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適度
 下野の国の催事も4日を終えました。
毎日、沢山の来場者で催事場は大賑わいです。
一般に、「春の北海道店」は秋の半分くらいの売り上げで推移するようですが、ここは秋からもみたら出展者も少ない状況ですが健闘していると思います。普段の百貨店の姿勢に感謝です。

 催事に参加するようになって色々考えることがあります。
その一つに、売り上げをどんどん上げればよしとするする考え方には賛同できません。物事大切なのは「適度」だと思っています。いわゆるいつも言うう「身の丈」です。
ベストセラーは当社にとって必要ありません!ロングセラーが大事と考えています。百貨店も厳しい背景のなか奮闘しております。
急激に売り上げが落ちてきたら、排除対象になります。致し方ないこととはいえある意味百貨店は冷酷です。下降気味の出展者を助けるキャパは持ち合わせてないと思います。
当社は「物を美味しく努力はしますが、儲けるための努力」は好みません。
「適度」。とっても大事な言葉です。


 秋と同じような売り上げを達成しています。
これって、当社にとってある意味葛藤を招きます。
下野の国の人々が当社の「しゅうまい」を好んでくれているのは売り上げから理解できますが、「適度」が大切です。とっくに「身の丈」を超越しております。


 明日から「適度」になってくれたらなと願っています。
当社にとって、「適度」を越えることは好ましくありません。
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
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絶景
 讃岐平野から淡路島上空を経て、水の都大阪そして琵琶湖を眺め、そこから広がる濃尾平野の雄大さに驚嘆し、山頂に雪を頂いた日本一の富士山が語りかけ、駿河湾から三浦半島を経て、木更津上空から進路を東京湾にとり無事、羽田に到着しました。 年間30〜35回航空機を利用しますが、中々今日のような絶景を眺めれる機会は少なく、快適なフライトに気分も上々でした。

 東北新幹線を利用し、下野の国へ。
一時間を切って到着する新幹線も、航空機同様快適です。
明日から6日間お世話になります。

 富士山を航空機から見るのも絶景ですが、函館の夜景も絶景です。また、当市北斗市のきじひき高原から見る渡島平野と大沼小沼は素晴らしいものがあり、私のお勧めのポイントです。
日本各地に絶景ポイントが存在します。自然の織りなす光景は人間の心を刺激し、仄々とした気持ちになります。
過去の記憶から、「六甲山の夜景」「美幌峠」「狩勝峠」「日勝峠」「美瑛の丘」「富良野ラベンダー」などが挙げられます。
お花を貰って不快になる人はいないと同様、絶景を見て気分を悪くする人はいないと思います。
今日の絶景に元気を貰い、明日からの仕事を頑張ります。
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番号
 六日間の催事が終わりました。
期間中、昨年を上回る成績で終了でき、安堵しております。
広告媒体:リピーターさん、そしてお世話になった百貨店の関係者の皆様のお陰と感謝しております。
ありがとうございました。


 番号には、郵便番号や年賀はがき当選番号そして宝くじ当選番号など沢山世の中に存在します。
物の順番や符号を表すのが番号ですが、催事生活をしていると常に番号で管理されております。
百貨店の催事の場合、自分のお店の番号が設定されております。また、各地のホテルに宿泊しても、必ず部屋番号が定められています。
時々、前の百貨店の打ち込み番号を発したり、ホテルに帰って前の宿泊先の部屋番号を間違えて伝えたりして迷惑をかけたりすることは、日常茶飯事で大変申し訳ないと思っております。


 頭は、老化現象の一途を辿っております。
私の場合、ホテルの部屋番号はあまり間違えることはないのですが、よく百貨店打ち込み番号を訂正することがあります。
緊張感がまだまだ足りないと反省しております。


