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 なんとなくじめじめした九州とも明日でお別れです。
明後日、札幌に移動します。日本縦断です。

 
 今年の「北海道物産展」は、沢山の方の話を集約するとあまり良い方ではないみたいです。春の物産は悪いとは言ううものの、やりすぎ傾向は否めません。
これが「壁」なのかも知れません。
百貨店だけの問題ではありません。何とか壁を打ち破る努力を協働で考えなければなりません。
人生長い間生きてきていると、沢山の色々な壁と遭遇して、それを乗越えて
それぞれの現在があると思います。解決する方法も、それぞれです。
沢山の方の意見に耳を傾けるのも一つの方法ですし、書物から糸口を見つけることも出来ます。また、経験から、友人から、自らなど、沢山の解決方法が存在します。
壁を乗越えてこそ成長があります。

 当社は、「ホッキしゅうまい」「帆立しゅうまい」の二枚看板を大切に、軸ぶれすることなく邁進することが、どんな壁でもを打破る源と確信し進んで行きたいと考えます。
先にも書いたとうり、どんなことでも壁は出現します。
ダイエットなども良い例で、ある一定の減量は簡単ですが、いわゆる停滞期、これが壁です。これを乗越えることが出来る人が成功します。
禁煙も、勉強もそうです。
将棋の棋士みたく、何十手先を読むことが順調に行っている時に肝要です。(時には思わぬ壁が出現しますが)
当社も、今年の春が初めての壁に直面しているような感じです。
「美味しい」とお買い求め頂いた時は嬉しく、購入いただけない時間が長い時は悩みます。結果も大事ですが、過程が重要です。
発売以来5年を経過したマンネリという壁。再考を要します。
商品の見せ方の壁。お店の造り方の壁。金額の壁など沢山の壁があります。
薄い壁、分厚い壁、沢山の壁の中でも、特にマンネリ壁を破らなければ前へ進めません。


 「壁」それを乗越える勇気と決断が経営者に求められています。
人生って、そして商って「障害物競走」ですね!
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梅雨
 じめじめ、蒸し暑い九州におります。
毎年、この時期に御世話になっていますが、今年は特にじめじめしている様な気がします。
会場内も、冷ケースの排熱、揚げ物、蒸し物、焼き物が多く空調が殆ど利かない状況のため異常に暑く、お客様も大変です。
昨年、場所は違えど同じ九州で、会場内が40℃を超える暑さを体験しました。暑いのは平気な私でも、流石にぐったりきました。
毎日、4lほどの水を会場内で飲んでいますが、トイレに行く事はありません。全て汗となり塩が吹き出ています。
でも、助かるのは温泉付きのホテルに滞在できていることです。
ぐったりした体をリフレッシュさせてくれます。あらためて温泉の効能を、文字どうり肌で感じています。


 今日からもう一組が催事に入りました。
初めての所なので心配していますが、迷惑を掛けないで仕儀とをしてくれることを願っております。
また、明後日からは札幌駅前で二日間のイベントがあり、家が誰もいなくなる状態になります。
不安ですが、何事も起こらないことを祈っております。

 北海道は梅雨がないといいますが、函館近辺は何となく梅雨があると感じています。いわゆる「蝦夷梅雨」というやつです。
しかし、こちらの梅雨とは違いあまりじめじめしていません。
北斗市から七飯の山を見て、全体が暗いのに七飯の山だけ明るく見えると、昔の人は「あかやませ」と言ってしばらく曇天が続くそうです。
田植え時期がその時期のような気がします。
これが俗に言う「蝦夷梅雨」なのかも知れません。
風や雲で色々なことを判断した昔の人の知恵に敬服です。

 明日も梅雨空の中、熱帯職場に出勤します。
水分と栄養補給、十分な睡眠を確保し、体調を管理しながらあと六日間職務を果たしてゆきたいと思い、ベットインです。
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百花繚乱
 桜:梅:木蓮:れんぎょ:チューリップ:蝦夷山つつじ:こぶし:かたくり:水仙など、沢山の花が一気に開花し、その美しさを競い合っている北海道です。この後は、私の大好きな藤の花が咲きます。

 林芙美子さんは「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と色紙などに好んで書いたといいます。
女性を花にたとえ、楽しいはずの若い時代は短くて、苦しいことの方が多かった自らの半生をうたったものです。
林さんと、また育った時代の相違から、現代はあまり苦しいことが感じられない背景です。
勿論、全てではないとは思いますが。
林さんのうたとは別に、確かに花の命は短い!もう少し長く咲き誇っていただきたいとは思うものの、花たちはこの時の為に栄養を蓄え、寒い辛い冬を乗り越え華やかな開花を迎えている。短いからこそ見る者へ感動を大きくするのかもしれない。

