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展開
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2019.06.15 Saturday 22:55
俗に言う、彩の国の浦和。
この地の現場、地下催事もあと三日となりました。
私にとって、121日間の催事の最終ですので感慨深いものがあります。
この地は、現場の雰囲気も良好ですし飲食も私にとってとても嬉しい所です。
お邪魔するお店の店主はじめ、従業員の皆さんが買い物に来てくれます。
とても、有難いことではありますが恐縮する自分も隠せません。
一連の北海道物産展を見渡せば、近年、北海道をより知って貰ったり、北海道で育った人に提供する商品がどんどん少なくなり、儲け主義の催事が展開されているように思います。
この業界で生きていく上には必要なことなのかも知れませんが、北海道で育った人には理解が難しいと考えます。
懐かしくてご来場下さる方々には申し訳なく思いますが、現在はそんな展開で北海道展と言う催事が催されていると感じます。
売れ行きが伸び悩めば次の商品を展開する勇気と決断には舌を巻きますが、本来の姿から逸脱している事実は個人的に否めません。
しかし、主催者側が良しと判断しての出店ですので私から言うことではないかも分かりません。
催事という形態の展開は、その地のどうのこうのではなく、どこかで結びついていれば良しとういう現状なのかも分かりません。
結局は、私が今の北海道展に馴染めない一人なのかもです。
ただ単に、自分の「しゅうまい」と言う商売の完結を考えている訳ではありません。
純粋に北海道と言うものを物産で知って貰う展開よりも、類似品で売り上げを沢山上げる業者さんの展開に興味がある主催者が多い事実は本末転倒していると言っても過言ではないと思います。
主催者の環境がそれだけ厳しい状況におかれているのも垣間見えます。
しかし、そんな状況を作ったのは主催者です。
手を入れるのは頭でわかっていてもなかなか難しいことは分かっていますが、本当の展開を試みる努力は、結局はお客様を満足させることだという事実は変わりません。
そんな私も北海道で育った人には全く馴染みのない「しゅうまい」を販売させていただいています。
しかし、北海道の素材を使用しての展開に自信がありますし、矜持も持ち合わせています。
ただ、全く新しい物への挑戦であったことは否めません。
| karyuhokki | 日記 | - | - | -
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