 明日は讃岐の国へ向かいます。
昨年は、梅の花が咲き乱れておりましたが、今年の讃岐はどうなっているか分かりません。桜からみたら、梅の花はどちらかと言うと控えめで可憐なような気がします。派手さを抑えた咲き方、色合いにに郷愁を覚えます。
諺で言えば、「沈黙は金、雄弁は銀」に当てはまるような気がして、沈黙が梅で、雄弁は桜のような気がしております。               
 翌日には讃岐から、下野の国へ移動です。
春の北海道は初めてですので、不安がありますが秋同様頑張ります。
下野の国の催事が終了したら、暫らくの間江戸での生活になります。
約50日江戸での試練が待ち受けております。
前にも記しましたが、場所が変われば自ずとスイッチも切り替わります。
上手に切り替え試練を乗り越え、楽しく仕事を成し遂げたいと考えております。


 

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 江戸の催事も二日目が終了しました。
さすが、日本一の百貨店です。毎日沢山のお客様がご来場くださいます。
購入目的を持ったお客様、見学のお客様、常連客(試食魔)など多彩な方々が毎日です。

 今日は、小樽からの知り合いが会場に見えて、気の合った仲間と歌舞伎町に繰り出し「鰻」を食してきました。
「うなぎの鉄」というお店です。
以前、吉祥寺でも同じ名前のお店にお邪魔したことがあり、暖簾わけかなと思い、いてもみましたが若干違うようでした。

 佐伯泰英著、江戸時代長編小説の中に、宮戸川の鉄五郎親分が登場することは前に記しました。
多分、その流れのお店ではないかと想像しています。
沢山の種類の串焼き:白焼き:姿焼きを食し、唸るほど美味しかったです。焼き鳥とは全く違う感触で、脂が口の中を伝わり、舌でその美味しさを実感できました。まさに至福のひと時です。
世の中美味しいものが沢山あります。
関西は腹開きで、蒸さずに焼き上げ、関東は背開きで焼いてから蒸し、それをまたたれををつけて焼きます。
関西は歯ごたえ、関東はジュウシイーな鰻と理解していますが、どちらも甲乙付けがたい美味さです。


 讃岐の国の催事も江戸と同時開催で、お互い競い合って仕事をしていますが筑前の国の催事は中々苦労をしております。
全部が全部、好成績で終わることはありませんが、予想通りの成績で複雑な心境です。
所変わればお客様も変わります。
変わらないのは、連絡協議会のある?!常連さん達(試食魔)の行動です。
前に記した費用対効果が著しく低下します。今日の江戸は、やたらと常連客の多い一日でしたが、買い物客も沢山いらっしゃって助かりました。
江戸の常連さんは、若い女性が圧倒的に多く、その方々がそのうち母親になったらと思うと、空恐ろしいものがあります。
勿論白々しい中高年も見受けます。

 明日は、雨模様ですが荷物が沢山入るため、早朝よりの出勤が余儀なくさせられてます。早めに準備して、荷物の来るのを待ちます。
今日の「鰻」で元気を貰いましたので、大丈夫と暗示をかけて就寝です。



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健康
琉球から筑前を経て、江戸に入りました。
昨日から雪が降っていたようで、日陰には雪が残っていました。
昨年の夏は馬鹿暑く、今年の冬は全国的に寒いようです。
これからの時期は全国で「春から初夏の北海道物産展」が賑やかになりますが、すでに終えたところの成績は、昨年比80%くらいが多いらしく、北海道展も苦戦状況のようです。

 筑前で、毎度世話になる一茶さんへ出かけてきました。
がめ煮=筑前煮:あらかぶの煮付け魚:蓮根のキンピラ:ゴマ鯖:ごま鯵等を食し、最後は好物の玉ねぎと卵の味噌汁で〆ました。
相も変らぬ美味しさは、何となく心までが洗われる、そんな気持ちになります。


 お世話になっている方が出張先で体調を崩し、緊急手術との情報が入り驚くやら、心配するやらです。
私同様、全国を忙しく走り回っていた方ですのでなおさらです。
タバコを沢山嗜み、朝:昼はあまり食せず、夜にお酒を結構飲む方でした。
無事に手術が終わり、一日も早く健康を回復してくれることを願っております。


