行視線で、沢山の飛行機とすれ違い、その速度の速さに目が点になりました。
広い大空での航空機事故が何故起こるのだろうか?また、ひろい海原での船舶の衝突事故が何故?
改めて、一歩間違えば起きうる現実があることに納得し、反面何もなく平和であって欲しいと願うばかりです。


 百貨店催事とは全く違う形で催事を行っております。
初めて試食なしの販売をしましたが、作り人が丁寧に説明すると買ってくれるほうも満足していただき、費用対効果抜群の催事となっています。
しかし、ここにも沢山の試食専門の方々が訪れます。
目が違います。また、東京での催事で何度も顔を合わせた「まいどさん」もおり、ここが地元かと思ったりして専門家の方々にある意味敬意を表したくなります。
こんなことに真剣にならず、早く職を安定させ、食を自分のお金で自由に出来る生活をしていただきたいと思います。


 今読んでいる本の舞台が「武蔵国」です。
かつて地方行政区域だった21の郡を有する大国でした。埼玉県:東京都及び、川崎市:横浜市の大部分を含んだ大国と書かれています。
毎日、休憩所から鉄路が見え、在来線と新幹線が暇なく往来する現実をみていると埼玉は、もはや大都会です。
休憩所から見える景色とは別に、陸:海:空と毎日沢山の乗り物が決められた時間通りに運行されて入る現実を見ると、人間の力って偉大だなと考えさせられます。
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 ここ下関は、昨日の穏やかで柔らかい日差しと違い、今日は曇天の肌寒い一日でした。


 休憩所につがいらしき雀が毎日現われます。
何も、ここだけの光景ではなく沢山の百貨店の休憩所で見える光景です。
ただ、鳩はここに限っては少ないような気がします。

我々の小さい時に沢山いた雀の個体数が減少しています。
高密度住宅や環境の変化が減少している原因かもしれません。
秋の実りの季節は害鳥として扱われますが、青田の時は稲につく害虫を駆除してくれる益鳥です。あわやひえとお米を一緒に与えた場合、消化の悪いお米を残す傾向があるとの研究結果があります。本当は案山子が必要ないかも知れません。

 俳句では、小林一茶の「雀の子そこのけそこのけ御馬がとうる」や、尾崎紅葉の「小雀や遠く遊ばぬ庭の隅」などがあり、童謡では「雀のお宿」「雀の学校」民話では「舌切り雀」などが有名です。その他、沢山の雀に纏わる、色々なことが人間社会であります。
森繁久弥さんの「銀座のすずめ」ケイウンスクの「雀の涙」など歌謡曲にも登場します。


 雀百まで踊り忘れずの諺とうり、催事を通じての習慣を容易に変えず(時には変化もありますが)雀の涙ほどでもいい、自分なりに納得した催事を経験したいと思っています。

 
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先輩
 ここ下関の今日は、穏やかな日差しが一日中続き、北海道の初夏を思わせる好天でした。

 今朝、朝日新聞を開いて懐かしい名前の人が原発事故関連の本を出版したとの記事が目に留まりました。
その人は「武田邦彦」さん。現在は中部大学教授です。


 昭和45年、高校を卒業と同時に旭化成工業株式会社に入社し、商品開発研究所に配属されました。
一年くらい経過してからだと記憶していますが、「武田邦彦」さんが当研究室に配属され一緒に仕事をさせていただきました。

 残業が多い研究室だったため、沢山お話をする機会に恵まれ、沢山のことを学びました。
旭化成の研究所は、所謂旧帝国大学出身の方が多く、東大:九大:東北大:
大阪大:京大など、沢山の優秀な方々が日々研究に励んでました。


