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超越

 明日で今年の当社の催事が終わりを迎えます。

皆で良く頑張ってきました。改めて、関係者は勿論のこと、当社の従業員の皆さんに感謝申し上げます。

来年のオファーがすでに届いているとの情報に、考える間もない月日の流れを感じます。

お断りするところがまた出てくるだろうと思いますが、出来るだけ期待に応えていきたい気持ちに変わりはありません。

しかし、物理的にできないものはしょうがありません。

当社の実力を超越したオファーは有難くもありますが、仕方ない部分も存在します。

 

 

 

 最後の現場の江戸地では、昨年を大きく超越した数字を残させていただいております。

何がどうしたのかは理解できませんが、昨年を上回ることは良いことと認識しています。

来年、この百貨店さんはは閉店しますので、当社にとって今回が本当の最後の催事です。

ある意味、とても勿体無い気持ちで一杯ですが、経営陣が下した判断はいかんともしがたいです。

もう一店舗も同様に閉店しますし、越後のお店も閉店です。

これから、更に閉店するところがあるかもしれないことに大きな懸念をしてはいますが、世の中の流れには逆らえないのが実情です。

超越した経営手腕が期待されますが、普通のことを超え、ずば抜けた才覚が無ければこの危機を乗り越えることは不可能です。

しかし、そんなことが簡単にできるはずもなく、百貨店業界のこれからの展望が暗中模索の時代に入ったといっても過言ではありません。

 

 

 

 

 他の小売業の超越した存在だった百貨店がいま、危機に陥っています。

北海道で「拓殖銀行」が倒産した歴史は記憶に新しいですが、近い将来百貨店さんにも押し寄せる可能性は否めません。

それだけ厳しい世の中になってきているという現実は曲げられません。

商業界の限界や枠を超えて、色々な手法で消費者に訴える商法が盛んになってきています。

安閑としてはいられないのが今の百貨店業界です。

知恵を絞り、らしさを前面に押し出し、生き抜いていく努力はますます重要になってきます。

世の中の潮流は、十分な休暇が必要なことのようですが、そんなことに甘えていては生き抜くことが困難になると考えます。

今のこの業界は私的に休みすぎです!

けれども、それを許さないのが今の世の中です。

ただ、休みが首を絞めつけるという現実を理解して欲しいと思いますが、到底無理なことと認識しています。

 

 

 

 人間の一般の経験や範囲の外に出て考えることがこれから生き抜くために重要なことと思います。

いずれにせよ、生きていくことの難しさが益々増大する世の中になっていくような気がします。

 

 

 

 

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