 健康。これの勝る宝はありません。
維持するには、適度な運動と、食生活が大事です。
勿論、もって生まれたまた、鍛えられた強靭な体力もあるとは思いますが、基本は、規則正しい生活と上記に記したことが一番大切です。
催事に出かけると、全く逆のことばかりの生活が多くなりますので、肝に銘じて健康第一の生活を心がけて職務を全うしてゆきたいと考えております。
明日からは三箇所の催事が始まります。
担当している皆に、健康第一とメールをそれぞれに送ります。


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費用対効果
琉球王国での催事も、残すところ後一日になりました。
その間、毎日のように沖縄料理を楽しみました。
やはり、ゴーヤと玉ねぎの梅肉和えが一番気に入り、殆ど毎日食しました。
魚好きの私でも、さすが鮮やかな色の魚たちは食しませんでした。
ソーキそばも苦手です。
函館人は、中太ちぢれ麺と塩味が一般的に好みだと思います。私も大好きです。
もっぱら、催事に出展している業者さんの試食ラーメンを味わい、やっぱりこれだと納得です。


 沖縄の所得水準、物価の安さからどうも当社のしゅうまいはお高いようです。有名メーカーの冷凍しゅうまいが基準らしく、なかなか販売に苦労します。試食して「美味い」とはいうものの、費用対効果は表れません。
また、ホッキ貝や、帆立貝の説明にも苦労が強いられます。
それでも、初めての所ですので頑張って試食をしていただきました。
通常の二倍の試食に対して、売り上げは半分程度でしたが、不思議にそれなりの数字が弾き出される現実にはビックリでした。
人生訓の「欲望が身の丈を超えてはいけない」の教えの通り、悲観する程の成績ではありません。

 化粧品会社で、眉墨が全国一売れないのは沖縄だと思います。
皆さん立派な眉毛をしています。顔が濃く、色黒も特徴のような気がします。プロゴルファーの宮里選手みたいな顔立ちが多いのも特徴のようです。

 明日は筑前の国に飛び立ち、翌日には江戸に入ります。
何とも忙しい毎日です。
暑かったり、寒かったりと体調管理が大変で、風邪を捕まえたような塩梅ですが、取り合えづ元気で働いております。早めの処置をして就寝です。
催事の費用対効果。永遠の課題のようです。
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類似
琉球王国での仕事も三日経過しました。
会場内は暑く、大量の発汗がありますが、楽しく仕事をしています。
この現場は、地味ながらも終わってみれば何となく売れている不思議な現場です。

 沖縄に来て、女性客を見れば圧倒的に髪の濃い方が目立つような気がします。北海道の先人達によく似ているような気がしてなりません。
彫が深く、目が大きく髪や髭が濃い。よく似ています。
エキゾチックな美人が多い国です。もしかしたら、以前勝手に美人ランキングを記したことがありますが、新潟の次が沖縄かも知れません。
あくまでも私の好みの問題ですので、万人には通用しないとは思いますが!

 琉球料理を毎日楽しんでいます。
始まりが10:30分、終わりが19:30分のためか体に余裕があります。
温室育ちの「ゴーヤ」は苦味が少ないような気がしています。
私は、ゴーヤチャンプルが好物です。落花生豆腐も美味しくいただけます。
酒は、本場「泡盛」で古酒を堪能しています。
初めて食した「ゴーヤと玉ねぎの梅肉和え」が気に入ってます。

 今朝起きて体調の変化に気づき、今日は真っ直ぐホテルに帰り大人しくしております。暑いときの発汗と違うような発汗があり、自己診断で内熱があると感じました。北海道を出るときの前の日に、のどの調子が思わしくない感じがあって、風邪かな?と思ってはいましたが、沖縄に来て発病したのかも知れません。何れにせよ長丁場の催事生活ですので無理は禁物です。

 
 沖縄は、全国学力テストで北海道と下から壱弐を争う県です。
お互いに島国。類似しています。
一日も早く北海道も、沖縄も下位に低迷しているのを脱却し、秋田県や福井県と肩を並べることを期待しております。
ともに甘えがある所などが、一番類似しているところではないかと考えます。