 これからの時期、北海道は百貨店のバイヤーさん達で百花繚乱を迎えます。
北海道の広大さを認識していないバイヤーさんも多くおり、多分北海道はやっぱり広いと感じることと思います。
交通アクセスも都会から見たら不便ですし、何しろ距離が違います。
3泊4日で北海道を行脚する工程はバイヤーさんにとって過酷すぎます。
どこも厳しい環境の中での出張ですが、せめてあと一日の余裕をとることができれば、バイヤーさんも良い商談が出来るものと思います。
函館:札幌:小樽:旭川:帯広:釧路:北見などを回られるのが一般的のようですが、大変な出張だと同情します。
沢山の業者と商談し、それぞれの百貨店の秋の北海道展が、お客様で百花繚乱になることを祈念しております。

 四日間の充電?を終え、明日出発です。
堰を切ったように来客があり、総会があり、経理仕事があり、準備があり、資金繰りがありなど、ありありの四日間でしたが、家で、会社で仕事ができるのは能率がよくスムーズに進捗しました。
6月3日の帰宅まで、健康に留意し責任を全うしてきます。

P.S
 笑い話になりますが、夕方5時位に電話があり、「今、札幌に着いたのですが、ご都合は?」
「え?私の所から札幌まで、車で4時間ちょいかかりますよ」
「え!そんなに遠いの?」「はいJRでも3時間ちょいかかります」
4年ほど前こんなやり取りが現実にありました。
九州では、4時間と言ったら福岡ー鹿児島に相当するらしいです。
北海道はデッカイドウです。


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花冷え
 満開の「桜」「木蓮」「梅」が、そして家が暖房を入れて「お帰りなさい」と私を暖かく迎えてくれました。五月の中旬で暖房!珍しい現象です。

一か月前、東京で満開の桜を見た時、肌に感じる風は冷たかったのを覚えています。「ああこれが花冷えか」と思ったものですが、皐月に入ってからは、爽やかな初夏の気候になりました。その東京から北海道に帰って、空港を出る時に発した言葉が「ウオー、寒い」でした。体調管理に気を遣います。
桜が咲く頃、陽気が定まらず一時的に寒くなることを「花冷え」と言いますが、それにしても寒い北海道です。

 今年は春から忙しく、従業員の皆さんと花見も出来ずにおります。
ただ、これだけ寒いと「花見」気分にもなりません。
一次産業のみならず、サービス業に従事している沢山の方々もこの気候に閉口していることと思われます。四季のメリハリは全ての産業にとって、とても大事で、崩れると多方面に影響を及ぼします。
科学がどんなに進歩しても自然現象には敵いませんが、一日も早く安定した陽気になることを願うばかりです。

 来週からまた、三か所の催事に出かけます。
私の担当は、九州そして北海道に戻るというスケジュールになっています。帰宅は来月初旬です。
花冷えの北海道から、初夏の九州へまたまた体調管理が重要です。
美味しい焼酎に、美味しい肴。肌に感じる気温もそうですが、五臓六腑の体調管理も大切にします。
なんと言っても「健康」に優る宝は存在しません。


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分析
 旭化成に勤務していた頃、研究が行き詰まり研究室の皆で「因子分析」という手法を用いたことを記憶しています。
そもそも分析とは、ある物事を分解して、それらを成立している成分、要素、側面を明らかにすることであり、また、概念の内容を構成する諸徴表を個別に分けて明らかにすることをいいます。

 百貨店の催事に御世話になるようになってから、早いもので5年の歳月を数えます。そろそろ、商品:販売方法等の分析が必要になってきているのかも知れません。
常に良い成績を収めているお店の分析も必要です。
販売スタッフと「因子分析」の必要性を感じます。

 怖い反面、期待も持てます。
お客様のため:百貨店のため:会社のためにも早期に分析を行い、証明するべき命題から、それを成功させる条件へ次々と遡ってゆくやり方を実証しなければなりません。
時代は想像を超える速さで推移しています。
よく、自転車操業なる言葉を耳にしますが、頭の中は常に自転車操業的でなければ有為転変する世の中を生きてゆくことは出来ません。

 催事に出店した頃に満足していた数字と、現在の数字。身の丈を超えてはいますが、自分自身の意地が邪魔をすることもあります。 改めて、生きてゆくことの難しさ、身の丈の判断の難しさを実感しながら帰途につきます。
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変化
 10日間の催事が終了しました。
体の疲れを感じず、爽やかな天候に恵まれ、無事終了することが出来ました。

 3年前から御世話になっている百貨店ですが、以前と違って催事会場の客層の変化を感じました。(あくまでも催事会場のみ)
格調、品格を重んじる百貨店の原点とも言える重厚さが伝わるお店が、僅か3年で、と思うと時代の流れの速さを感じます。

