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芝浜

 都内のホテルで安閑とした生活も三日目、テレビには一切スイッチを入れずパソコンのYOUチューブや時代小説に夢中になって過ごしています。

勿論、十分な睡眠をとっていて昨日は23時に就寝、起床は11時でした。自分でもびっくりするほど良く寝れます。

 

 

 

YOUチューブで落語と漫才と音楽を楽しんでいます。

「芝浜」という古典落語。以前に聞いたことがありますが、江戸若手落語家四天王と言われた「立川談志」と「三代目古今亭志ん朝」の芝浜をじっくり楽しみました。

どちらも甲乙つけがたいお話の上手さに感動しました。

同じ演題でも語る人、演じる人によって全く違うことがありますが、この二人は相違はあれども話に引き込まれるのは名人芸だからと感じます。どっちが上手とかで済まされない技量を持っています。二人とも素晴らしい落語家さんでした。

芝浜は、夫婦の愛情を暖かく描いた屈指の人情話と思います。ふと、自分に置き換えた場合どうなのだろう?そんなことも考えさせられるお話です。

 

 

 

 立川談志さんは、古典落語に広く通じ、現代と古代との乖離を絶えず意識しつつ、長年にわたって理論と感覚の両面から落語に挑み続けた屈指の落語家さんです。

一方、三代目古今亭志ん朝さんは、落語家五代目古今亭志ん生の次男で、兄は金原亭馬生、姪に女優の池波志乃さんがいて、落語界のサラブレット言っても過言でない噺家さんです。

63歳と言う若さで亡くなりましたが、栴檀は双葉より芳しを地でいってた人と認識し、とても勿体無い人物と思います。

いま、古典落語をじっくり聞かせる噺家さんはどのくらいいるのでしょうか?(逆に、古典落語聞きたいと思っているお客様は、これまたどれくらいいるのでしょうか)

落語の原点と言える古典落語は、歌舞伎と同様これからも日本の文化として末永く残っていただくことを願っています。

笑いや、悲しみのお話の中に、自分のことを考えさせられる切っ掛け存在するような気がします。

 

 

 

 

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