 地味に売れることも悪くはありませんが、少しは派手に売れることを期待して就寝です。
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琉球王国
 朝出かけた時と、午後到着した時の温度差が、なんと24度程違いました。
コバルト色の美しい海が、北海道の初夏を思わせる空気が暖かく迎えてくれました。ここは沖縄。琉球王国です。

 大分の郷土料理に「りゅうきゅう」と言うのが在ります。
切り身にした鯵、鯖等の魚に、醤油:ねぎ:ごまなどを混ぜて食べる料理です。私の好物ですが、ここにはあるのかな?
琉球大学:琉球銀行:琉球新報なるものがありますが、大分の郷土料理はなさそうです。

 息子の伴侶の両親が沖縄出身です。
過去に、観光やゴルフ、葬儀参列などで、都合4回ほど訪れたことがありますが、仕事で訪れるのは初めてです。
何処の地方でも初めてのところは緊張しますし、色々な考えが錯綜します。
なかなか、気楽に考えれない性格で今朝、薬を飲んできましたが夕方もう一回安定剤を服用しました。
適度なお酒は精神安定に一役買いますが、これから仕事ですので適わぬことで、薬に頼ってしまいました。

天気予報によれば、宮古島は明日、夏日だそうで、ここ那覇市も24度の予報です。昼に外に出ることはないので心配は要りませんが、暑いでしょうね!

 泡盛古酒を購入してきました。
仕事が終わったら、オンザロックで精神安定の為?!本場泡盛を楽しみます。
因みに肴は、沖縄豆腐と卯の花、そして野菜サラダです。オフの期間中少々肥えてきてましたので、減量に取り掛かります。
体重も仕事も維持することは中々困難ですね。
明日からどちらも頑張ります!
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始動
 2月1日プロ野球団が一斉にキャンプインし、始動しました。
いよいよ私も明日、6月までの長期催事が始まります。
プロ野球界のキャンプ地が多い、沖縄から始動です。
約50日間、オフを過ごし自主トレ?しながら家でのんびりと過ごしました。
関係者からの連絡によれば、今年の春は昨年同様厳しい情報しか入って来ませんが、頑張るのみです。

 オフの間、ずいぶんと沢山の試作を試みました。
完成した物もあれば、もう一工夫が必要の物もあり、試行錯誤の連続でしたが、楽しく研究できました。
秋にはデビュー出来そうです。

 北海道も立春を過ぎたら、突然日差しが春めいて来たような気がします。
一陽来複ももう少しです。
本州はそろそろ梅の季節です。そしてそれが過ぎれば、桜花爛漫の本当の春が訪れます。
昨年は高松で梅を、新宿御苑、石神井公園で桜を楽しみました。
今年も昨年同様の場所で楽しめそうです。

 厳しい戦いになると思われますし、長期間ゆえ沢山の試練が待ち受けていると思います。しかし、還暦元年の年、無理をせず淡々と仕事をこなしてきます。
寒い北海道から、暖かいだろうと思われる沖縄へ行ってきま〜す。


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便乗
 立春の前日が節分です。
丁度、冬至と春分の中間が立春です。南の国からはそろそろ梅の開花が届く季節となりましたが、北海道は春の到来にはほど遠く、これから冬将軍がひと暴れもふた暴れもする季節です。


 今日は、孫が幼稚園で鬼の面を持ち帰り、どうやら鬼の役をしなければならない状況です。自分の年だけ豆を食べればお腹が一杯になりそうな気もしますが、風習にならい孫と楽しくやりたいと思っています。

 北海道にはなかった「恵方巻き」なるものも、最近では定番になりつつあります。コンビニが仕掛けたとも言われておりますが、素晴らしい?便乗商法です。また、近年恵方巻きロールケーキなるものも登場して、新しい仕掛けに閉口です。もともと、恵方巻きは関西方面で昔からあったといわれておりますが、ロールも昔からあったのでしょうか?
菓子業界の便乗商法には、恵方巻きロールのみならず感心するやら呆れるやらですが、いずれにせよよく知恵が回ります。

 巧みに機を捉えて利用できる人が羨ましいやら、憧れるやですが、私は精々、人の車に便乗することくらいしか出来ない人間です。

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