 私の所も、変化が必要との認識を改めて感じました。
見せ方、説明の仕方、商品の味などの研究を徹底しなければならないと痛切に感じました。変化が要求されます。 世の中、変わっていい変化と変わらなくとも良いことがあります。
一瀉千里のごとく変わる現代は、その見極めが重要なような要素です。
常にお客様に飽きられないよう、同じ品物でも変化が肝心です。

 北海道物産展にも変化が現れてきているような気がします。
前から言っているように、北海道ブランドに胡坐をかいていてはいけません。
しっかり「北海道」という食文化にある原点を見つめなおさなければ物産展そのものが変化するような気がします。 春は、秋から見たら良くないとベテラン催事業者が異口同音に言いますが、果たしてそうでしょうか?
「北海道」というものをもう少し真面目に捕らえなければ「後悔先に立たず」になるような気がします。一部の人が跋扈する従来の手法に変化が必要です。
 
 生きてゆくことの難しさが身にしみます。
改めて、北海道物産展の全ての意味で、良い方向への変化を望み、自分自身もシフトチェンジが必要です。
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驚愕
 東京での担当催事も、残すとこ二日間になりました。
天候に恵まれ、爽やかな皐月の風を受けながら楽しく働いています。

 昨日、私のブログへのアクセス数が69件もあり非常に驚いています。
今までの最高は48件でした。一気に更新です。
通常、休日はアクセス数が少ないのが現実で、昨日みたいなことは一度もありませんでした。
つたないブログへお付き合いいただき有難うございます。

 ハイドン作曲交響楽第94番ト単調第二楽章のティンパニーの演奏が聴衆を驚かせたことから「驚愕交響曲」との別名もあります。
中学校時代、吹奏楽部に籍をおいていて、一年生のときティンパニーを担当していました。部活の先生から聞いたことを今でも覚えています。
二年生からトランペット担当になり、当時はニニロッソに憧れたものです。

 教育委員として卒業:入学式で挨拶をするとき、生徒の皆さんに「無限の可能性が秘められています。勉強とはその無限の能力を引き出す作業です。今の時代に引き出されたものは生涯忘れる確率が低い」というような事をよくお話します。
ハイドンもそうですが沢山のことが中学:高校時代に習得したものです。

 たしか「クラメールの法則」と記憶していますが、25x25=625の計算が瞬時にできる法則を忘れません。
ただし、法則には条件があります。上記の場合、一の位が足して10、十の位が同じ数字の場合、一の位を掛け算し、十の位の片方に1を加算して掛け算すると答えが出てきます。(5x5=25:2+1x2=6 625)
初めて聞いた時は驚きでした。

 毎日毎日、驚くことに遭遇しますがプラスの驚きの方が精神衛生上よろしいようで、今日もどんなプラスの驚きと出会うことが出来るか楽しみに仕事に出かけます。
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匂い
 今日から皐月。なにか天候までが一変したような印象を受ける朝を迎えました。
10日間の戦いが幕を開けます。

 江戸時代小説の勘定吟味役を描いた本、全八巻読破しました。
改めて、この本によって江戸の匂いを感じ取ることができ、この本をチョイスした喜びを噛み締めています。

 江戸幕府は、徳川家康の征夷代将軍就任から、15代慶喜による大政奉還までの約260年の間続きました。諸大名を統括するが、その領土へ直接手出しをしないやりかたで権力を行使してきました。
現在の政府を幕府、地方自治体を藩となぞったら違う形です。
幕府は直轄領のみの政治を担う機関であったということが読み取れ、従来から持っていたイメージとの相違に浅学さを感じました。

 
江戸も明治もそして現在も、政治は別な世界に立つ人がやることで、私達庶民には関係ない。江戸時代でいうお上ご一任の気質がそのまま受け継がれしまっていることに気づきます。
明治維新だって元はといえば、下級武士による不平不満が爆発したのであって、庶民の状況には変化がなっかった。今も昔も庶民は諦めているような気がします。
汚職は政治家の、裏金は一部の公務員の代名詞にもなっているように、権力のあるところに腐敗が生じます。
その最たるものがお金です。
汚職の匂いのついたお金、裏金の匂いがついたお金。嗅覚の判別は無理ですが、感覚的に、経験から分かる匂いも存在します。
この本によって、自分が江戸時代にタイムスリップした感覚を受け、ある時は勘定吟味役に、またある時は八代将軍吉宗になったような自分がいました。
とても面白く、楽しい本に出合えて幸せでした。

 今日から、私の担当の10日間が始まります。
昨年のシルバーウィークが好調でしたが、今年のゴールデンウィークはどのような展開になるか分かりません。
淡々と職務を全うするだけです。
爽やかな皐月の風に乗って、期待ができる匂いが届くのを願うばかりです。
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