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瀬戸際

 大相撲日本人横綱「稀勢の里」が瀬戸際に追い込まれています。

横綱の品位や力量が見当たりません。

日馬富士との一番で、大きな怪我をしたとの記憶がありますが、相撲は怪我をすると相撲人生が瀬戸際に立たされることの多い競技です。

何とか頑張って横綱を死守してほしい気持ちはありますが、勝負の世界はそんな簡単にいきません。

 

 

 

 催事仲間で元お相撲さんに連れられて、元十両力士が経営する「ちゃんこ屋」で食事をしたことがあります。

場所は福岡です。元高砂部屋のお相撲さんだったらしです。

まだ、稀勢の里が横綱になる前です。

こんな話が思い出されます。「稀勢の里が横綱に中々なれないのは、立ち合いが悪いからで、立ち合いを直したらすぐ横綱になれるお相撲さんです。私は何回か手紙を出し、30分でいいから私の話を聞いてくれと懇願したそうですが、返事は全く来なかった。福岡場所に来た時、また手紙を渡してやはり30分でいいから私の話を聞いてくれとお願いしたが、取り合ってくれなかった」

と言ってました。

相撲のことは好きですが、立ち合いとかよく分かりません。

その大将は、この様な立ち合いをしなければならないと、実際に我々に見せてくれました。

稀勢の里の立ち合いは「棒立ち」と酷評してました。稀勢の里の立ち合いと、大将が教えたかった立ち合いを生で見て、なるほどと思ったのを記憶しています。

その時の印象はとても恰好よく、綺麗でした。

 

 

 

 大関が元十両の話など聞けるか的な矜持があったのと思いますが、例えば、プロ野球の世界では名選手が名監督になる訳ではありません。

個人的に、話くらい聞いてやったら、もしかして今、相撲人生の瀬戸際に立たされなかったかもと思うと、何か残念な気持ちになります。

その元十両の人がいう立ち合いが正しいかどうかは分かりかねますが、耳を傾ける行動も一考に値したかも分かりません。

瀬戸際ではありますが、頑張って欲しいと思います。

 

 

 

 横綱は出場する際には、常に最高レベルの相撲内容と成績が求められ、地位に君臨するにはふさわしい品格と力量が求められます。

私は、白鵬を見ていると成績はともかく品位の無さに幻滅します。

相撲内容も横綱らしくない相撲が目立ちます。

そして、懸賞金を貰う時の仕草は全く品位を感じません。

朝青龍の時も思いましたが、親方は何を指導しているのかと首を傾げたくなります。

朝青龍は左手で懸賞金を貰いました。

親方が弟子に何にも言えなくなったら、仕来りを教え込めなかったら相撲界の将来に暗雲が立ち込めます。

協会も何も言えない現状に飽きれるばかりです。

稀勢の里同様、相撲協会も瀬戸際に立たされる時が近い将来訪れるかも分かりません。

「国技」ということをもう少し掘り下げて運営をして欲しいと望みます。

 

 

 

 

 

 

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