 ある残業の時、東大に入るのは難しかったですか?と聞いた時がありました。彼は入試前日、数学で分からなかった問題を解いたら、その問題が入試に出題されラッキーだったと語ってくれたのを今でも覚えています。
一緒に仕事をしていて、やはり何かが違うといつも感じていました。
私が会社をやめる時、アルバムに般若心境のなかの「ぎゃていぎゃていはらぎゃてい」(漢字が書けませんが)を達筆な字で書いてくれて、今でも大事に保存しています。 
時々、テレビにもでて活躍しております。
ペットボトルのリサイクルや、地球温暖化の件などは、とても興味深く聞いた思いがあります。

よりよき先輩を持つということは幸せなことです。旭化成ラグビー部で怪我して入院した時は、沢山の先輩に助けられました。スポーツ界では先輩を立てることが求められ、逆に、後輩の面倒を見ることが義務付けられます。

 今日、早速パソコンのお気に入りに登録しておきました。
「武田邦彦」先輩の末永いご活躍を祈念しております。

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潮流
 最近の「北海道展」の潮流として、高い商品が消費されなくなっているような気がします。
価格のせいなのか、添加物のせいなのかは分かりませんが、兎にも角にも高額商品が昔に比べたら動かないようです。
「蟹」などは代表的な例で、続いて「魚卵」などが挙げられるようです。

 もともと上記のものは、海外に原料を依存して、北海道で加工しているのが現実です。致し方ないことかもしれませんが、お客様は「北海道展」ということに拘れば不満もあると思います。
現実に、海外原料に依存しなければ今の「北海道展」はありえ無いと思います。
安心安全が確保されるならそれもありますが・・・・。
本物だけを集めた物産展の開催には、贅沢な体力と長い目が必要ですが、お客様も、百貨店もそのような事を容認してはくれないと思います。
中々難しいものです。
物事の態度が特定の良い方向へ向かうことは良いと思います。
正直者は馬鹿を見るといいますが、最後の勝者は正直者と考え歩んできた人生を変えるつもりは毛頭ありません。


 ここ関門の潮の勢いは肉眼で見てもはっきり分かるほどです。世の中の潮流に逆らうことは困難ですが、売れる傾向、儲かる傾向は理解できます。しかし、私はただひたすら不器用でも何でもいい、自分の信念を貫き自分の中で成就させる自分の潮流を持ち続けたいと考えています。
儲けるための努力より、美味しいものを作る潮流を持ち続けたい
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関門
 一昔前、函館と青森を結ぶ国鉄(JR)連絡船が青函連絡船。宇野と高松を結ぶ連絡線が宇高連絡線でした。今、お世話になっている下関と門司を結ぶ連絡船はなっかたと記憶しています。
過去に二度ほど続けて下関を訪れたことがあります。
宇部でゴルフをし、ふぐを食しに下関まで南下しました。


 山口県は至る所に名所や旧跡があります。
山口市の五重塔を始め、秋吉台:萩:津和野そして、源平合戦の壇ノ浦、宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島など数えたらきりがありません。


 今日は、催事の中日で業者懇親会がありました。
やはり料理の主流は魚介類です。
新鮮で、程よい歯ごたえを感じ、様々な魚介類を堪能し、最後にふぐ鍋を食しました。下関の鯨も相当美味しいです。鯨は懐かしさが沸きました。
ここ下関は、函館同様沢山の魚介類が集まる場所と聞きます。
玄界灘産をはじめ瀬戸内海産も集まります。
意外だったのは、「鮟鱇」がふぐ同様名産と聞かされました。
ふぐ供養と鮟鱇供養が存在するらしいです。
やはり、海は「宝」です。

 福島原発事故で一番最初に思ったことは、「宝」の海が壊滅的打撃を受ける事は必死の事実と思ったことです。
放射能に犯された冷却水が海に廃棄される。水素爆発が起こった時に感じました。
安全管理を徹底した原発は容認します。資源の少ない日本にとっては大切なエネルギー供給源ですが、「想定外」の言葉が出る原発は容認できません。その位原子力は魅力的でもあり、逆に、地球を破滅に導く恐ろしいものだだと思います。


 一日も早く、関門の海の幸のように安心して、美味しく食せる環境になることを祈念してやみません。海は人類の「宝」です。
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