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己亥
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2018.12.29 Saturday 09:35
来年の干支は「己亥」(つちのとい)です。
毎年、干支のことを年末に更新しますが、40年ほど前に講演で聞いた「干支」の話が面白くて、少々勉強したことがある為に
ブログに記してます。
そもそも干支とは、古代中国で紀元前に誕生したと考えれています。
十干と十二支はともに「草木の成長に例えられる」という共通点があります。
来年の己は、草木が十分に生い茂って整然としている状態であり、亥は草木が枯れ落ちて、種の内部に生命力がこもっている状態を指します。
亥の年は、翌年から始まる次の種の成長に備えて、
個人は、知識を増やす、精神を育てる
組織は、人材育成や設備投資、財務基盤を固める
など、外に向けての活動でなく、内部の充実を心がけると良い年と言われています。
十二支の動物は、民衆が覚えやすい様にセットされたものらしいのですが、よく、寅年の生まれの女性は気が強いとか巳年生まれの人は執念深いと言われます。しかし、十二支の由来とは関係ない後付けの迷信らしいのですが、まんざら迷信でもないような気がするのは私だけでしょうか?!(笑)
因みに亥は猪肉の栄養価が高く病気予防になることから、無病息災の象徴とされています。
また、亥年ですから成果を出すべく「猪突猛進」することも抱負としてはいいことかも分かりません。
亥年は選挙の年です。
統一地方選挙が四年後と、参議院選挙は三年ごとなのですが、二つが重なる最小公倍数の12年にあたるのが亥年です。
因みに、亥年の参議院選挙は自民党が弱いというジンクスが存在するらしいです。
「亥年現象」呼ばれているそうですが、来年はどうなるのでしょうか。
60年に一度の割合で同じ干支が現れます。
還暦はそれを表します。
40数年前の講演で、60年前起きた出来事が、60年後に同じような出来事が起こる可能性が大であると聞いた記憶があります。
60年前は、現天皇が皇太子時代に結婚した年でした。その天皇が退位するとのことも何かの縁かもしれません。
また、甚大な被害を出した伊勢湾台風も60年前の己亥の年でした。
そして、最大の懸念は亥年に地震が多いと言われていることです。
1707年宝永地震・富士山宝永噴火:1923年関東大震災:1983年日本海中部地震。三宅島噴火:1995年阪神大震災:
2007年新潟県中越沖地震が亥年に起きています。
近年、大雨による災害も続いていて、起こりやすくもなっています。
亥年に限らず、災害への備えが必要です。
この機会に見直してみることも一考です。
| karyuhokki | 日記 | - | - | -
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